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第二話 遥のもう一つの日常

久しぶりの投稿です。アカウントの件でだいぶ遅れてしまいました。(-_-)

リビングに戻ると、カレーはまだ完成していなかった。

「遥。上で宿題でもやってたの?」

「あ、ああ。やってたよ。」

本当は宿題などやっていなかったのだが、上にいた理由にはうってつけだ。

「あっそうだ。遥、あんたの電子辞書貸してくれない?明日授業で使うの。」

姉の鮎が横から話しかけてきた。

「そんなことがあるから買っておけって言ってたのに。」

「いいじゃん、近いうちに買うから。」

母と半ば口喧嘩するように姉は返した。

「分かったよ。ちょっと探してくる。」

「さっすがー!遥頼りになるー。」

「…頼りにしすぎないためにも買いなよ。」

「わかってる。わかってる。」

本当かな?その疑問を胸に遥は二階へ向かった。


電子辞書を持って降りてきたころにはカレーが出来上がっていた。鮎に電子辞書を貸してから、カレーを食べ始めた。だが、レーダーはまだ消えていない。まだ、スモークエネミーズが現れる可能性があるということだ。当然だがこの二人にも俺が魔法少年だということを伝えていない。公になればとんでもないからだ。実際、失敗も一回あったし……いや、あれを思い出すのはやめておこう。あれは忘れられない。いや、忘れてはいけないんだ。

「ちょっと!聞いてるの?」

突然声が聞こえて少し跳ね上がる。

「カレー、おいしい?」

「え、ああ、おいしいよ。」

「良かった。ずっとしかめ面で食べてたから。」

「ちょっと考え事してて。」

そのまま食べ終わり、食器を片づけて風呂に入った。

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