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矛盾探偵の養老大地です!  作者: 猫大長老


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10/13

冷製大地

大地復活!(*Φ∀Φ)

ーーーー2週間後ーーーー


学校には警察が来ていた。

2週間前から養老大地が行方不明だという。

職員室で警察に話を聞く職員一同。


「あっ、やべ!」


保健の先生が飛び出していった。


「やばいやばい、忘れてた」


冷凍庫を開けながら先生は焦っていた。

冷凍庫から大地を引きずり出す先生。


「久しぶりのシャバだぁ」

大地が呟いた


!?!?

驚きを隠せない先生。


「い、生きてたの........?」

「話し掛けないでください」


異常に冷たい大地。

先生は心の中で思っていた。


(冷たい大地........。........南極!?)


「ごめんね、大地くん。こんなところにずっと閉じ込めちゃってて」


「話し掛けないでください。それに、こんなところと言いますが、寒いのを気にしなければどうってことない、ただの食べ放題屋さんです。」


冷静な分析........なのか?


「そろそろ教室に戻ります。」


養老大地|(冷)は保健室から出ていった。


保健室の先生は警察と他の先生に理由を説明し、警察には帰ってもらった。

先生はけっこう怒られたらしい。


ーーーーそのころのぽいんーーーー


(苦しい........死ぬぅ........)

ぽいんは弟に見守られながら例の怪盗専門病院のベッドに寝ている。


ぽいんは今にも死にそうだ。声も出せないらしい。


「兄さん絶対に死なないで」


ぽいんの弟・陸津徹(メニーフェイス)は日本中の電波をジャックしてぽいんを助ける方法を探している。


ーーーーそのころの大地(冷)ーーーー


先生「裏山が噴火しました。暑いかもしれませんが頑張りましょう。」


1時間目は家持大蔵先生の社会か。


大蔵「また噴火かぁ、最近噴火が多いな。山といえばカメムシ山って知ってるか?とても臭い山だそうだ。何でだと思う?.......大地。答えてみろ、予想でいいから」


カメムシ山か........。聞いたこともないな。しかし今の俺なら冷静な分析によって答えを導くことが出来るはずだ。


「おそらく、キャンプやハイキングなどで山に遊びに来た若者が捨てていったゴミを土の中にいる、なんらかの微生物が分解する際に出た臭いだと俺は思います。」


「はい!違う!次はジョニー!答えてみろ!........って何でここにいるんだ!」


ジョニーは軽く答えた。「カメムシ山にはカメムシが沢山いるんだよ」


「正解!でも君は2の1で授業をして来なさい!」


ジョニー先生はこのクラスが好きなのかな。

それにしても、暑いな。体が溶けそう。


................うっ!!心臓が!!バタッ


大地は意識を失った。保健室に運ばれた大地。どうやら、冷凍状態にあった大地の体が解凍されたことにより、心臓が血液を送り始めようとしたらしい。しかし、大地の中には血液はないのだ。そのせいで今、大地は生命の危機に瀕している。


「心臓移植しかないわね........」先生が呟いた。


ーーーーぽいんの病室!!!ーーーー


情報をジャックしていた徹に驚くべき情報が届いた。大地が死にそうだという。


「兄さん........大地も危ないんだって........臓器不全で........」


「僕は、もう死にそうだ........徹、僕が死んだら僕の心臓を大地に移植してくれないか........」


「何言ってるんだよ!兄さん!」


「はっ!何言ってるんだ僕は!そうだよなぁ................。」何か言いかけてぽいんは意識を失った。


「兄さん........。移植してくれないかって........無理に決まってるだろ........」


徹はメニーフェイスに変身し、大地の学校へ向かった。


ーーーー保健室ー!!ーーーー


「俺は........死ぬのか........」


「今まで生きてた方が不思議なぐらいよ。あっ!!!誰!?」先生は勢いよく振り向いた。


そこには、黒いマントを羽織っただけのあとの部分は裸の男が立っていた。


「私は大地君を助けに来た。大地君をこちらに渡すのだ」


先生(こんなほぼ裸のやつに渡して大丈夫なのか??でも、私じゃ大地くんは救えない........)

「分かったわ。でも、絶対に大地くんを生きた姿で返してちょうだい。」


「分かっている。私には大地君を助けなければいけない理由があるのだ。」ぶらーんぶらーん


やっぱりそんなぶらーんぶらーんさせてるやつなんか信用出来ない!でも私は何も出来ない!!うわーん!!


メニーフェイスは大地を抱えて窓から去っていった。


感想待ってますヽ(*´∀`)ノ

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