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王国集会

 今日は王国集会の日。私は大きめの馬車に乗る。あとはお父様とお母様とハリー。衛兵のマイケルも乗って馬車は動く。私が王国集会と聞いて思い出したのは、国王の名のもとに国内の貴族たちが全員集まるもの。王の城の周りで楽しくお話をするというもの。それを思い出したのはいいものの、やっぱりこの乙女ゲームの内容を思い出せないまま。私はもうちょっとで何かを思い出せそうな気がする。

「ボクはこの王国をひとつにしたいのですよ」

「まあ! ハリーはしっかりしているのね」

 私のお母様とハリーが話をしている。私は外をぼんやりと見ている。うーん、ハリーの中身の女性を知ろうとして手を組むのはいいのだけど、今のところは全くわからないまま。私は外をぼんやりと見て、他の貴族の馬車も同じ方向へ向かっているのがわかる。うーん、今のところは破滅を避けているようだけど、油断をしているとあぶないのだろう。

 私たちの乗る馬車が集会場に着く。私は一番に降りた。すると、向こうからハンナが走ってきた。私はハンナと笑顔でちょっと話をしていた。お父様とお母様は二人で行動をすることに。私はハンナと衛兵のマイケルとハリーの四人で行動をすることになった。私たちも国王の城の周りで話をする。それにしても、国王の城はとんでもなく大きかった。私たちは他の貴族たちと挨拶をする。でも、やっぱりハンナがハリーに向ける視線は冷たいものがあった。


続く

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