怪盗メニーフェイス
今回は少し推理が入ります。この話を読み終わったら4話を読む前に、前回のを読み返すと何か気付くかも知れませんにゃ(*Φ∀Φ)
「じゃあ、3人で行くか!」
と歩きだそうとしたその時、警官がぽいんを呼び止めた。
「君、今ぽいんと呼ばれていたね」
「あ、やべっ!」
ぽいんはなぜか走って逃げていった。新人っぽい人がぽいんを追いかけて出ていった。
名前を知られた瞬間に逃げるなんて、いったい何があるんだ。
亞穂子はぽかーんとしている。何が起こったのか理解出来ていないようだ。
すると、警察のちょっと偉そうな人が話し始めた。こち亀の部長みたいな人だ。
部長(定かではない)の話によると、ぽいんには弟がいるのだが、弟は大怪盗らしく、とにかく捕まえたいらしいのだ。
「詳しくは、怪盗メニーフェイスで調べてみてくれ」部長は説明するのがめんどくさくなったようだ。
まあ、早速調べてみるか。
お、Wikipediaがあるぞ。
ふむふむ、ふむふむ。名前のメニーフェイスの由来は推測出来ると思うが、私は変装のプロなのだ。変装する人の情報を隅々まで調べて変装するのだ。
え?私?
もしかしてメニーフェイス自身がWiki書いてるのか!?
「いつも金品を盗んで余裕の顔で我々の前から去っていくんだ。このWikipediaもその余裕から書いているのだろう。こちらにヒントを与えようとしている。」
部長うるさいな。説明をやめた身分のくせに話に入ってくるなよ。
再びスマホに目を落とす。ふむふむ。ふむふむ。兄のぽいんのことを慕っており、いつもどこかで見守っている。兄に似て理屈っぽい。
え?じゃあ今近所にいるんじゃないの?
あ、誰かに変装してるのか。だから見つからないんだな。
さっきの新人警官が戻ってきた。逃げられたそうだ。良かった。逃げきれたんだな、ぽいん。
Wikipediaを読んでいた亞穂子が口を開いた。「そろそろ行きましょ」
そうだな、昆布さんだな。完全に忘れてたよ。
亞穂子が車を出してくれた。俺は助手席に乗った。
「まずは、ぽいんを拾っていこう」
亞穂子は反対した。理由もちゃんとしていた。アホのくせに。
さっきのこともあり、ぽいんの近くにいると危険に巻き込まれる可能性がある。それに、もっと大事なのは、居場所が分からないこと。だそうだ。
んー、どうするか。
あ!電話してみよう!スマホちゃんと持ってるだろうし!
プルプルプルプル、ガチャ。
「もしもし俺ー、今どこー?」
「今ねー、あのー、でかい木あるじゃん、あのめちゃくちゃでかいやつ。で、そこにローソンあるじゃん。そのへんの近くのガードレールの上でバランス取ってるの今。じゃあねー」
最後の一文のインパクトのせいで場所がよく分からなかった。どうしようか。
まあ、あのでかい木とかだよな、このへんの人の集合場所っていったら。
車が走り出した。2人でドライブだ。
「あれ?亞穂子ちゃん靴脱いで運転するの?」
気になったので聞いてみた。靴より靴下だけのほうが運転しやすいらしい。
「それにしてもさ、靴下って靴の下じゃないのにね。靴中だよね。我ながらいい矛盾!」
横を見ると、亞穂子が少し驚いていた。「えっ?」
亞穂子は大地の変化に気付き始めているのだ。
場面変わって街のアパートの一室。
「はぁ〜、サザエさんって絶望だよな~。明日からまた学校だと思い知らされるよ。そう思わない?昆布さん。あれ?何持ってんの?臭っ!」
「これはパンツだよ」
場面戻って亞穂子の車の中。
「そういえば、大地くん高校生でしょ?もう遅いけど家に帰らなくて大丈夫なの?」
あれ?高校生って言ったっけ?言ったのかな。
「なに驚いてるの。あなたけっこう有名なのよ?私たち本物の探偵の間でも評判が良いわ。」
そんなに有名だったのか、頑張って来たんだな、俺。
「中でもあなたの矛盾の評判が良いのよ。みんないい矛盾してるって言ってるわ。試しに言ってみてよ!」
困るな、いきなり言われてもな。えーっと。
「今、君はすごく短いスカートを履いてるね。」
「ええ」
「パンツ見られたいの?」
「見られたくないわ」
「じゃあスカート長くしろ!」
「やっぱり........」ぼそっと亞穂子が呟いた。
感想待ってますねー!ヽ(*´∀`)ノ




