【後編】Jet-Knocker(ジェット・ノッカー)
「木隠さん、火走さん、水切さん。接敵に際して、あなた達にお伝えすることがあります」
私たちは、京香先生の声を聞いて振り向いた。
「他の生徒の前ではあのように言いましたが、浄忍理事会の意向としては『御三家の生徒は、すぐにでも大型の怨魔の討伐に参加して欲しい』と、そう伝えられています」
……「浄忍理事会」。門森学園の上部組織、名家の当主が顔を揃える、全国の浄忍を統括する対怨魔秘密武力機構。
門森は半人前の生徒を指導する機関ということで、一定の独立性を持っているが、とはいえ浄忍の界隈はいつだって人手不足だ。猫の手も借りたいのだろう。
「ですが、私はあなた方の実力について、未だ懸念があります。進学前に家業の手伝いとして怨魔討伐に従事していたとは伺っていますが、一人の忍者として問題なく立ち回ることが出来るか、その判断はまだできかねます」
……京香先生の立場はわかった。つまり、「ここで鍛錬の成果を見せてみろ」と、そう言うことだ。
「これより会敵する敵は『大型』の怨魔。その腕は建造物を押し潰し、その顎は人の背骨を容易に噛み砕く……生物としての理の外の存在」
避難の完了したビル。封鎖された車道。その中央に佇むは、赤黒く脈動する、怨を重ねた悍ましき巨躯。
「私から一切の指示は行いません。あなた達の術の練度を、ここで見極めさせて頂きます」
私達は目を合わせ、先生の方を向き無言でうなずいた。二体の怨魔は、もうすぐそこまで迫っていた。
「目標、前方百メートル!!七メートル級怨魔一体、五メートル級怨魔一体!!これより各員協力の元、計二体の怨魔と交戦し、これを撃滅せよ!!」
「了解!!」
命令の受領に合わせ、真っ先に『力』を顕現させたのは、葵だった。一帯の空気中の水分が凝集し、大粒の水滴が彼女の周囲を取り巻いた。
――かつて神霊をその身に降ろし、退魔の力を己の血統に刻み込んだ、原初の巫たち。その力を受け継ぎ、永きに渡る探求と研鑽を繰り返してきた浄忍衆。
今、ここに発現しようとしている。忍の忍たる所以。現代に残る数少ない秘儀。一門秘伝の超常の業が。「血因遁法」が――
「血因遁法 『雫』――」
葵の手が九字の印相を結ぶと、水滴は空中に霧散し、怨魔の周囲五十メートルほどの空間を取り囲んだ。
「水切奥伝 遮蔽結界『海奥』」
瞬間、霧に覆われた範囲がさあっと晴れて、そこに居た怨魔は「消滅した」。第三者の目からは、そう「映った」。
正確には、結界の外からでは、その存在を「見る」ことも「聞く」こともできなくなったと言うべきだろう。
空気中の水分を利用した、光の屈折と、空気の振動の吸収。水切に代々伝わる外界遮蔽の術。忍びの隠密性を保証する遮蔽結界『海奥』。
結界の完成とともに、私たちは迷わずその中に突入した。
私たちがアスファルトに着地すると同時に、その音を察知した巨大な怨魔二体は、その肉体に埋もれた何十個もの充血した瞳で、私たちを睨み付けた。
「火走さんっ!!」
木隠が口を開き、大きな声を上げた。
「――即席の連携は逆効果です。私が単独で小型の方に対応します。火走さんは水切さんと連携し、大型を頼みます!!」
「了解!!」
的確な状況判断だ。反対する理由はない。
……流石に御三家の一角、私情で任務に支障をきたす未熟者ではない、か。
旧知の関係で連携が取れる私と葵が、より討伐の難しい大型を協力して打倒、木隠は小振りな方と単独で戦う。
下手に二体を三人で相手取るより、役割を分けた方が状況も混乱しない。先行してどちらかの討伐が完了すれば、合流して残る一体を集中砲火で倒す算段だろう。
私たちは、怨魔に向かって跳躍した。私と葵は、敵を挟み撃ちするように対称の位置を目指す。木隠は、竹刀を構え小型の怨魔に向かい合った。
「血因遁法 『焔』――」
私は懐から苦無を取り出す。手元が陽炎のように揺らぐ。高温高熱。私の武器は純粋な「火力」だ。
瞬間、私の手元は激しく輝き、轟音とともに怨魔の体幹に三本の苦無が突き刺さる。
爆発を推進力にした「投げ苦無」。そして――
「火走流 炸裂苦無 『狐火』」
私は指を鳴らした。
同時に、突き刺さった苦無からピンが外れ、爆炎を上げた。
自身の武具に誘爆性を付与する能力。これが、私の、火走の遁法の極意。
小型の怨魔であれば、今の一撃で間違いなく消滅していただろう。
しかし――
「やっぱり、これじゃ倒れないか……」
光と黒煙の入り乱れる爆炎をかき分けながら、大型の怨魔が顔を出した。無傷ではない……が、致命傷も負っていない。巨体はシンプルに、肉体の頑強性に繋がる。虎やイノシシを仕留める「程度の」力では、大型の怨魔は墜とせない。
巨体は、ブクブクと膨れ上がった腕を引き絞る。私はその場で跳躍して回避行動を起こした。怨魔は偏差的に上方を狙うも、私の速度を捉えることは叶わず、空振った剛腕は向かいのビルに突き刺さった。
「水切流 縄術『大蛇』」
怨魔の背後、葵の手元から一本の縄が投げかけられた。
……否、これはただの縄ではない。縄の形を成した「水流」だ。水の縄の軌跡は、怨魔の腕の周りで二重に輪を描き、もう一端は空中にいる私の手元へ――
「サンキュー、葵!!」
私は水のロープの一端を掴むと同時に、ブーツの踵から爆風を噴出した。
火走の秘伝であった「焔下駄」。その忍具を改良し、特注した現代忍具「赫脚」。
前方と後方に爆風を噴出するノズルを備えた、火遁の機動力変換装置。私専用の忍具だ。
爆風による急加速を受けて張り詰めた縄は、怨魔の腕をきつく縛り上げると同時に、私は怨魔の腕を起点に円弧を描いて運動を始めた。
そして、すかさず十数本の狐火を打ち出した。それらは、葵の巻きつけた水のロープと平行に、怨魔の腕を一周する形で突き刺さった。
私は大蛇から手を離し、円運動を中断、そのまま放物線を描き着地した。それを確認し、葵は大蛇を解除する。
――指を鳴らす。狐火からは一斉にピンが外れ、同時に起爆した。
炸裂した苦無が引き起こした衝撃は、さながら切り取り線のようにそれぞれの破壊範囲を繋ぎ合わせ、怨魔の太い腕を焼き切った。
一瞬呆然とした怨魔だったけれど、我に返ったように地に落ちた自分の腕に跳びかかる。
怨魔の肉体は「怨霊」が物質化したもの。腕が消える前に再度体内に取り込めば、再び自分の血肉に変え、再生出来る。
今一度腕を喰らい、欠損部位を再生するつもりだ。
「――だめだよ」
葵の声とともに、怨魔は首元を後方に引っ張られるように、動きを止めた。葵は、怨魔が腕を落とされ動きを止めた一瞬の間に、大蛇を再凝集させ、怨魔の首をくくっていた。その縄は路地裏から脇のビルを一周し、葵の手元へ。いかに大型の怨魔の膂力が建造物を壊すほど強大とは言え、鉄筋造りのビルを柱に首を吊られては、その動きも止まらざるを得ない。
首の異常に気付いた怨魔だけど、時すでに遅し。私は既に助走を終え、上空に跳躍していた。目の前の怨魔に止めの一撃を入れるために。
「……結局、これが一番威力高いんだよね」
私の靴の爪先が、再び火を噴いた。「赫脚」から断続的に噴き出す爆風は、私の体を前方に回転させる。
それは、さながら板金に当てられた丸鋸のように、円形に火花を噴出しながら、前方への回転速度を急上昇させていく。
火花を散らす回転体と化した私の身体が、怨魔と接触するその瞬間、私は脚を目いっぱいに伸ばした。
限界まで高まった遠心力を込めて、その踵を怨魔に叩きつける。
「火走創伝 『爆旋脚』!!」
接触と同時に、踵のノズルは爆炎を上げた。怨魔とブーツの接点は、直視に堪えないほどの眩い光を放ち、轟音とともに怨魔の肉体を粉々に消し去った。
私は、怨魔を蹴り砕いた反動で跳躍し、葵の横に着地し、赤い襟巻を棚引かせながら立ち上がった。
御家の秘伝である「奧伝」に対し、私オリジナルの遁法「創伝」。単純な爆発力においては、これまでの火走に伝わるどの術よりも極まった、破壊の絶技。
「ナイスアシスト、葵!!」
「どういたしまして、呉奈ちゃん」
私は葵とハイタッチして、互いの働きを賞賛しあった。私が自由に動き最大火力を出せたのは、葵が縄術で怨魔の動きを制限したおかげだ。
お互い旧知というのもあるけれど、葵のサポートは的確で、私の闘いを邪魔することはない。戦況判断の目が優れているゆえに、常に私の痒い所に手が届くのだ。
担当を終えた私たちは木隠の闘う怨魔に目をやった。加勢して集中攻撃……の必要は、……ないかもしれないな。
先程まで立ちはだかっていた五メートル級の怨魔。今は見る影もないほど無惨な細切れだ。
「血因遁法 『綴』――」
木隠は、瞬く間に怨魔の右腕を「竹刀」で斬り登り、骨に沿うように腕を縦二つに割いた。そして頸部を両断、勢いのままに左肩を切断。事前に大地から「生やしていた」蔦の縄を引き寄せ、急降下すると同時に、腹部の口に並んだ歯を、柄の頭で叩きつけ粉砕。着地と同時に両の足首を切断し、転倒させた。
木隠の遁法は「木遁」、植物の操作だ。アイツが持っている竹刀……あれに耐衝撃性や斬れ味を付与してるんだ。安全な剣術稽古の道具である竹刀も、あいつの手元にあっては、どんな業物の真剣にも劣らない、珠玉の武具になる。
……竹刀持ち歩くとか、昔の体育教師かよって思ってたけど、遁法に合わせた合理的な武器選択だったわけだ。
竹刀に「力」が集まり、鈍く、輝きを放つ。四肢を失った怨魔は、縦に並んだ十数個の充血した目を見開くが、身動きの取れないままに木隠を見つめること以外、もはや出来ることはなかった。
「木隠奥伝 『草薙』」
木隠の力強い踏み込みとともに、竹刀から放たれた剣閃は、横たわった怨魔の体を、前面と背面の二枚に両断した。
かくして、おろされた魚のように動きを止めた怨魔の残骸も、やがて霧散し、消滅した。
* * *
「うわぁ、木隠さん本当に一人でやっちゃったね」
……悔しいけど、コイツ、かなり強いな。
竹刀で怨魔を細切れにするなんて、遁法を使った武器の強化もさることながら、純粋に日々の鍛錬で身のこなしが洗練されている証明に他ならない。
前々から「私たちと同じ歳の優秀な子がいる」とは聞かされてたけど、目の当たりにするとよくわかる。こいつも、私や葵に引けを取らない「天才」だ。
「………………」
私は、頭をかきながら、木隠に歩み寄った。
「……木隠」
「なんですか?」
「………………」
私は、木隠に届く位置で右手を挙げた。
「ナイスファイト」
「……えっ?」
不思議そうに私の顔を見る木隠。……こいつ、察しが悪いなぁ。
「……なんだよ」
「いや、えっと、それは……」
「……ハイタッチだよ。わかんないの?」
木隠は困惑していた。昼間につっけんどんにしたからな。意図が分からなくて混乱してるみたいだ。……なんか、こっちが恥ずかしくなってきたぞ。
「木隠さんを労ってるんだよ。……ね?呉奈ちゃん」
言葉にされると余計に恥ずかしいな。……まあ、ナイスアシスト、葵。
「一緒に任務こなして、アンタだけ仲間外れってのも気分悪いじゃん」
ようやく察した木隠は、深呼吸をして、どこか気恥ずかし気に私に向かい合った。
「……で、では」
木隠が私の手を叩く。
……痛ってぇ。力入り過ぎ。ハイタッチやり慣れてないんだな、こいつ。睨んだ私を見て木隠れはぎょっとしていた。ぎょっとしたのはこっちだわ。
続いて、葵には多少加減をしてハイタッチをしていた。
……わざとじゃないんだろうけど、やっぱ腹立つな、こいつ。
* * *
「仙堂監督官から報告が入りました。もう一か所の怨魔出現地点においても、討伐が完了したとのことです」
「向こうも、大型を倒せたんだね」
人数は向こうの方が多かったとはいえ、やはりエリートの忍びのクラス。御三家以外にも実力者は存在してるってことか。
「それでは、本区画の避難解除と忘却措置、被害家屋の修繕は、本職の浄忍衆、巫衆が行います。あなた達は、引き続き近隣地区のパトロールを行ってください」
……ピークタイムに大型怨魔が出現した夜に、立て続けに大型が出現することは考えにくいけど、ゼロじゃない。まだ気を抜くなってことだ。
一通りの伝達事項を伝え、先生はビルの上階に駆け上った。残された私たちは、しばらくの間先生を見送り、門森の学生服を装束の上に纏い、警邏を再開するために歩き出した。
「ひとまず、ひと仕事終わったって感じね」
「……何を言ってるんですか、夜はまだ長いんですよ。守谷先生から油断をするなと言われたばかりでしょう?」
「相変わらず、お堅い女ね……」
「ねぇ、小腹減ったんだけど、コンビニで夜食買ってっていいかな?」
「あ、チキンの割引クーポン持ってるけど使う?」
「ちょっと、火走さんっ!!水切さんっ!!」
破壊された人気のない道路、オレンジ色の街灯の灯りを受けた私たち三人は、アスファルトに漆黒の影を落としながら、ライトブルーの制服を輝かせる。
やがて、避難区域を抜けた私たちは、人の溢れる灰色の街並みの中に溶け込んでいき、やがて誰にも顧みられることなく、人ごみの中に紛れていった――
* * *
「知ってる?九組の話なんだけどさ……」
闘いの夜から一夜明けて。また飽きもせず昨日と同じ場所で、華のJKたちが、私たちの噂話に花を咲かせている。……早く飽きてくれないかな。
「怖いもの見たさで覗きに行った子が居てさぁ、なんでも、授業中はほとんどの生徒が寝てるんだって……」
「一人二人はともかく全員って……深夜に集会でもやってるのかしら」
「そこまで行くと異様ね……近寄らないようにした方が良さそう……」
……懸命だ。
彼女たちは何も知らない。知らないのだ。夜の街には死が溢れている。そのことにも気付かず、誰しもが無防備に暮らしている。
その裏には私たちがいる。私たちが戦っている。青春を、灰色に染めながら。
「盗み聞きですか?」
声をかけられた。先日と同じ流れだったので、一瞬、葵かと思ったけれど、明らかに声が違う。
「……木隠かぁ」
「もうちょっと、不機嫌を隠せませんか?」
木隠は腰に手を当ててため息をついた。はいはい、悪かったね。私は盗み聞きを中断し、修練場に向かうべく廊下を歩き出した。
「……別にアンタだけが原因じゃないよ。あんたの言ってることは正しいしね」
……結局、こいつの言う通りなんだ。浄忍は、誰からも感謝されることはない。だが、それでも社会の維持には必要な存在だ。投げ出そうとは思わない。誰かのためというよりも、無視して生きるのは気分が悪いから。私の気持ちの問題だ。
だけど、望んだわけじゃない。例え死が隣合わせだとしても、身を護る術がなかったとしても、何も知らずに自由に生きていけるなら……。その憧れは、決してなくならない。羨ましいんだよ、私は。
「私は、あの方たちを羨ましいとは思いません」
木隠が口を開いた。
……見透かされてるのか。私って顔に出やすいのかもしれないな。
「……自分が知らない内に誰かに助けられて、感謝もできず、陰口を言ってしまう。そんな自分に気付くこともできない。それは、私達とは別の不幸を負っている。そうは思えませんか?」
……そういう考えか。まあ、自分の立場が逆になったらと考えると、恥ずかしくて居ても立っても居られないかもしれない。……けれど、それも「知っている」からこその意見だと思う。
「……例え恥知らずって言われるとしてもさ、やっぱり羨ましいな、私は。今だって、全てを忘れられるなら『あっち側』に行きたいよ」
「そうですか……」
……そろそろ、こいつからもお説教喰らいそうな空気だな。面倒は御免だし、さっさと話題を切り上げて移動するか。
「そうであっても、逃げずに戦っている人、私は尊敬します」
「……えっ?」
「私が羨む人は、自分の弱さと戦い、辛くとも精進を重ねられるような方です。あなたも、多くの学びを得られる、得難いクラスメイトだと思っていますよ」
こいつ……。このキョトンとした「私、何か間違ったこと言いましたか?」みたいな顔……。
……そうか。こいつ、恥ずかしげもなく、こういうこと言える奴なのか。不器用というか、馬鹿正直というか。
保守的なジジババにおべっかを使うのが得意な、いけ好かない女だと思ってたけど、単に出会う人間全員「良い人」と思い込んじゃう、産まれたての小鳥みたいに、底抜けに素直な奴だったんだ。……そのうち、悪い奴に騙されて痛い目見そうだなぁ。
立ち止まる私を尻目に、木隠は歩き出した。
ま、思ったよりイヤな奴ってわけではない……かもね。「面倒くさい奴」だとは思うけど。
「こが…………」
背中を向けた木隠を呼び止めようと思ったが、ちょっと悩んだ末に、やっぱりやめた。
やっぱりそういうのは、私のガラじゃない。
「柚葉」
緑がかった総髪を棚引かせながら振り向いた彼女の顔は、大層意外そうに目をぱちくりとさせていた。
「チキンのクーポン、有効期限来週だけど、いる?」
「……いりませんよ、まったく」
気に入らない同級生の見せた初めての笑顔。それは、綺麗な石ころを自慢する子供に母親が向けるような、苦笑いともつかない気の抜けた笑い顔だった。
――まったく、可愛くない女だよ。アンタは。
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本作は、これから連載を予定している
「くのいちJK! ~お嬢様学園異能学級・青春忍法帖~」の、プロトタイプとなる小説です。
現在おおよそ9万文字のストックがありますが、公開はもっと先の章まで進めてから考えたいと思っています。
百合風味の女子高学園ものですが、明確な恋愛を書くというよりも、くのいちの集まるクラスの皆が、一致団結して夜の化け物に挑んでいく、シスターフッド的なお話です。
お話の中心としての主人公は「呉奈」ですが、それぞれ悩みを抱えた十二人の女子高生くのいちたちが、時に衝突しつつも絆を深めていく群像劇となっています。
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