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ハリーとハンナの協力
私は今までのサム王子との出来事をお茶会でハリーとハンナに話した。ハリーは考えている様子。ハンナは私にこう言う。
「ヴィクトリア、サム王子のことはイヤなのよね?」
「ええ、ハンナ。私は衛兵のマイケルと付き合っているからね」
私はいったいどうしたらいいのだろう? 私がサム王子と付き合わないならば、お父様やお母様や私の爵位が剥奪されかねないなんて。私はマイケルのことを思っている。けれども、いったいどうしたら? ハリーは私にこう言う。
「なぜサム王子の手下がメイドのランを狙ったか? 理由は調べた。ひとりずつヴィクトリアの周りの人間を消して貴女を孤立させるためだ。それで改めてサム王子はヴィクトリアに告白するつもりだったらしいんだ」
私はゾクッとする。やっぱりサム王子が怖い。私は破滅の入り口に入りそうになっている。ハリーとハンナは考えている。ハリーとハンナはあまり仲がよくない。私はハンナにハリーは味方だとは説明をしていた。今はこうやってお茶会で私とハリーとハンナの三人がいる。ハリーとハンナは一時的に協力の関係になっている。それもこれも私のために。
続く




