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僕はこんなものを読んでいる  作者: 竹内緋色
5/6

いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ

いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ

 この読書感想群初めてのライトノベルは零真似先生の『いずれ君にくれてやるスーパーノヴァ』。以前、『まるで人だな、ルーシー』を読んで一発でファンになった先生です。

 『ルーシー』の方はかなり陰鬱な内容でしたが、今回はどうだったのでしょう。最近刊行された作品なのでネタバレには厳重に注意します。

 私は読み始めで圧倒されました。話の内容が凄いというわけではありません。初めは古今東西どの小説の半分にも共通する、ごく普通の日常のお話。だが、これがライトノベルかと疑うほどに文章が美しい。まるで詩を読んでいるかのような感覚。私の脳髄にすっきりと描かれた言葉が入り込んでいきました。『ルーシー』でもそうでしたが、先生の特徴として、SFやファンタジー作品であるということです。それは物語の引き金としてよい装置を果たすのですが、主題はそこではないのです。登場人物の心理描写が美しい。どこか沈鬱なそれはセピア色の映画を眺めているようでした。

 『スーパーノヴァ』を読んで、ああ、青春してるんだなと思わずにいられませんでした。少年時代、青春とは程遠く、今も怠惰で慣性な生活を送っている私ではできない体験をさせてくれる。そして、やっぱり妹キャラ。最高ですね。ああ、素晴らしい。先生のような作品を書きたい。ですが、今は完全にネタ切れで、ひたすらPS2のRPGをやるばかり。就活も忙しい。ああ、現実とはかくも無情なのか。あと、異常に頭痛もする。



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