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ハリーの情報

 今日の貴族学校、私はハリーと裏庭で話している。もちろん、ハリーの調べていることだ。どうやら、街でメイドのランに因縁をつけた男はサム王子の手下だったらしい、と聞かされる私。ちょっと私はそれを聞いて考えてみる。サム王子が私のことを好きなのは知っている。実際にあの手この手で私に迫ってくるからだ。けれども、ハンナがサム王子を好きなので私は引いている。それに私にはマイケルがいるから。それにしても、なぜサム王子の手下は私ではなくてメイドのランを狙ったのだろうか? それなら私を狙えばいいんだけどね? 全くわからないんだけど?

「ハリー? なぜサム王子の手下がランを狙ったの?」

「ヴィクトリア、まだそれはわからない」

 私とハリーは何も言わずにその場で立っている。私は、メイドのランを狙った男がサム王子の手下だと聞いて、あとからゾクッとするものがある。私はこの言葉が頭に浮かぶ。それは、破滅の入り口、だ。これから私はサム王子に対してどういう態度をとればいいのだろうか? やっぱり、このことは誰にも言わない方がいい? 私は完全にサム王子がどうでもよくなる。だが、メイドのランが狙われた以上は、私はサム王子を許さない。


続く

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