表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/90

ハリーの家に

 今日は私、美少年ハリーの家に招待されるの。お父様とお母様と衛兵のマイケルも一緒に。馬車の中でお父様とお母様が仲良く話している。私はマイケルと目線がずっと合っている。私、すごく楽しみ! 早くハリーの家に着かないかな? って、んなわけあるか!? あのハリーの正体は、私と同じようにこの乙女ゲームに転生した女性、それも私のことを悪役令嬢とウワサを流した犯人なのよ!? よし、ハリーの正体を暴いてやる! ふっふっふ。私はハリーを許さないわ!

 そうこうしているうちに、ハリーの家に着く。おおう、私の家も大きいけど、ハリーの家も負けずと大きいわね。あら、ハリーとそのお父様とお母様が出迎えてくれたわ。ふっふっふ。とりあえず、私は挨拶をする。そして、私の両親がハリーの両親と話をする。私とハリーは部屋に行く。衛兵のマイケルはその部屋の前で待機。さあ、準備は整ったわ。ふっふっふ。美少年ハリーの正体を暴いてやる。

「ボクと手を組むなんて、嬉しいです。ヴィクトリア」

「ええ、私はハリーと手を組むことが出来るので安心ですわ」

 ハリーがニヤリとする。ふん。もうその表情はなれたわ? さて、どうやってハリーの正体を本人から聞き出せそうな感じかしら? 私はハリーとお茶を飲んでいる。とりあえず、どうやって聞こう。それにしてもハリーって美少年ね。ふっふっふ。美少年の正体が女性だなんて、そそられるわ。いかんいかん。私が悪役令嬢に本当になりそうだわ。もう、ハリー? 何か言いなさいよ?


続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ