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同居人はメリーさん!?  作者: ジェームズ
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未知なる出会いはすぐ側へ

なろうへの初投稿です!所々日本語がおかしな点もあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

俺の名前は居鳥秀(いとり しゅう)そこら辺にいるごく普通の男子高校生だ。



いや、、、だったという方が適切だろう、、



俺はある日を境に幽霊が見えるようになってしまったのだ、、、



なぜ見えるようになったのかは俺にも分からない。



思い出そうとすると何故かモヤがかかっているような感覚に陥る。



俗に言う記憶喪失と言うやつだ、、



そして今現在進行形で幽霊の女がすぐ後ろを着いてきている、、、



見た目推測すると俺と同い年かそれ以下か?、、、



幽霊だから歳とか関係ないけどな!



俺をつけてるわけじゃないよな?

他の人をつけてるだけだよな?

俺はそう信じ込むことにした




だって不気味すぎるだろこんなもん!




俺は昔からこういった幽霊や未確認生物がどうも苦手で、お化け屋敷も行ったことがない。



だが、今はれっきとしたリアルワールドだ。

こんな時幽霊に出会ってしまったら、、、



「逃げるしかないだろ!」



俺は全速力で家へと逃げ帰った



女幽霊が

「あっ、、ちょっと待ってください、、」

とか言ってた気がしたが気のせいだろう、、



やっとの思いで家へたどり着けた、、

なんだったんだ、あの幽霊は、、


「し、、死ぬかと思った、、」

だがまだ油断はできない


しかし辺りを見渡したがあの女幽霊の気配はなかった。

どうやら逃げることに成功したようだ。



よくやった俺!



だがまた何かしてこないとは限らないからな、、



俺は急ぎ足で家に入った。父も母も仕事で家に帰ってくること



さて、飯でも作って今日は寝るか



などと思っていると、いきなり俺の携帯に着信が入った。



こんな時間に誰だ?セールスなら間に合ってるってのに

さっさと出て断ってやろう



「はい、居鳥でs」



「あの、、!私メリーです!今、円楽公園にいます、、」



そう矢継ぎ早に言うとすぐに電話は切られた。

おや?可愛らしい声の子だったじゃないか、、、、ん?



って!?今メリーって言ったか!?



メリーで電話と言えばあの有名なメリーさんの話とそっくりだ、、、



電話で「もしもし?私メリーさん今○○にいるの」と報告してきて自分との距離が段々と近ずいていき最終的には、、、



まさかな、、そんなことが現実に起こるはずがない。

しかし俺がついさっき実際に幽霊に出会っているから否定は出来ないか、、、



しかも円楽公園は俺の家からそう遠くないところに位置している。



結構近くにいるじゃないか、、、

やばいやばいやばい、、



と考えている間に再び携帯に着信が入った。



これ取らなきゃ行けないよな、、

俺は恐る恐る電話を取り、



「はい、居鳥d」



「私メリーです!今あなたの家の前にいます!」



あれ!?展開早すぎない!?



普通もう2回くらいかけてくるでしょ!?



てことはもう家のドアの前にいるってことか、、、



家のドアに目を向けるそこからは異様な空気が漂っていた。



これどうしたらいいんだよ、、

誰かメリーさんの撃退方法教えてくれよ!



「へ、ヘイシr、、、」



すると俺の後ろから、、、




「私メリーさん、、今あなたの後ろにいます、、」



「!?」



俺の意識はそこで途絶えた






どのくらい気を失っていただろう、、



「、、、、ですか?」



この声は誰だ?どこかで聞いたことあるような、、、



「、、大丈夫ですか?」



誰だこの女の子は、、、?



「き、君は、、、?」



「あっ、、さっき電話をかけたメリーと言います」



俺は瞬時にその場から飛び起き、メリーさんから距離を取った。



「そんなに驚かないでください、、こっちだっていきなり倒れられてびっくりしたんですから、、」



とメリーさんが少し拗ねたように言った

この子があのメリーさん!?



長い金髪で澄んだ青い目をし頭には瞳と同じ青いリボンが着いた麦わら帽子をかぶり体もスラッとして白い服を着ていた。

胸は、、、言わないでおこう、、、

誰がどう見ても美少女に分類される見た目をしていた。



正直めちゃくちゃ可愛い。



こいつ本当に幽霊か、、、?

と驚いていると。



「そんなに驚かないでください」

とメリーさんは焦ったように言ったが、驚かない方が無理な話だ。

今までこんな不思議体験したことがないんだからな、、



するとメリーさんが



「あ、改めて自己紹介を、、、私はメリーと言います!さっきは驚かせてしまってすみません秀さん」



「だ、大丈夫だ少し慣れてきた、、俺は居鳥 秀だよろしくな、、、ん?」


秀さん、、って、、



「なんで俺の名前知ってんだ!?」

するとメリーさんがその事なんですけど、、と一通の手紙を渡してきた。

恐る恐る受け取ると、

その手紙には『居鳥 蓮より愛しの息子秀へ』と書かれていた。居鳥 蓮とは俺の親父の事だ。


手紙には


俺たちは海外へ仕事があるから長い間変えることが出来ない。そこでだ、お前が寂しくならないよう同居人を一緒に住まわせてやる。どうだ?俺ってば優しいだろ?笑

あと、人間じゃないがなかなか可愛いから手を出すなよ?笑 じゃ、そゆことで頑張れよ!


と、書かれていた。


あの野郎、、、

優しいだろ?笑じゃねぇよ!俺が幽霊苦手なの知ってあとから手紙渡すように言ったんだろうが!後で怒鳴りつけてやる、、、




そう、この親父が言うこれからひとつ屋根の

下で一緒に暮らす同居人は、



メリーさんだったのだ。

読んで頂き誠にありがとうございます。不定期に更新していこうと思います。

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― 新着の感想 ―
[良い点] メリーさんとの恋物語??になっていくのでしょうか。 斬新かつロマンがあって、面白い! 今後の展開が気になります! [気になる点] セリフで間を持たせる時は、「、、、」ではなく「……」を使っ…
[良い点] こういう都市伝説系のオカルトが好きな人には確実にハマる第一話になっていると思います。 僕は最後のシーンのメリーさんが脳内にくっきりと浮かびました。 [一言] これから頑張ってください!
[一言] とても興味深く拝読させていただきました。 勢いと、ご自身が楽しく描かれているように読み受けさせていただきました。 何かを表現することは楽しいですよね。 また、登場人物にも、ご自身が乗っている…
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