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矛盾探偵の養老大地です!  作者: 猫大長老


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3/13

怪盗メニーフェイス

今回は少し推理が入ります。この話を読み終わったら4話を読む前に、前回のを読み返すと何か気付くかも知れませんにゃ(*Φ∀Φ)

「じゃあ、3人で行くか!」

と歩きだそうとしたその時、警官がぽいんを呼び止めた。

「君、今ぽいんと呼ばれていたね」


「あ、やべっ!」

ぽいんはなぜか走って逃げていった。新人っぽい人がぽいんを追いかけて出ていった。

名前を知られた瞬間に逃げるなんて、いったい何があるんだ。


亞穂子はぽかーんとしている。何が起こったのか理解出来ていないようだ。

すると、警察のちょっと偉そうな人が話し始めた。こち亀の部長みたいな人だ。


部長(定かではない)の話によると、ぽいんには弟がいるのだが、弟は大怪盗らしく、とにかく捕まえたいらしいのだ。


「詳しくは、怪盗メニーフェイスで調べてみてくれ」部長は説明するのがめんどくさくなったようだ。


まあ、早速調べてみるか。


お、Wikipediaがあるぞ。

ふむふむ、ふむふむ。名前のメニーフェイスの由来は推測出来ると思うが、私は変装のプロなのだ。変装する人の情報を隅々まで調べて変装するのだ。


え?私?


もしかしてメニーフェイス自身がWiki書いてるのか!?


「いつも金品を盗んで余裕の顔で我々の前から去っていくんだ。このWikipediaもその余裕から書いているのだろう。こちらにヒントを与えようとしている。」


部長うるさいな。説明をやめた身分のくせに話に入ってくるなよ。


再びスマホに目を落とす。ふむふむ。ふむふむ。兄のぽいんのことを慕っており、いつもどこかで見守っている。兄に似て理屈っぽい。


え?じゃあ今近所にいるんじゃないの?

あ、誰かに変装してるのか。だから見つからないんだな。


さっきの新人警官が戻ってきた。逃げられたそうだ。良かった。逃げきれたんだな、ぽいん。


Wikipediaを読んでいた亞穂子が口を開いた。「そろそろ行きましょ」


そうだな、昆布さんだな。完全に忘れてたよ。


亞穂子が車を出してくれた。俺は助手席に乗った。

「まずは、ぽいんを拾っていこう」


亞穂子は反対した。理由もちゃんとしていた。アホのくせに。

さっきのこともあり、ぽいんの近くにいると危険に巻き込まれる可能性がある。それに、もっと大事なのは、居場所が分からないこと。だそうだ。


んー、どうするか。

あ!電話してみよう!スマホちゃんと持ってるだろうし!


プルプルプルプル、ガチャ。


「もしもし俺ー、今どこー?」


「今ねー、あのー、でかい木あるじゃん、あのめちゃくちゃでかいやつ。で、そこにローソンあるじゃん。そのへんの近くのガードレールの上でバランス取ってるの今。じゃあねー」


最後の一文のインパクトのせいで場所がよく分からなかった。どうしようか。

まあ、あのでかい木とかだよな、このへんの人の集合場所っていったら。


車が走り出した。2人でドライブだ。


「あれ?亞穂子ちゃん靴脱いで運転するの?」

気になったので聞いてみた。靴より靴下だけのほうが運転しやすいらしい。


「それにしてもさ、靴下って靴の下じゃないのにね。靴中だよね。我ながらいい矛盾!」


横を見ると、亞穂子が少し驚いていた。「えっ?」


亞穂子は大地の変化に気付き始めているのだ。


場面変わって街のアパートの一室。


「はぁ〜、サザエさんって絶望だよな~。明日からまた学校だと思い知らされるよ。そう思わない?昆布さん。あれ?何持ってんの?臭っ!」


「これはパンツだよ」


場面戻って亞穂子の車の中。


「そういえば、大地くん高校生でしょ?もう遅いけど家に帰らなくて大丈夫なの?」


あれ?高校生って言ったっけ?言ったのかな。


「なに驚いてるの。あなたけっこう有名なのよ?私たち本物の探偵の間でも評判が良いわ。」


そんなに有名だったのか、頑張って来たんだな、俺。


「中でもあなたの矛盾の評判が良いのよ。みんないい矛盾してるって言ってるわ。試しに言ってみてよ!」


困るな、いきなり言われてもな。えーっと。


「今、君はすごく短いスカートを履いてるね。」


「ええ」


「パンツ見られたいの?」


「見られたくないわ」


「じゃあスカート長くしろ!」


「やっぱり........」ぼそっと亞穂子が呟いた。

感想待ってますねー!ヽ(*´∀`)ノ

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