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矛盾探偵の養老大地です!  作者: 猫大長老
2/13

後編

適当になっちゃった(´°̥̥̥ω°̥̥̥`)

これは!ゴキブリの死体!やはり最初の悲鳴はゴキブリを見つけた時の悲鳴だったのか!


いや、しかし、それなら他に誰かいるはずだな。これだけ探して他に人がいないのもおかしい。


「きゃー!すごいゴキブリー!!」


亞穂子ちゃん!?すぐ向かわねば!

俺は悲鳴が聞こえた方に向かった。


それにしても、すごいゴキブリってどんなのだろう。ゴージャスなのかな。黒髪ロングなのかな。金髪かな。かわいいのかな。


こんなことを考えている場合じゃない!


俺「助けに来たよ!」


あれ?........亞穂子ちゃんは?亞穂子ちゃんがいない........


ぽいん「ゴ、ゴキブリがぁ........」


いっぱいいるな。20匹ぐらいか。


俺「亞穂子ちゃんの悲鳴が聞こえなかったか?」


ぽいん「ごめん、それは僕だ。つい叫んでしまった」


男でもビックリするとあんな声が出るのか。もしかしたら最初のもあのじいさんの悲鳴だったのかな。


俺「まったく........」


あれ?そういえば。すごいゴキブリは??

どこにいるんだ?


俺「おい、ぽいん!すごいゴキブリはどこだ!」


ぽいん「すごい数のゴキブリじゃないか!」


え!!すごいってそういうこと!?

そんな言い方するか??


「きゃー!!!」


今度こそ亞穂子か!!


ぽいんとともに走った。


「どうした!」


亞穂子「こ、これ........」


んー、触りたくないなこれは。


亞穂子「この、ウンチの付いたパンツがこの棚から落ちてきたの」


誰かが落としたのか!?


あれ?このパンツ、濡れてるな。ペロッ


........これは、ただの水だ!ということは、、


上を見てみる。


やっぱりか!


棚の上に氷を置いてその上にパンツを置いてたのか!なんて悪質なイタズラだ!


俺「このパンツを鑑識に回してくれ」


ぽいん「いや、何言ってんの。君は刑事でもなんでもないだろ」


チッ!後で警察に届けるか........。


亞穂子「私が預かっておくわ。刑事に知り合いがいるの。それに、あなたが持っていくと追い返されそうじゃない」


良かった........変態になるところだった。


「頼むよ、はい」


亞穂子「このクソ野郎がぁー!」ボカッ!


な、殴られた!!昆布さんにも殴られたことないのに!


亞穂子「なんでウンチがついてる方を下にして渡すのよ!人生で1番の怒りだよ!」


???「旨味はどこだ。旨味はどこだ。」


俺「あ、旨味はあなたです」


???「だよねー!どこ行ってたんだよ大地!」


俺「よくここが分かったね、昆布さん」


昆布「いやいやー!風呂のお湯とか全部俺の出汁だし!あ、ダジャレじゃないよ!俺の出汁の匂いをたどってきただけだよ!」


この人は大地の同居人の昆布さんである。

説明したいところだが、特に説明することがない。とにかく、昆布である。


ぽいん「怖いのが割り込んできたね」


俺「昆布さん、このウンチの臭いをたどってくれないか?」


快く「やる!」と言ってくれた。


おそらく警察に連れていかれたムサシのウンチだろうから、交番に着くのだろう。


一階に降りるのか、そうだよな。で、そこを左か。あれ?玄関と逆転だな。


昆布「ここだね」


トイレ........。トイレにやつがいるってのか!連れていかれたはずなのに!


恐る恐る開けてみる。鍵もかかっていなくてすんなりと開いた。


うん、誰もいない。そうか。ウンチの臭いはトイレにも付いてるよなそりゃ。


俺「ごめん、昆布さん。これを持ち主に届けてやって欲しいんだ。」


昆布「いやいや、ここにあったんならここの家の人のでしょ。これ持ってどこに行けと」


俺「いいから行けー!」


昆布さんはパンツを持って外に出た。


亞穂子「謎な人だったわね、パンツさん。いや、人じゃないか」


俺「昆布さんだよ!」


これ以上探しても、何も出てきそうにないな。警察に向かおう。


と、いうことで3人で警察に向かった。


警察でムサシにいろいろ聞いたところ、あの悲鳴の主もパンツの仕掛けも、こいつだったらしい。


んー、事件でもなんでもないな。


まあ、指名手配犯が捕まって良かったよ。


そういえば昆布さんは?ここに来てると思ったんだけどなぁ。


俺「ここにペラペラの緑の人来ませんでした?」


ムサシ「いや、来なかったな。それに、ペラペラで緑の人間なんていないだろ。いたとしてもそれは人間じゃないだろ。」


ん、こいつ。屁理屈探偵みたいだな。殴ってやろうか。


それにしても、昆布さんはどこに行ったんだろう。


ぽいん「矛盾探偵、どうするんだ?家に帰るか?」


俺「昆布さんを探しに行く!」


亞穂子「ねえ、私たち最高のコンビだと思わない?」


俺「あんまり思わないし、ぽいんは入ってないんだね」


亞穂子「じゃあ、トリオ!」


ぽいん「3人で探しに行こう!その方が早く見つかるよ!」


みんな........


(いい迷惑だ。一人でやりたいのに。しかも、本物の探偵と一緒だと探偵ごっこがやりにくいし!好きな時にゲームもできないじゃないか!)


俺「じゃあ、3人で行くか」


あの昆布め!見つけたらただじゃおかん!ニシンに巻いて煮てやる!

感想待ってます!ヽ(*´∀`)ノ

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