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私の部屋で三人

 私の部屋にマイケルがやってくる。私とメイドのランは笑顔でマイケルを迎える。私たちは楽しく会話をする。今までの三角関係がウソのようだ。私は悪役令嬢だから、破滅にびくびくしながら過ごしていた。けれども、今ではこうやって私と衛兵のマイケルとメイドのランとで仲良く話しながら笑っている。私は夢を見ているかのようだ。

 そういえば、ハリーが何かを調べるって言っていたけど、なんだったかな? うーん。あ、そうだった。街でメイドのランに因縁をつけた男についてだった。けれども、私はあんまり気にならないんだけど? まあ、ハリーの考え過ぎだと思うけどね? 私はあの時、無意識にゴースト術を発動していた。私はあの時、メイドのランを助けて正解だと思う。いくら三角関係だからって、やっぱりああいう時には助けることが大切だよね。

 破滅が遠ざかっていく気がする。私の部屋でこうして三角関係がなくなったからだ。私はマイケルとまだ付き合っている。どうやら、メイドのランはマイケルのことを諦めたようだ。つまり、メイドのランは、私とマイケルの仲を認めてくれたようだ。とりあえず、安心だな。私はこの乙女ゲームの内容を思い出せないけど、なんとかなりそうね?


続く

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