魔法です
色々あって遅れました……
パソコンが落ちたりしました……
諦めかけました……
僕のメンタルは豆腐メンタルですT^T
「仁君、ドSは言い過ぎだと思います」
「ほらメイ、敬語になってるよ」
「あっ、ごめん……」
「いいよ、そんなすぐに変えれるわけないしね」
俺もそこまで鬼畜じゃない。
ドSだが、それは相手が反応するのが楽しいだけだ。
「それじゃ、行こうか」
♢♦︎♢
ギルドに着いた……のだが、扉の前で乱闘が起こっていた。
「メンドクセー」
「どうする?」
「突っ切るか」
俺はそう言うと、何事もないようにど真ん中を突っ切っていく。
「オメェ何してんdブヘッ」
「邪魔だ!退きyゴハッ」
ほんと邪魔だな。
「なぁメイ、こいつらボコっていいか?」
「いいんじゃない?」
お?珍しくメイが怒ってる。
珍しくって言ってもまだ出会って二日目なんだけどね。
「刀じゃ危ないしな……魔法でやるか」
「仁君、いつの間に魔法覚えてたの?」
「昨日試しにやってみたら覚えたんだよ。で、俺が覚えてるのは風の初級だね」
「初級でできるの?」
「魔法はイメージで威力が上がって、ロスを減らすことで消費MPを減らせるらしい。まぁやってみてダメだったら素手だな」
話しながら魔力を練り上げていく。
イメージは強烈な上昇気流。
そして、自分の中の魔力の流れを意識する。
(<魔力操作>を習得しました)
お?一気に楽になった。
前みたいにMP切れにならないようにしないとな……
「おいオメェなに突っ立ってんだよ!死にテェのか?!」
周りからなんか言われてんな……
まぁ無視するか。
「メイ、離れてろ」
「わかった」
よし、完成したぞ。
そうだな……名付けて
「アップバースト」
その瞬間、群衆ギリギリまでの範囲で強烈な上昇気流が起きる。
上手くいったな。
乱闘してたやつ全員が吹っ飛んだ。
「よし。メイ、行くぞ」
「やり過ぎじゃないかな?」
「そんな事ないと思うんだけどなー」
「常識ぐらいわかるでしょ」
「わかってても無視する」
「はぁー」
メイが諦めたところでドアに向かって歩き出……そうとしたところでドアが開いた。
「何事だ……」
不機嫌そうなおっさんが出てきた。
ギルマスのお出ましだ。
ちょっとペースを上げられそうです。