尻拭い?
シ「おい、患者。なんでこんなに遅くなったの?」
患「それは、文が纏まらなかったからで…………」
シ「…………」ブワァァ
患「ま、待て!それは洒落になんねぇ!話せば分かrーーーー」
シ「問答無用ォォオオオ!!!!」
患「ぶべらぁぁぁぁぁ!!!!」
ーーーーその日、新たな星が出来た。
↓本編へGO!↓
レベルが上がり、ステータスも上がった。その上、現実世界の身体の補正が10%も入っている。
少し身体が軽くなったような気がする。……気がするッ!
見ると、ブラックドラゴンの死体は消え、ワープゾーンが出現していた。
迷うことなく、ワープゾーンで、帰還する。
着いた場所は、当たり前だが、《竜口》だった。
辺りを見回してみる。何も変わった様子はーーーーあった。
誰かが、レッドゴブリン(一番最初の中ボス位の強さ)を、トレインしていた。
ーーーーふぁ!?
誰だよ、あんな非常識なことしてるやつ!?
そう思って、そのトレインに近づく。
「にゃ、にゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
盗賊っぽい格好をして猫耳っ娘が逃げていた。叫びながら。
「お、追いかけて来るにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
……はぁ、助ける……か?
否!帰ろう!!
「しょこの人ぉぉぉぉぉぉ!!見てないで、助けてにゃぁぁぁぁぁ!!!!」
…………マジか。気配を出来るだけ殺してたんだけどな……
「だが断る!」
「その断りを断るにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
……はぁ、仕方がない。本っ当に仕方がない。
「…………それなりに、報酬は貰います…よっ!」
硬くした尻尾を腕に巻き付けて、例の『低空飛行っぽい走り』を始める。(長い……
そのまま、腕を前に薙ぎ払って、八匹いるレッドゴブリンの二匹のHPを吹き飛ばす。
すぐに着地をして、振り向きと同時に、今度は三匹分のHPを吹き飛ばす。
それだけの、わずか十数秒のうちにも、トレインは進む。
薙ぎ払うのも、効率が悪いので、ちょっとした号令をかける。
「そこの人!伏せて!」
「へ?どういうことにゃ?」
と、(もうMPKでいいや)が振り返ろうとする。
だが、レッドゴブリン共は止まらない。その間に、レッドゴブリンの背後に、移動して、二体纏めて貫く。
振り向いた瞬間に、レッドゴブリンの顔が見えて、かと思ったら、二体纏めて胸を貫かれて、顔に血がベチャッと着いたMPKは、さぞ腰が抜けている様子だ。
その場にMPKは座り込んでしまい、猫耳を垂らして、その……足元の水たまりから湯気が出ていた。
MPKの名誉のために、具体的には言わないでおこう……いや、MPKに名誉なんてあるのか?
否!さっき、言わないと言ったが、あれは嘘だ。前言撤回する。
MPKは失禁していた。目は、焦点が合っていない。目の前で、手を振ったり叩いたり、声をかけてみるが返事がない。意識がないようだ。
『紋章魔術』の『サー・ヴァ・ルース』を使って、特大の電撃を流し込んでみる。
「ふべらひょほにー!!」と、謎の奇声を上げて真っ黒になったMPKは、数秒後、目を開けた。
すぐに、「ここは、どこにゃ!?」などとほざいているが、その前に一つ。
「布は貸すから、それ拭いてよ」
僕は、鼻をつまみながら、空いた片手で、水たまりを指さした。




