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20/42

ここまでの補足説明と少しばかりのIF

本当にエルゼリアが嫁いでいたら?


仮にエルゼリアがお屋敷に入ったらドレスを着ても不格好にならず、

普通の公爵夫人の格好になれる為、卒業後はそのまま

王都のボルフォード家の屋敷でドレスを着せられて、

王城に登城することになるでしょう。

そして王妃様に認められて直ぐに「カート」から手枷を外してもらえます。

そのままボルフォード公爵夫人に任命式を熟してもらい、

ボルフォード領へ連れて行かれます。

そして到着後は執務室に連れて行かれ普通に侍女達の質問に答えて、

食事をした後、自室へ連れて行かれてボルフォード家の細かな仕来りを、

覚える毎日を過ごしながら婚礼衣装にサイズを合わせるべく、

生活していく事になったと思います。

エルゼリアなら普通に出来た予定がソフィアになった事で、

全て崩れ去ったというのが公爵家の使用人達の本音でしょう。


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ソフィア・マリスの建前と本音


平等とか言っていた割に使用人達への挨拶は適当で、

未来の女主人としての自覚はありません。

そして肝心のソフィアは基本的に自分が可愛いのです。

だから周りが何とかしてくれるのを待ちます。

ですから自分が苦しくなったら周りの誰かに苦しい事を擦り付けるのです。

学園で正義を語っていられたのはカーディルが味方になってくれたからですし。

ソフィアはカーディルの「公爵子息」という響きを最大限に利用しましたから。

そして何も言わずにソフィアの言った事を裏で叶えてくれたエルゼリアが、

いたからイベントは行われ正義を語れたのです。


言い方を変えるなら必死にイベントの開催までこぎつけたエルゼリアに、

「もっとマシな形のイベントにしなさいよ。役立たずなんだから」

と、手伝いもせずただ見ていただけのソフィアがカーディルにの後ろに隠れて、

ケチをつけまくっていたのですから。

ボルフォード家にはドレスが苦しいからと言ってサイズを直してくれる、

エルゼリアはいないのです。

質問が解らないからと言って代わりに答えてくれるエルゼリアもいません。

ボルフォード家にはソフィアの願いを叶えてくれる人は誰もいないのです。

苦しくても「自分で」願いを叶えなくちゃいけないという状況に、

誰も助けてくれない状態に初めてなってしまったという事です。


その上、使用人達に対して既にやらかしています。

食堂で自分が苦しいからと適当に頭を下げました。

相手の使用人は、しっかりと挨拶したのにも関わらす、

早く終われと言わんばかりに作り笑顔すらしないで適当にこなしたのです。

もちろん使用人達は気付いていますね適当な公爵夫人候補だと。

自分達の主候補は、自分達をちゃんと見てくれないと態度で示しましたから。

「皆に愛される公爵夫人」なんてとてもとても…

国に嫌われ、使用人に嫌われ、それでも自分は「愛されている」と思い込んで、

生活しているのが現在のソフィアです。

現実と理想のギャップに苦しんでいると言えば、聞こえはいいですが、

結局の所、彼女の言葉はエルゼリアの用意したお膳立てとカーディルの持つ、

公爵令息と言う肩書の下「正義を執行した」時にしか、

周囲に響かなかったという事です。


大変ですね。


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学園では優秀に見える?



ソフィアは運が良かったのでした。

ゲームの強制力…があったのかどうかは解りませんが上手くいく舞台が、

学園には既に出来上がっていたのでそこにソフィアが乗る形となっていました。

エルゼリアとカーディルの仲が良好ではない事を良い事に、

カーディルの「心の闇」を刺激してあげて「貴女は間違っていないのです」と、

免罪符をカーディルの与えて、怒りの矛先をエルゼリアに向けてあげたのです。

そしてエルゼリアのイベントの円滑な運営の為に行った「調整」と「忖度」を、

「不正」として糾弾し他者を先導して周りを味方に受けて正義を語ったのです。

不思議に思われない程度には人々を煽り「悪」を用意する事が出来ていました。

ですが、「悪」が無くなれば、ただの人なのです。


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ソフィアの心情と彼女が描いていた未来予想図


気付いている人も多いかも知れませんが、

もうソフィアの考えはめちゃくちゃになっています。

都合の良いように考えて与えられる苦痛から逃げようと必死なのです。

「楽しい公爵夫人生活」だけを夢見て、

現実に訪れた「苦しいくて、痛い生活」から逃げるべく都合の良い事を、

頭の中で考え続けているのです。

だから「逃げられる」と簡単に考えていますし、

都合よく脱走の機会があるって思い込んでいるのです。

今回の夜の脱走で湯あみの後は鍵付きの足枷とコルセットに貞操帯が、

彼女の夜のスタイルになっています。

普通に考えたら足枷を嵌められたのでもう逃げれないのですが、

鎖が無限に伸びるって意味不明な事も考えているのです。

そしてハクバノオウジサマ(助けてくれるならカーディルでなくてもいい)が、

来てくれるって思っているんですよねぇ。

ソフィアの考える「愛」は言葉以上に軽いもので、

自分を甘やかしてくれる人なら誰でも「愛せる」でしょう。

乙女ゲームならハーレムが築けるくらいヒーロー達に「愛を囁ける」って、

言い方を変えれば相当相手を考えず無差別に「愛している」とか、

「貴女だけ」とかいう言葉を不特定多数に言ってきたという事でしょう。

でなければ卒業バーディーで楽しい断罪の時にヒーロー達が、

味方に付いてくれませんから。

カーディルとの愛も築き上げた「ハーレムの中」で一番条件が良いから

選んだにすぎないのかも知れません。

自分が楽になれるのであれば誰にだってソフィアは「愛」を囁けるのですから。


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実はすげえヤバイ事になりそうなソフィアの教育


なんにせよ何年もかけて事前準備していた「令嬢」だから、

何とかなるレベルの「教育」がボルフォード家には用意されていました。

けれど来たのは「男爵令嬢の教育」も満足にこなせるのか怪しい令嬢。

おかしな「正義」さえ持っているから「教育」を施せる下地すらないのです。

教育係の侍女達は「教育」する事をあきらめざるを得ませんでした。

なので心と体に無理をさせてでもたたき込むのです。

それは言い換えれば野生動物に対する「躾」と同じなのです。

ボルフォード公爵夫人が、ソフィア・ボルフォード公爵夫人候補に

施すのは「教育」ではなくて「躾」となってしまいました。

今のソフィアはボルフォード公爵夫人にとっては、野生動物と同じなのです。

ソフィアが無能だとバレたらそれはそれは酷い事になります。

魔法もある世界ですから、傷が出来ても治せるんですよねぇ…

矯正具の締め過ぎで骨が折れたり「躾」と称して乗馬鞭で思い切り叩いても、

治癒魔法があるから大丈夫なんですよねー

なにせソフィアにとって公爵家の常識は「理解できない事」ですから。

物凄い反発しますし言葉が通じなければ体に教え込むしかないですから。

「体罰がいけない事」なんて常識はこの物語の世界にはありませんし。

王家からの招待状の手紙だってもう公爵家に届いてしまっていますし、

何時までも沈黙し続ける訳にはいきませんから。

ボルフォード公爵夫人は使える手ならなんだって使って良いと、

侍女達に許可するでしょう。

一日でも早く王妃様の前に連れて行かないと公爵家の威厳にも関わりますから。

叩いて体に教え込めたのなら、いくらだって叩いて教え込むでしょうね。

さて、苦しくなることはあれど楽になる事は無い「躾」は何時まで続くのか。

そしてソフィアはちゃんと「国の為の公爵夫人」になれるのでしょうか?


とっても楽しみですね!


読者の皆様はソフィアに受けてほしい「躾」ってあるのでしょうか?

聞いてみたくもあります。


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やたらと外伝なのに続いてしまっている訳


これは単純にエルゼリア編で語った事を文書化してるからです。

「悪役令嬢はなにもしない」は、展開をどうするか考えながら、

設定を積み上げる形で物語を作っていました。

けれど「正義を語り続けてはいられない」は、

ソフィアの失敗を書けばいいだけなので、

彼女が崖から転げ落ちる事を書くだけで話が進められるので書くのが楽です。

けれど普通に書いたら、


《ただソフィアが公爵夫人教育受けるお話》


に、なっていました。

これはない。

「ざまぁ」になっていないと思って色々書き足した結果がコレです。

読んでてドン引きされるくらいソフィアが嫌がって泣き叫ぶ状態を書かないと、

「ざまぁ」になっていないと考えています。

だって「言う事聞かされてお勉強して物を運ぶ」だけですから。

どんな「姿」だって、「住む所」があり、「食べる物」も与えらるのですかから。

衣食住は侍女達の考えと学習のノルマさえ達成できれば「公爵家」が、

保証してくれますから。

簡単に書いたら「ざまぁ」に見えなかったんです。

なので今回も前回も元の状態から300%以上追加で書きました。

これでなんとか、苦しんで苦労している様に見えるんじゃないかなぁと…

ちゃんと「追放系ざまぁ」と同じ位酷い目にになって、

ソフィアは「躾系ざまぁ」にあっているんじゃないかなと思っています。


引き続き「ざまぁ編」である、

ソフィアが受ける「躾」と「絶望」をお楽しみ下さい。

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