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39.友達

三人称表現→帝視点


 フェヴローニャの時を戻す魔術。それには用意が面倒な発動条件(大きな転換点)魔力以外の材料(なるべく多くの魂)が不可欠だった。

 発動条件は、どこから時を戻すのかハッキリした瞬間が無ければ術者に負荷がかかるために。材料は、時間を巻き戻す三本の()を作るために。


 前者は自分の能力と日向環菜のお陰で用意できた。

 しかし、発動条件のために思っていたよりも力を使ってしまったのが、後者の足を引っ張ったのだ。時を戻す魔術を発動させる三つの鍵は、まず彼女の魔力を織り込んだ三本の棒状の器を要する。その後に生物の魂を入れてやっと完成した状態となるのだ。帝が見たのは、まだ魂の入っていない針だ。本来ならばフェヴローニャが帝をヘリポートへと連れて来た時点で三本の器が完成していなければならなかった。


 青い星を包み込む魔法陣を築き上げた瞬間、『このままでは三本目を作れない』と、本当は内心で焦ったフェヴローニャだが、彼女はすぐにある重要な事を思い出す。自分の命を、常にその針一本分に相当する魂を持つ者が狙っているという事を。

 彼女は、見事にその者――千寿を自分が作った異空間へ誘き寄せる事に成功した。


 後は、感情を大きく揺さぶり、魔力を暴走させれば良い。


 不死身の邪神は殺せない。

 常識。前提。既知の事柄。――と、世界の生きとし生ける大多数に思われているが、実は違う。そもそも神とは、強い願いによりある日突然生まれ、信仰によりいつしか肉体を得るという偶然と、大量の魔導の力が爆発的に集中する事で成り立った一種の突然変異――否、異常現象だ。どれか一つでもかければ消えてしまう存在であり、生物とは呼べない。


 邪神もまたしかり。ただ、千寿は次世代神である。次世代神は生物の母体からこの世に産み落とされた元生物だ。それ故に信仰が無くとも生きられる。よって、フェヴローニャが千寿を殺すために狙うのは『願い』と『魔導の力』の二択となった。

 『願い』は、願った者しか取り消せないのが原則である。従ってフェヴローニャは、確実性を重視して後者を選んだ。


 魔導の力、千寿の場合は精神面に多大な負荷をかけて魔力を過度に暴走させればそれで良い。この数カ月という短期間の間に、フェヴローニャは千寿への嫌がらせ、或いはおちょくりという口実で何度か彼女の魔力を暴走させて爆発させている。その影響から千寿の魔力回路に異変が起きていたのだ。爆発させる前ならば、ドッと魔力が溢れたところで狭い回路が破裂しそうになるため千寿自身が気付き、どうにか抑え込まれたが、今はもうそれに気付けない程、回路の幅が広がっていた。


 自分でも抑え込めない程の神属級魔力の奔流。

 それは、何度も小さな爆発を繰り返して精神面に負担がかかっている千寿へのトドメに等しかった。


 出て行っちゃ駄目! 止まって。戻って。お願いですから……!! こんなのが一気に出たら、私が死ぬだけじゃ済まない。空間も何も関係無く辺り一面が焼け野原になってしまいます!


 ギュッと目を瞑り、両手で耳を塞ぐ千寿。

 一見、どうしようもなくて見っともなく縮こまっているようにも、迫りくる死に怯えているように思える。しかし、彼女がそうしているのは、すぐ目の前でピクリとも動かなくなった帝の存在を受け入れたくなかったからだ。


 目を開ければ、嫌でもソレを見る事になる。

 耳から手を離せば、嫌でも帝の声が聞こえない事を実感してしまう。


 どちらも悪い夢であり、現実では無い――と。今、頑張って言い聞かせているのだ。


 夕焼け色に染まりながら、色とりどりの魔力の粒子が建物や木々に触れる度、崩壊が始まる。上へ上へと瓦礫の山が解けるように消え失せる。いつしか無重力となり、魔力の粒子が蹂躙する世界は橙色では無く白紙のような寂しい場所となっていた。

 その世界の中心地。――千寿の近くに唯一存在した生き物が、覚悟を決めて声を発する。

 それは、帝の手の指先が、微かに動いたのをその翠の瞳で確かに見たから。


「高咲千寿!! 土筆寺さんは生きてるからッ!! 落ち着け!! まず感情を落ち着かせろ!!」


 魔力の奔流が感情の大きな揺さぶりにより起きた物であるのならば、それを落ち着かせれば止まるはずだと、彼は踏んだ。大切な友人の死を目の当たりにすれば、落ち着かなければならないと分かっていても、それは頭の中だけの話。死んだ人間は生き返らないのだから、誰が何と言おうが簡単には切り替えられない。だが、生きていれば別のはず。むしろ、人命救助のために恐ろしい程の冷静さを取り戻すかもしれない、と。


「高咲千寿――! サキッ!!」


 フルネームでは駄目。なら、帝の呼び方でなら……と、そう思い口にした瞬間。

 彼は、千寿とばっちり目が合った。

 千寿の手が、ゆっくりと両耳から離れてダランと下がる。一方、日向は嫌な予感を覚えて背筋を流れて行った汗の冷たさに息を呑んだ。


 皿のように見開かれた蜜色の月の瞳。


「お前……が」


 それは直後、激昂の紅に染まった。


「お前がっ、その名前で私を呼ぶな!!」


 大きく腕を振りかぶった千寿の手に、ドロリとした禍々しい色の光の大剣が握られる。

 それが何なのか、日向には分からない。けれども、生き物としての直感が悲鳴を上げて警告した。


 アレは、まともにくらったら死ぬ。


 当然ながら、日向にその攻撃を避ける術は無い。

 正に暴力の権化に、その力の全てをぶつけられようとしているのだ。あまりの企画外さに、彼はその刃から目を離せなかった。斬られるのは、胴か頭か。否、どちらにしても、ソレはただ肉を『斬る』物では無い。焼いて、腐らせて、それでも死は許さない。苦しめて苦しめて苦しめて、狂おしい程苦しめ生き地獄のドン底に突き落とす。そんな凶悪な代物だ。

 それが、肌に食い込むまで五……四……三、二、一……――――。


「そぉいッ!!」


 それは千寿の声では無く、今の今まで無反応だった少女のものだった。同時に、日向へ迫っていた大剣が粉々に砕かれて、魔力粒子のい時期となり跡形も無く消える。


「ったく、そんなモンもっと考えて振り回しなよ。危うく私にも当たるとこだったし」


 紅い槍を手にして、日向を背に庇うように千寿と対峙する少女――帝の後姿に日向はその場で固まる事しか出来ない。


「ミカちゃん……? なんで?」

「アンタが馬鹿しでかした時の処理係は、いつも私でしょうが」


 勿論、そんな答えを求めての問いでは無かった。だが、帝の目を見れば一から十までこの場でしっかり説明する胃が無いのが明らか。

 だから千寿はそれ以上言及する気に慣れなかった。否それよりも、警戒してしまった。


「もう一度、さっきの話の続きを話し合おうサキ。ちなみに、私の後ろに居る女装に手ぇ出すのは禁止ね。コイツは、アンタが殺して良いヤツじゃ無いから」


 ***


「殺して良い悪いなんて、そんな問題じゃありませんよ」


 目がなんでか赤くなってて、声が冷たいサキ。

 うん、そうだね。殺しに良いも悪いも無い。誰かを殺す事は例えどんな状況でも罰せられてしまう悪い事だもの。サキが殺したいだけ。そこにあるのはクズみたい……クズ以下の最低な欲求だけだ。


 再び大剣が猛威を振るう。今度は下から上へ向けて。

 その軌道をブリューナクで一旦止め、火花が散った瞬間に私は日向さんの胸ぐらを掴み後退した。

 こんな足場も重力もフワフワしてるとこで、よくそんな器用な事出来たなと、自分でも思わず感心してしまう。


「ちょっと血の気多すぎ!」

「邪魔なので退いてくださいッ。ミカちゃんは斬れない仕様ですけど、気が散ります!」

「だから斬るなっつってんでしょ! ちょっとは聞く耳を持ちなさい!」

「だって、だってその人を生かしておいたらっ、ミカちゃん達が……ッ!」


 ああもう。この前思った事、訂正しよう。コイツは、やっぱりただのアホボケ馬鹿娘だ。


「私ね、全部見たよ」

「……?」


 よし、微かに反応あり。もし無反応でまた襲ってきたらどうしようかと思った。


「信じらんないだろうけど、アンタがそんな暴走した影響でアンタに何があったのか……全部見た」


 あの男のことを省いてるから、実際あった事と違う事言ってる気になるけど……嘘は言ってない。うん、嘘では無い。

 そんな私に言葉に、大剣が霧散し、真っ赤な目が元の金色に戻って行く。でも、戻った途端にその瞳に不安と恐怖の色が垣間見えた。


「だから? だから、何だと言うんです?」


 平然を保とうとしている口調。でもその様が返って、実は動揺している事を私に伝える。

 ――どうして不安なのか。

 ――何故怯えているのか。

 うん、もう分かってるんだね。

 この子がやっていた事は、全部――――。

 否、完全にそう言い切る事は出来ない。私はサキじゃ無いから、サキの事は、結局サキにしか分からないから。でも、アレを見ただけで私が何を思ったのか、それはちゃんと言える。


「もう、一人で頑張らなくていい。つーか止めろ」


 私の声が響き終わると、一気に世界から音という音が消失した。


「それは、軽蔑したと……そういう事ですか?」

「まさか。軽蔑なんてしないよ。そりゃとんでもない事してたし、失敗もたくさんしてたけど、私はそれを軽蔑しない」


 否、しちゃいけないんだよ。私だけは、絶対に。


「アンタの行動は、私を死なせない為のものだったから」


 けれどそこには……この子自身の中には――。


「アンタの気持ちが無い。響かないんだよ、お芝居なんだよ」


 だから、意を決して私は指摘する。


「アンタじゃ、何千回何万回繰り返しても私を助けるなんて無理だ」


 ごめんね。でも、それが事実なんだ。今までだって、そうだったでしょ?






「お、おい……なんかよく分かんないけど、言い過ぎなんじゃ?」

「黙ってろ雑魚」

「ざっ!?」


 背後で日向さんが絶句する。

 もうホント黙ってて。そりゃね、キミ自身は悪くないんだけど、キミはポジションがヤバイから。下手なこと口走ったらサキがマジで切れるでしょうが。


「じゃあ……」


 俯いたサキが、肩を小刻みに震わせ始める。


「じゃあ、どうするんですか? どうすれば良いんですか?」

「アンタは、アンタ自身がやりたい事をやれば良いじゃん」

「それを今、拒否されたじゃないですか!」

「違う!」


 顔を上げて声を荒げたサキに、私の声も自然と荒いものになる。


「アンタがやってた事は、ただ他人に頼まれた事でしょうがッ! 何勘違いしてんのよ! シッカリしな!」


 サキは、だいぶ傷ついた表情をしていた。

 本当は、こんな顔させたくない。でも、中途半端で終わるわけに行かない。もうこんな下らない事で、本来無関係だったはずのサキを振り回したくないから。辛い思いをさせたくないから。


「私が何も出来ない子だとか思ってんの!? 舐めんなッ!! 私は、私自身の力で助かるわ!」


 吐き捨てるように宣言すれば、サキは瞳こそ金のままだけど、完全に頭に血が上ったようだ。顔が怒りで赤い。


「一回でも生きてからそういう事は言っ――じゃなくてッ! いきなり全否定するなんて、何様ですか! こっちの気も知らないで、好き放題言わないでください!!」

「死ぬ当事者だから言ってんだ馬鹿野郎!」


 言い切ったら、ポロポロと大粒の雫がサキの目から溢れ出る。


「じゃあ、何ですか? 全部意味が無かったと?」

「そういう意味じゃ――」

「私、人を殺しちゃってるのに……っ!」


 言葉を遮ったかと思えば、堪えようとしてもやっぱり出てくる涙を慌ててサキは手で拭う。

 そう。サキは最低でも、確実に一人殺している。

 なぜ、後ろの日向環菜がこの世界に招ばれたのか。実際やらかしたのは、あの痴女女神の仕業なんだけれども……。そもそも何故アレがそんな事をしなければならなかったのかと言えば、高校に入るよりもずっーとずーっと前、サキの手によってこの世界に存在した本物の日向環菜が殺害されたからだ。


「だから、聞けっての馬鹿!」

「……っ」

「アンタは動機も、やり方も間違ってた! 自分にすら嘘吐きで、ハッキリ言って間違いだらけだった!! でも意味はちゃんと在った!」


 だって、私が気付いたじゃない。まだ生きてるじゃない。


「だから私は、もうアンタに間違った事をさせない! それが私に出来る恩返しだから。だからアンタに、この日向環菜は殺させない!」


 別人だと分かっている。この世界で日向環菜としてこの下らないゲームの世界観に巻き込まれただけの存在なのだ。故に彼を殺したら……それは、物語を無理に進行させるべく私の死を望むあの女と同じだ。


「でも、それじゃぁ……それじゃぁ。銀杏お兄さんが、全然報われないですよ……」


 流石に、血管がブチっと切れた。

 こ、こ、この馬鹿娘……。人を殺した何だかんだの話から、昔の男のアホな所業を出すとか――


「――ウザいッ!」

「ぴぅッ」


 一気に距離を詰め、私はサキの胸ぐらを掴むと同時に渾身のヘッドバットをお見舞いしてやった。ちなみに私のおデコもこれメチャクチャ痛い。


「もうその男は居ない!! 心の中で捨てろ馬鹿ッ」

「~~ッ……、誰のせいで居なくなったと思っているんですか!」


 涙目で抗議するサキを鼻で笑う。


「少なくとも私のせいじゃ無いねッ、ていうか勝手に死んだくせに私のせいにすんな。そもそも片想いで終わって悲恋バッドエンドで満足する自己中心の傲慢野郎とか、ゴ○ブリと一緒に潰して捨ててやるわ。そんな奴と一緒に居たって誰も幸せになんねーよ!」


 ん? 故人への罵詈雑言が酷い? 罰当たり?

 当てれるもんなら当ててみろ! 男なら惚れた女を守って、幸せにしてなんぼだろうがっ。


「……ふぅ」


 いっぺん切れたら色々吐き出せて頭が冷えた。本来したかった話をしよう。無理矢理話を変えるようでおかしくなるかもしれないけれど……このままじゃ埒が明かないもん。


「もうね、本当にいいんだよ。私を死なせないとか、ダメ男に頼まれたとかじゃ無くて」


 呆然と固まっているサキを見据えて、私は今までの事を簡単に頭の中で整理する。

 さんざん言っといてなんだけど、間違えてたのはサキだけじゃ無い。私も、色々間違えた。

 でも、今からでも遅くないよね。

 やり直そう。――ちゃんと、話し合おう。

 スゥっと。息を吸い込んだ私はサキに向き合った。


「いつまでも良い子ちゃんぶるな気色悪い!! ちゃんと自分ってもんがあるならッ、正直に全部ブチ撒けてみろ!!」


 怒号とともに、再び音を取り戻した世界で無重力に任せ下からつっこんで来た瓦礫。上に向かうにつれ壊れて行くのだけれど、まだ大きい。このままだとぶつかる。

 だから私は、それにサキがぶつかる前に彼女の腕を引いた。

 崩壊して行く無重力の白。

 その中で、サキの目尻から溢れた涙が、プリズムに混じる瞬間。


「き、ら……い……」


 鼻声に、掠れた音が乗って、


「嫌い! 嫌い嫌い嫌い! ミカちゃんなんて嫌いです! 大嫌い!!」


 今まで必死に抑え込まれてきた――口にするのは簡単で、思う事は単純な飾り気もクソも無い単語が連発された。


「あの人に命をかけてもらえるほど大切にされてるのが嫌い。あの人を悲しませるから嫌い。なのに、あの人の事なんかちっとも見ていなくて、それどころか、もう記憶のどこにも無くて――!」


 大嫌い。大嫌い。

 何度も何度も。私の腕の中で泣きじゃくりながら、サキは叫んだ。

 そうして、呪いの鎖が断ち切られる。呪縛から解き放たれていく。


「嫌い。嫌いです!」


 でも。と、掠れた声が小さく聞こえて来て、思わず『まだ何かあった?』と、私は目を見張る。


「――でも一番、何よりも、どんな事よりも、一番一番一番、嫌いなのは」


 恋の炎に身を焦がし、邪神にまでなった愚か者が思う事は――心の中で真に思う事は、


「私がどんなに頑張っても、怒っても、泣き叫んでも……いつも置いて逝っちゃう事」


 死なないでほしい。生きてほしい。貴女を救いたい。


 ――そんな胸が熱くなるほど優しい感情の数々だった。結局、大嫌いの反対だった。

 ……馬鹿だな私。気持ちが本物じゃ無い?

 本物だったじゃん。何決めつけちゃってんの。


「ごめんね」


 長い間。いっぱいいっぱい、寂しい思いをさせた。こんなのじゃ謝罪になってない事くらい分かってる。


「もう私……そう簡単に死んでやらないから」


 だから、私はもう一度。さっき拒絶されたばかりだけど懲りずに告げた。

 私達は、色々と本当に滑稽だった。

 この子にとって、私は恋敵で、次に好きな人の面影で、それから幼馴染。でも…………そこからは、空っぽ。

 私にとっては、耳障りの言い言葉を並べるズルズルと一緒にいるだけの何かで、次にゲームに登場しない有象無象の一人。

 親友と呼びつつ、思いつつ、そうでは無かった。今更、虫のいい話けれど。


「友達になろう、サキ!」


 ただの幼馴染にでは無く、今まで頑張ってきた高咲千寿に、私は精一杯の明るく優しい笑みを向けた。


二章のネタバレ防止のため訳の分からない部分が多々あったと思われます。

深くお詫び申し上げます。

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