ある日突然に
私は目が覚める。あれ? 外が騒がしいなあ。なんだろう? え? 私の家の周囲を兵士たちが? ウソでしょ!? 破滅するのかしら私。私は急いでお父様とお母様やみんなが居る部屋に入る。いったいどうして? マイケルが私にこう言う。
「ヴィクトリア様、どうやらサム王子の手下たちのようです」
私はそれを聞いて何も言えない。破滅の入り口に来てしまったのだ。私は全身がガクガクとなる。わかっていた。いつかはこうなることを。けれども、このままでは私が破滅してしまう。マイケルは続けてこう言う。
「ヴィクトリア様、自分と味方の兵士たちで応戦します」
「え? 大丈夫なの?」
私は全身がガクガクとなっている。マイケルが私を優しく抱きしめてくれる。私はマイケルたちを信じることにした。もしもの時には私もゴースト術で戦うつもりだ。けれども、サム王子の手下たちは多い。
「それでは、ヴィクトリア様、また会いましょう!」
マイケルがそう言った。すると、味方の兵士たちが外へと走って出ていく。マイケルは私に笑顔を見せて、マイケルも表へと。私はそんなマイケルをカッコいいと思った。
マイケルと味方の兵士たちが立ち上がったのだ。
続く




