学校
こんなにグダグダになるとは.......(´ΦωΦ)
2時間目が始まる。ロブ先生の英語だ。
先生「きりーつ!バウ!しっだん!」
実はこのロブ先生、号令以外ではほとんど声を発しない。
今日の授業はこんな感じだ。「1時間の間、イレイザーと念じながら消しゴムをいじる」
よしっ!頑張るぞっ!
(イレイザー、イレイザー)
「そういえば、ロブ先生はどこ出身なんですか?」誰かが聞いた。
「英国」
「へぇー」
会話はここで途切れた。特に意味があって聞いたわけじゃないんだろうなぁ。おっと煩悩煩悩。
(イレイザー、イレイザー、イレイザー)
((イレイザー、イレイザー、イレイザー))
(イレイザー、イレイザー、イレあっ!)
消しゴムが折れた!!!先生に怒られる!先生は消しゴムが折れた時はものすごく説教してくるのだ!
「ヘイ!消しゴム折れちゃったじゃないの!これじゃ、消しとゴムじゃないの!」
ほら、説教が始まった。俺は必死に反抗した。
「消しとゴムではありません!3:5に分かれているので消sとiゴムです!」
「........What's?」
これは俺の勝ちだな。
それにしても、平和ってのも退屈なもんだな。事件が起きて欲しい........。それに最近矛盾も言ってないし、もう矛盾探偵じゃないやん。あっ、そろそろ消しゴムの授業終わりだ。
先生「きりーつ!バウ!しっだん!」
次はー、体育か。バスケだな。
................(着替えて体育館に移動)................
先生「全員いるかー?........浦島はどこ行った」
「バスケは無理だそうです!」
先生「甘ったれてんじゃねぇよ!」ガボシッ
先生が関係ない生徒を殴った。
よーし、久しぶりのバスケだ!頑張るぞー!
ボムッ ボムッ ボムッ ボムンッ パシュー
カサコソソンソン ボッ ボムッ ボムッ
(ドリブル→投げる→ゴールに入る)
やったー!!決めたぞー!( ゜∀゜):∵グハッ!!
体当たりなんてありかよ........バタッ
俺はラグビー部のマチョ田マチョ子に体当たりされてその場に倒れ込んだ。なぜか大量に出血していた。そして保健室に運ばれた。
うぅ........お腹痛いぃ........はっ!
ここは!保健室!とりあえず喉が乾いたので机に置いてあったメロンソーダを勝手にもらってしまった。
うっ、なんじゃこりゃ!ヌルヌルしてて、甘くて、まずい!ぬああああ!
「石鹸なんて飲んじゃダメでしょうが!」
石鹸!?これが??
「これはメロンソーダです!勝手に飲んでごめんなさい!」
「そうね!メロンソーダね!」
石鹸なんて、誰が騙されるか。石鹸って、あれだろ、あの、石の鹸だろ。これは石じゃないからメロンソーダだよな。
「「石じゃないからメロンソーダ!」」
うっ!苦しい!今度は何だ!
「どうしたの!大地くん!」
「先生........!全身がなんというか、苦しい!」
「よく聞くのよ大地くん。このメロンソーダは細菌を殺すの!」
「な、なんだって!」
「ちなみに白血球も死ぬの!」
「なんで白血球も死ぬんだ!どういうつもりで作ってるんだ!」
「少なくとも飲む用ではないと思う!」
くそ........力が出ない........体中の白血球が死んでいく........
ーーーーー大地の体内ーーーーー
「僕の肌は白く美しい。つまり僕は美少年!みんなこの白血球様の寵愛を受けよ!」
「きゃー!白血球様ー!」
「なんという美少年なの!」
その時、緊急速報のニュースが入った。
「ただいま、とてつもなく有害な洪水がこちらへ向かっております!あと1分もしないうちに王宮に直撃します!みなさん早く逃げてください!」
テレビを見ていた血小板たちは大慌て。
「逃げるってどうすればいいのよ!」
「血管を突き破るしかないわ!」「そうね!」
ーーーーー保健室ーーーーー
全身から血を吹き出す大地。唖然とする先生。
「大地くん........?」
大地の白血球は全滅し、血小板は全員行方不明。すぐに心臓が止まった。
パニックになった先生はとりあえず大地を巨大な冷凍庫にしまった。ここなら安全だろうと。
(´;ω;`)




