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王子の恋人探し

 なんだったかな? 王国集会のもうひとつの意味。うーん、ちょっと待って? もうここまで出かかっているんだけどなぁ。なんか周りがざわざわとしている。なんだろう。うーん、なんだったかな? あれ、目の前にひとりの男の子、それもなんだかすごく服がキラキラとしている。え? あ、思い出した。この王国集会は、王子の恋人探しというもうひとつの意味があるのだ。うーん、それにしてもどうしてこの男の子は私の目の前に立っているのだろう? 年齢は同じくらい?

「オレはサム王子。貴女の名前は?」

 え? は? ちょ? 今なんて言ったの? 王子? サム王子? はい? 私になんの用かしら?

「これはこれは、私はヴィクトリアですわ」

 周りがざわざわとしている。え、ちょっと待って? この王国集会は、王子の恋人探しの意味もある。このサム王子はカッコいい男の子だけど、なんで私の目の前にいるの?

「ヴィクトリア、オレと恋人になってくれないか?」

 え? 私が王子の恋人に? って、いつの間にか、周りには、ハンナ、ハリー、なぜかジョンとアラン、お父様とお母様、全員集合? え? なんて言えばいいのかしら?

 って、私にはマイケルという大切な人がいるのです。悪いけど、断っちゃお☆

「サム王子、ごめんなさい!」

 すると、周りの人々がどよめいた。

 え? いったい、なんなのかしら?


続く

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