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陰陽師

「はい!連休明けですが、たるんでいませんか皆さん?今日も一日頑張りましょう!」


 やっと校長の話終わるな

 にしても長いっ!

 なんで校長ってこんな話長いわけ?何?スキルなの?

 それとなんで俺は委員長に睨まれてるわけ?


「はっ!」


 まさか俺の魅力に気づいてしまったのか...?

 とりあえずウィンクしておこう


「!?」


 あらあら下向いちゃってもう

 そんな照れるかい!

 はっはー罪深き男よ俺は


(き、気付かれた...!?一体どんな手で...()()()()()()を使っているのに...試してみるしかないわね....)


 委員長ブツブツ言ってるけどどうしたんだろ


「ん?なんだこれ...ヒャハッ...く、くすぐった...ひゃはは」


 おっと視線を集めてしもうた


「お、おい高崎どうした?」


「あ、あぁちょっと背中に虫が入ってさ、くすぐったくて」


「そっかーびっくりしたぜ急に笑い出すから」


【術者からの攻撃を確認】


【使用者を確認しますか?YES・NO】


 あ、またウィンドウ出てきた

 周りには見えてないのか

 とりあえずYES


【呪術使用者名【篠坂美依】】


 えぇ!?委員長じゃん!


【篠坂美依のステータスを確認しますか?YES・NO】


 見る見る


【高崎光太】

【ジョブ:陰陽師】

【Lv:1】

【体力:200】

【攻撃力:20】

【魔力:300】

【防御力:570】

【スキル】

 呪術・式神・

【パッシブスキル】

 無し


 陰陽師でしたー

 まさかの同級生が陰陽師でしたー!

 てか居るんだな陰陽師って

 架空の話かと思ってたわ


 いや俺がこんな状態(ステータス)なんだから無くはないわな


(き、効かない....あくまで使用したのは最下級呪術だから吐き気や失神するとは思ったのに....そもそもその霊気は何なの...連休前まではただの生徒だったのに....あの霊気、師匠並、いや...遥かに超えてる....!何者なの)


 _________________


「あーやっと帰れるー」


 でも体は疲れてないんだよなぁ

 これもステータス効果なのかな


「高崎くん、ちょっといいかしら」


「やぁ委員長どうしたの」


「話があるの」


「すまない委員長、俺はもう決めてる人がいるんだ」


 アイドルの愛華ちゃん!そうなんだって俺はゲーマーだが生粋のアイドルオタクなのだよ!


「は?全然違うから、とりあえず来て」


「あっはい」


 トコトコと委員長の後ろを着いて歩く


「こんな人気のないところになんで...はっ!まさか襲うつもり!?ちょっと委員長困るよ!俺の初めてはまだあげ「黙って」」


「オーライ」


「高崎くん、単刀直入に聞くわ、君はどこの流派なの?」


「流派?なんの?」


「とぼけないで、君のその霊気よ!只者じゃないわ!」


「あぁ、そう言えば委員長陰陽師だっけ」


「そうよ、隠すつもりは無いわ。なんたって君も陰陽師なんでしょ?」


「違うよ」


 !?何だこの感覚...

 身体中がゾワゾワする


【スキル:気配察知に反応がありました】


【妖魔:鬼が迫っています。鬼が篠坂美依を襲います。】


「委員長危ない!」


 委員長の背後にいる何かに思わず拳を出した


 ブクシュ


【妖魔:鬼の討伐を確認】


【スキル:式神を獲得】


「た、高崎くん...今、何したの...」


 委員長が口をがんぐりあけてこっちを見ていた


「なんか鬼が委員長襲ってきたみたいだよ」


「そ、そんなの分かってる!どうやって倒したのよ!」


「殴って?」


「呪術を使わないで!?」


「だから言ってんじゃん、俺陰陽師じゃないから」


「そ、そう...今日のところはいいわ!帰りなさい」


「あっそう、お疲れ」


(ありえない...あの鬼を...素手で?か、怪物よ、高崎光太。それに陰陽師じゃない?ありえない、有り得るはずがない!陰陽師じゃ無ければあの霊気に説明がつかない!とりあえず師匠に連絡しましょう...)


 その頃高崎光太は





「俺つっよ」



 浮かれていた

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