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そして、1日が終わる

 えーっと? この部屋は学校の保健室なの? え? それじゃあ、どうしてハリーが横で寝ているのかしら? うーん、私はわけがわからない。でも、ジョンとアランはハンナのことが好きなわけで、別に私の心配をしなくてもいいのよ? あらー、それにしても、私ってハリーと一緒に寝ていたの? 確認したところ、私の服の乱れはないみたいね? それじゃあ、私はハリーに保健室まで運ばれたってわけよね? うふふ。

「あらー? 二人で何を心配しているのかしら?」

「バカやろう! ヴィクトリアの心配をしていたんだよ!」

 あらそう。ちょっとわけがわからないけど、まあ、いいわ。さて、今日は家に帰ろうかしら。それじゃあね、ハリー。しかし、ジョンとアランが怖い表情をしている。ちょっと何を考えているのかはわからないわ。うーん、私は保健室をひとりで出た。貴族学校を出て、私は草原をひとりで歩いている。しかし、あの状況はちょっとマズイかもしれない。でも、私は悪役令嬢。ちょっとだけ、どうでもいいわ、と考えている。気付けば私は自分の家の部屋に到着した。メイドがひとり入ってきた。なにかしら?

「お嬢様、学校はいかがでしたか? 久しぶりでしたね」

「うーん、今日はいろいろあって疲れたわ。お水をちょうだい?」

 私はメイドの持ってきた水を飲んでいる。しかし、前世の記憶が、それも乙女ゲームの内容を思い出せない。ヤバい。うーん、また考えればいいかしらね? さて、今日はもう寝ようかしら。ふあ~、おやすみなさい。


続く

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