第五回:物語の流れを決める
第五回:物語の流れを決める
どうも雪だるまです。
ウェルカム第五回へ。
前回、登場人物と舞台を決めたと思います。
そして今回は、物語の流れを決めていきたいと思っております。
そしてついに、メモは終了の回となります。
では、サクサクと行きましょう。
まず単純に「物語の流れ」というのは何なのかというと。
「ストーリーを決める」
ということです。
ストーリー、物語というと、何かと難しいと思いますが、そう細かいことはありません。
あくまでも予定を組むだけです。
予定の通りに書く必要はありません。
その時の気分や思いつきで物語など自由に変えてもいいのですから。
まあ、何度もいいますが分かりやすい方針というわけですね。
では、前々回でまとめたタイトル「異世界召喚 勇者という凡人は普通の生活がしたい!!」を使って、一例を作っていきます。
上から順に、書いていきたい物語、事柄を記していきましょう。
・社畜という名の凡人、勇者として異世界に呼ばれる
↓
・王様に勇者として外れと判断されヒロイン共に放逐
↓
・それを理解した主人公はこれ幸いとキャンプ生活をしようとするが、社畜のヒロインに咎められ一応魔王退治の行動を開始。その過程で色々な人と知己を得る。
↓
魔族の国へ行って、なんやかんやで魔王と和解。いろいろな人脈と地球の経済観念から和解をもぎ取る。
↓
王様と魔王がその功績をもって何とか取り込もうとする。無論、社畜勇者はそれを拒否。無事に異世界でのんびり生活を始める。農家かな?
↓
END
さて、簡単に書きましたが、これで流れはわかると思います。
今の所、のんびり生活を手に入れるまでのシナリオですが、何かと色々書きたいなーと思えば、END後ののんびり生活を書いてみるとか、間の話を色々盛り込んでみるとかしてもいいでしょう。
前回の登場人物紹介で、王様が別の勇者を呼ぼうとしている伏線もありますから、そこを膨らませてもいいでしょう。
あくまでも、ここまではメモなので、伏線回収とかどうでもいいです。
思うままに書いてみると良いでしょう。
ここで注意するべきことを一つ。
流れ、書きたい物語を決める際に。
回想タイプ、えーと未来の事柄を先に持ってくるのは、自分としては避けたいです。
分かりにくいかと思いますから、上記の例を弄ってみましょう。
未来の出来事:王様と魔王がその功績をもって何とか取り込もうとする。無論、社畜勇者はそれを拒否。無事に異世界でのんびり生活を始める。農家かな?
↓
・社畜という名の凡人、勇者として異世界に呼ばれる
↓
・王様に勇者として外れと判断されヒロイン共に放逐
↓
・それを理解した主人公はこれ幸いとキャンプ生活をしようとするが、社畜のヒロインに咎められ一応魔王退治の行動を開始。その過程で色々な人と知己を得る。
↓
魔族の国へ行って、なんやかんやで魔王と和解。いろいろな人脈と地球の経済観念から和解をもぎ取る。
↓
END
見ればわかると思いますが、先ほどの流れと違い、最後に来るべきのんびり生活を最初に持ってきて、これから書く物語を、主人公の回想タイプにすることです。
まあ、今回みたいなのんびり生活なら問題ありませんが、例えば主人公やヒロインが死ぬなどという事柄を含めると、展開がよめてしまいつまらなくなるという事柄や、強制的に最初に回想した場面は書かなくてはいけません。
つまり、物語の変更はしづらくなるのです。
特に、誰かが死ぬという内容は、結果を変えればなんでやねんとか言われかねませんし、結構上手く話を作らなくてはいけませんし、長くなればなるほど、どうせ死ぬんでしょ?という物語の結果が見えているので飽きてしまいがちです。
まあ、チャレンジ精神があるのはいいことです。
先駆者になり、いい物語を書いてみるのもいいでしょう。
では、今回はここまで、そして、宣言通り、メモをするのはここまでであります。
次回から、本文を書いていくお話になります。
ではでは、また次回。