第六回:書いてみる前の注意事項
第六回:書いてみる前の注意事項
どうも雪だるまです。
第五回にて、妄想をメモに書き留めて、形になったと思います。
というか、ここら辺までは頭の中で組み立てている人も多いでしょう。
でも、実際書きだすとダメだーって言うのはよくある話です。
まあ、それも基本的な物語の流れを決めていないからというのもあるので、第五回のように物語の流れを決めていれば、そこまで物語には困らないでしょう。
では、第六回の実際に書いてみように行きましょう。
といいたいですが、まずは基本的な注意事項を説明いたします。
「、」「。」については息継ぎ、区切り、という役割があり、これといった、正しい使い方はありません。
ですが、多用しすぎると読みにくいと感じたり、逆に少なくても読みにくいと感じます。
これらは、慣れていって自分があう感覚を見つけるしかありません。
ということで「、」「。」の使い方が分からないと悩む必要はありません。やってみろという話です。
次に「!」「?」この二つの記号の後ろはスぺースつまり「 」空間を開けるか、次の段落に行くというのが一般的です。
例としては
「驚いた!? いい加減にしてよ!!」
「驚いた!?いい加減にしてよ!!」
上記の違いになります。見た感じ、息継ぎなく喋っているように見えますので「、」や「。」の代わりにスペース「 」を開けることで代用していると思っていいでしょう。
最後に、沈黙を表す「……」三点リーダー2連続ですが、これは造語の類で、昔に作られたものです。
だたの「・・・」や「・・」などは一般的な書籍を読み込んでいる方は、これは間違いと指摘する人もいますが、これは使い方しだいですので、書く人の感性しだいですね。
「……」三点リーダーの件で何か言われても、ほっといていいものではありますが、出版本では「……」が常識なので、判断はお任せします。
ちなみに自分は、最近は「……」三点リーダーにしております。出版があるんで、修正する編集が大変だと思うので。
さて注意事項を説明したところで、ようやく本文を書いていきましょう。
といいましたが、まだ注意事項がございます。
誰の視点で物語を書いていくのかです。
簡単にいうと4つあります。
「神様の視点」 これは神様という登場人物を指すのではなく、語り手という役で次々を誰かの様子を見たりと、視点の変更が容易です。ですが、口調などは説明は事実を告げるようなもので、個人のような意思は介在しないでしょう。それも当然、物語の人物ではないのですから。
「主人公の視点」 これはそのまま、主人公の視点で物語を書いていきますので、主人公の内情を考えて各内容となります。これは主人公の考え、つまり内面を深く書くので、主人公を理解しやすくもあり、苦手になりやすくもあります。そして、他の登場人物の考えはわかりませんので、読者は想像で補うことになるでしょう。
「登場人物の視点」 これもそのままですね。主人公も含む、ヒロイン、仲間、敵も含めて色々な視点から物語を進めていくことになります。利点としては、主人公含む登場人物たちの内面が書けることです。いろいろな視点から物語を見ていくことによって、登場人物たちの想いなどを知り、物語の色々な見方ができるようになるでしょう。しかし、代わりに、語り手を変えるのはなかなか容易ではありません。短くし過ぎると、何を言いたいのかわかりませんし、ある程度、1人の語り手に対して一定の文字数を書いていく必要があるでしょう。そして、語り手となる登場人物のキャラクター設定、つまり性格などもしっかり作りこむ必要が出てきます。 ちなみに「必勝ダンジョン」はこの手法を取っております。
「全ての視点」 これもそのままですが、上記の視点、語り手を全部混ぜることになりますので、管理が非常に大変です。あまりお勧めはしません。
個人的なお勧めとしては「主人公の視点」を主に使って、たまに閑話などで「ほかの登場人物の視点」を使うのが好ましいかと思います。なろう作家は基本的にこのパターンが多いように思えます。
残念ながら、今回はこれで終わりです。
次回から書いていってみましょう。
というより、これでもう大体の人は物語を書けるはずです。
あとは、表現方法だったり、文献を調べて如何にわかりやすく、想像しやすくするのかという類ですね。
では、また次回。