第1話 はじめに
「なろう」にはたくさんのファンタジー物語があります。
私も読者のひとりとして毎日のように楽しんでいます。お気に入りの話の更新が待ち遠しいですね!
ただ、多くのファンタジーの舞台は作者様が作り上げた世界。読者にその姿がはっきりと想像できるとは限りません。例えば、主人公が冒険者ギルドの依頼を受け森に赴く。その時、「その森ってドコよ?」と思うのは私だけではないはず。「作者様、できれば地図も作って欲しいなぁ」というのは読者の願いであると思います。
そんなことをつらつらと考えているうちに、ふと思ったのです。趣味でPCの画像ソフトをいじくり倒している私がもしかして例外なのでは、と。作者様を含む一般のかたはそんなものには馴染みがないのではないか、と。……当たり前ですねそうですね。
実際にやってみると、空想の世界の地図を作るというのはそれほど難しいものではありません。子供の頃、ノートに落書きで描いたりしませんでしたか? お絵かきソフトの機能を上手に使えば、ある程度見栄えの良い地図を作るのは手描きより簡単なくらいです。「ちょっとしたコツを使って、思い切り手を抜くこと」……これが地図作りのキモです。
私が試しに「ファンタジー地図」を作って、その過程をご覧になった作者様や読者様が「これくらい俺だって出来るぜ?」と思ってくだされば。……もしかすると「なろう」のファンタジー物語に挿絵が増えるかも?……しれません。そんな下心でお送りします。
ファンタジー地図を作ってみよう。