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連恋輪廻応報草子  作者: あやぺん
応報ノ章
101/122

二十七

 自分が歌姫アリアだと指摘されても軽く頭が痛いだけで、記憶が戻る様子はない。

 落ち着く部屋の隅で、なんでずっと親切なミズキにあんな台詞……と後悔しながら、止まらない涙を手拭いで拭う。


 ここ数ヶ月、数日に一度は見る夢にいる彼を、私はミズキに重ね始めた。

 ミズキは最初からかなり親切で、私に元気が出てきてからは口が悪くなったけど、行動はずっと優しくて、なぜこの人は私を特別扱いのようにお世話してくれるのだろうとずっと不思議だった。

 そうして、願望のように夢の中の一本結びの青年がミズキと重なるように。

 けれども、慈善事業、仕事だなんて言われるし、私が歌姫だという話しが出たのに、自分と君にこういう関係があったなんて話題は無く。


 歌姫アリアがどんな人物なのか知らないし、飛行船事故で仲間を失ったならきっと一人ぼっち。

 おまけに記憶は蘇らないので、私は今の生活をするしかない。

 しかし、あまりにも運の良い新生活中だからそれで大満足だ。

 なのにこんなに悲しいのは、心の拠り所だった夢の彼がどこの誰か分からず、おまけに飛行船の中か海の中で死んでしまった可能性が高いから。


 レイとユミトが命懸けで助けてくれた命ではなくて、砂浜で自然と目覚めて助かったなら、私は今、海に向かって駆け出していたかもしれない。

 海の中に名前も声も顔も分からない、けれども大切でならないあの人がいるだろう、側にいきたいと。


 メソメソしていたら、障子の向こうから「アリアさん」という呼びかけがあり、この声はミズキの幼馴染のアサヴだなと思ったら「アサヴです」と名乗られた。


「一人になりたいので放っておいて下さい」


「相変わらずミズキと喧嘩しているようですね」


「だから……」


 拒否したいけど、相変わらずという台詞は気になる。

 障子が開いて、人影が室内に入ってきたので思わず叫びそうになったが、あっという間に彼は私の目の前にいた。

 しゃがんで、片腕を私の背後の壁について、かなり近い。


「ちょっ、嫌っ、ミズキ、助け……」


 誰にでも優しいミズキに甘えっぱなしは良くないと追い出しておいてこれだと、自分に呆れつつ壁にひっついて身を縮める。

 多分、ミズキの幼馴染に悪い事はされないと、蹴ったり殴りかかるのはやめた。


「とって食いやしないのに、そこまで怯えなくても。前のアリアなら殴りかかってたから、ちょっとは別人なんですね」


「……それ、あなたはかつて、私に殴りかかられるようなことをしたってことですか?」


「お互い売り言葉に買い言葉で、わりと喧嘩していました。俺の相棒、ミズキを奪おうとした時は掴み合いです」


「……」


 以前の私も血の気が多かったというか勝気だったようだ。


「……相棒を奪おうとしたって、私はミズキと共演したかったってことですか?」


「男性だったなんて騙されたけど、親しくなったんだから一緒に旅をしようと連れて行きましたよ」


「……連れて?」


「ええ。ミズキは君達の歌劇団に同行して、この地でお別れ。多分。ミズキの俺への手紙に嘘が無ければ」


「私とミズキは、私とあなた以上に一緒にいたってことですか?」


「同じ期間内でさえ、君はミズキにくっついていました。女性同士、気が合うから楽しいと」


 東上地区というところでの公演終わりに、前の私はミズキが男性だと知り、それでも良いから、まだ一緒に居たい、ミズキも修行になるからと彼を誘いに誘ったという。

 当時、壁にぶつかっていたミズキは周りの勧めもあり私の誘いに乗った。

 それで、修行予定だったこの地で別れたというのがアサヴが知っているミズキの行動。

 実はそのままずっと同行していた可能性もあるかもしれないと口にしたので、私が過ごしてきた日々で色々な人が、ミズキはいつからレオ家に居たという話をしたので教えた。


 アサヴは、

「そこは嘘をつかれていなかったんですね」と力無く笑った。


「……同行していたならミズキはきっと、歌姫アリアの同僚達とも親しくしていました?」


「多分。手紙に色々書いてあったので」


 歌姫アリアとも、他の劇団員や彼女達の同行者、演技指導者や脚本家、演出家などなど、ミズキは様々な人間と親交を深めていたそうだ。

 暗闇の中に浮かぶアサヴの表情は悲しそうな微笑みである。


「大事故で大勢が亡くなったことで、ミズキがこの地にいる理由は、修行ではなく療養になりました」


 ミズキは演技力があるから何ともない振りをしているけれど、無理矢理食べているけれど、彼をよく観察している師匠によれば陰で吐いているし、眠れない日も多そう。

 姉のように慕っている師匠が寄り添ってくれて、下手に刺激する同僚や友人知人の居ないこの場所にいることで、ミズキの心の傷は少しずつ癒えるだろうと判断されて、彼はずっと南地区にいたそうだ。

 多くの者に心配されているとあまり気がついていない、ひたすら修行に励む事で己を奮い立たせている、本人の学びたいという意志も尊重されて。


「でもまさか、君を守っていたとは知りませんでした」


 その件で先程、アサヴとミズキはちょっと喧嘩をしたけどすぐにお互い謝ったという。

 だからミズキと私も謝り合って、もう少し話しをすると良いと、アサヴは私の背後の壁から手を離した。


「わざと威圧的に近づいたら助けてミズキ。記憶喪失後、ずっとミズキに助けられて、守られてきたんですね」


「……ええ」


 彼は食欲のない私に食事を食べさせて、笑いかけ、髪をとかし、読み書きを教えてくれて、外へ連れ出す訓練も、日雇いに挑戦した時も、今の住み込みも、いつもいつも助けてくれた。

 眠れない夜、悪夢に怯える夜も、彼の手や音楽に救われてきた。

 

「それなのにありがとうの前に酷いことを言って……ひっく……うええええええ……。ミズキが博愛主義だからぁあああああ……。私だけが特別じゃないからって……八つ当たりしました……」


 気がついたら畳に突っ伏して泣いていた。

 大の大人がなんでこんな子どもみたいに……と自分に呆れていたら、アサヴに優しく背中をとんとんされた。


「今の君とミズキがどんな月日を過ごしていたのか知らないけど、君はミズキに惚れているのか」


「……」


 多分そうなんだけど、いつの間にかそうなんだけど、命の恩人ユミトとは異なり、夢の中の彼とは違うという拒否感よりも、同じだったら嬉しいのにという気持ちばかり湧いてくるのだけど、いかんせんミズキが私に興味が無さ過ぎる。

 そもそも、前の私の恋人だか夫に失礼過ぎるから、蓋をしないといけない感情だ。

 私が一方的にミズキに八つ当たりして困らせたり傷つけた時に、アサヴは間に入ってくれるかもしれないから、その辺りのことを延々と喋り続けた。


 私には大切な人がいたし、ミズキは女性としての私にまるで興味が無く、おまけにそろそろ家に帰ってお嬢様とお見合いをする。

 同じ格式の高い分家のお嬢様とお見合いして、とんとん拍子に結婚。

 ミズキの家のことは、レオ家で一緒に暮らしていた彼の妹弟子達から沢山聞いた。二人は幼馴染でお似合いらしい。


「ミズキの幼馴染となると俺も幼馴染で……どの親戚だ? まぁ、誰でも悪くない相手か。お見合い話なんて聞いていませんけど、なくはないです」


「……そんな何人も候補がいるんですか?」


「手堅く同門同士にしなければ、もっとうじゃうじゃいます」


「……お坊ちゃんだからですよね」


「それでいて、ミズキが誰でも良さそうだからです。当主会議で推薦された女性の中から、自分に有害ではない相手、出来れば好ましい性格の女性と言いそうです」


「そう、聞いたことはありますか?」


「まぁ」


 気がついたら失恋だから己の気持ちを無視してきたのに、それでも察してしまった恋心をせっかく吐露しても、結局このように叶わない。


「っあ。歌姫って良家になにか価値はありますか? ……なんでもないです。私には大切な人がいるようなので……」


「どこの誰か知らないけど、別に操を立てなくたって良いと思います。だってもうそろそろ一年ですが、その人は君を見つけない訳で、死者ならもう想っても無駄です」


「あの人が居ない世界で生きていたくないわよ!」


「それなら死ぬのか?」


 顔を上げたら、アサヴに睨まれた。優しかった背中を撫でていてくれた手が止まっている。


「……。死ねないけど……」


「死なないけど死にたい? なぁ、他に思い出せないですか? その男性について」


 名前くらいと見据えられたけど、無理なものは無理なので首を横に振る。

 欠けている記憶を取り戻そうとすると、頭の同じ場所が酷く痛むし、そのせいで気分も悪くなる。

 続けると痛みで血の気が引いたり、吐きそうになると教えたら、アサヴはしばらく沈黙。


「……軽く思い出した振りをするのはどうでしょうか」


「思い出した振り? なぜですか?」


「事故当時、生存した可能性のある目撃情報や、君の死体がちっとも見つからないという話しから、歌姫アリアの生存説は小説の題材になる程です」


「……そうなんですか」


「そこに君が現れて、かなり記憶が減ってしまったけれど、自分はアリアですと名乗り出たら、新聞の一面記事を飾るでしょう」


「……そうなったら、私はどうなるんですか?」


「新聞を読んだ君の大切な人が名乗り出るかもしれません。同じように記憶が曖昧でも、何か思い出すかも」


「……会いに来てくれるかもしれないってことですね」


「そう。それで一年経っても誰も現れなかったら死んだと諦める。ついでにその一年、ミズキを口説く。どうですか?」


「……はぁ。歌姫アリアって(フラァ)国人なんですよね? 一年もこの国にいるとか、ミズキの近くに居られるものですか?」


 ミズキが実家に帰宅したらもう二度と会えないかもしれないと考えて、ウィオラに自分に向いていそうなのは舞ではないか、見た目も綺麗だからミズキのように芸妓は難しいかと相談していたけど、反応は悪かった。

 なくはないけどまずは今の仕事、足りないこの国の教養や家事という下地が大切だと。

 しかし、この提案に乗ればそれがあっさり叶う。


「大切な人が居たようで、生き別れたから帰りたくないとゴネればいけそうです。歌姫アリアは圧倒的な歌と人気で我儘(わがまま)三昧でしたから」


 お世話になった国で祖国と同じように慰問活動もしますとか付け加えればなおさら、望みを叶えてもらえる可能性大。


「……悪くない案かもしれません。お金も稼げますよね? 私、ずっとお世話になりっぱなしだし、この家のお嫁さんになるマリさんって女性はね、さっき会ったように病気で足を失ってしまったんです」


 歌姫アリアとやらが人気者だったなら、大金が手に入る可能性がある。

 命の恩人レイとユミトという人物がもうすぐ夫婦になる。

 その夫婦の可愛い姪っ子がマリの親友だ。

 足を失っても、入院中に子ども達に優しく寄り添う彼女は幸せになるべきだと思う。


「だからマリさんに少しでも良い義足が欲しいです。レオ家の人達の性格からして、これまでの生活費を返しても遠慮されるだろうけど、それはきっと喜んでくれます」


「……君はそういう面も変わらなそうですね。破天荒な我儘姫なのに、戦場の天使の異名通りのような面も持つ」


「戦場の天使ってなんですか?」


「歌姫アリアは元々は病院慰問歌手で、歌劇団員になってもずっとそうだそうです」


 子ども達の為にも良く歌ったが、それ以上に野戦病院への慰問が多かったらしい。

 そのあまりの素晴らしい歌声に救われた負傷兵は星の数程。

 戦場の天使はその美声と美貌の評判で、国立歌劇団へ入団しないかという誘いを受けたそうだ。


「君や君の友人から聞いた話しです。アリアさん。政府との交渉には我が家とムーシクス家が間に入ります」


「……」


 己の過去を知らなければ今の生活で構わなかっただろうけど、自分が教えてしまったので、私には色々な選択肢がある。

 アサヴはそう告げて、私にミズキに謝りなさいと命令。


「いくら惚れた男性が自分に気が無さすぎるからって、それに腹を立ててもう関わるななんて、可愛げのかの字もないです」


「そんなの……自分が一番分かっています……」


「俺に思い出せって迫られて、頭が痛くなって気分が悪くなったってミズキに泣きつきなさい。そうしたら謝りやすいです」


 行きなさいと促されて、怖いけどミズキに謝りたいのでゆっくり立ち上がり、そっと歩き出した。


「家の人達には上手く行っておくので、きちんと泣きついて、謝るんですよ。素直に愛くるしく。素直に」


「……今の私とは初対面なのにありがとうございます」


「前のアリアの生まれ変わりみたいなもので、前のアリアにはなんだかんだ世話になったのでそのお礼です」


 会釈をして廊下に出て、震える足で歩いていたら、廊下の角に人影を発見。

 残された長い髪がミズキな気がして走り出したら、足がガクガク震えているせいで盛大に転んだ。

 痛いし最悪……とゆっくり体を起こしたら、見上げた先にミズキの姿。


「大きな音がしたので来てみれば、何をしているんですか。シンさんが整備したお屋敷を早速壊す気ですか?」


「……」


 素直に愛くるしく……素直に……。


「……うんと沢山、ずっと助けてくれたのに、もう関わらないでなんて……。慈善活動は良いことなのに……ごめんなさい……嫌いにならないで……」


「そんな後悔するなら、訳の分からない思考回路で拒絶しなくても。ほら、擦り傷はないですか?」


 手を貸してくれたので、緊張しながらその手を取り、触れたらもう我慢出来ない気がしたけど予感的中。

 気がついたらミズキに抱きついていた。

 歌姫アリアの愛しの誰か、ごめんなさいと心の中で呟き、何度も呟き、叫んだ。

 死にかけて歌姫でなくなったアリアはこの憎まれ口ばかり叩くのに優しい彼をどうしようもなく好きになってしまったと、ミズキのことを力強く抱きしめる。


「本当、君の祖国の当たり前はこの国では過剰です。ったく。妙齢の女性が男性にこういうことはやめなさい」


 違うから違うと言いたいのに涙声で喋れない。そっと体を離されて、優しい困り笑いを向けられた。


「……ミズキ」


「ごめんなさいはもう聞きません。お互い様ということで。君は覚えていないけど、また会えましたね、アリアさん」


 ミズキは私の手を取り、両手で包んだ。


「風邪を引いて、熱を出して、約束したのに最終公演を観に行けませんでした。手紙も届かなかったようで」


「……そうなの?」


「また会いましょう。次は俺が自分達の一座と属国興行に行けるようになって会いに行くので、観光案内して下さいと約束したんですよ」


「……」


「もう少し隠れているにしても、君の帰りを待つ人がいる祖国に帰るにしても、記憶が戻らないまま一人は不安でしょう。友人ですし、異国も見てみたいから、付き合いますよ」


「……私達が以前友人だったから? アサヴさんに、ミズキは歌姫アリアとしばらく一緒に旅をしたと教わったわ」


「以前友人で、また出会って友人になりました。亡くなって辛かったのに目の前に現れたので、自分からしたら奇跡です」


 大丈夫、この地で過ごしていくとしても、自分の記憶を取り戻す為に帰国するにしても、自分もアサヴも味方、二人ともそれなりの家柄で資金もあるから大丈夫、大丈夫とミズキは笑いかけてくれた。

 

『ええ、皆さんと約束します。また会いましょう』


 目の前のミズキは喋っていないのに、彼の声がした。

 素の声色ではなくてお嬢様ミズキの声。

 行かないで、もっと一緒にいようという気持ちが押し寄せてくる。


「……」


 私の夢の中に現れる男性はやはりミズキな気がする。

 目の前にいるミズキのこの優しげな雰囲気や、一本結びの髪がさらさらと揺れる様、そしてこの温かな胸の感覚がそう訴えている。

 ミズキに惹かれていくことに、罪悪感が全くないこともずっと気になっていた。


「アリア?」


「……な、な、な、悩みたいし、ミズキにばっかりは申し訳ないから、アサヴさんともう一回話してくる!!!」


 心の中できゃああああああ! と叫んで部屋に戻り、動転でまた転びそうになり、アサヴに支えられた。

 瞬間、止まらなくなって私はアサヴに自身の考察を喋っていた。


「恋人じゃなくて多分片想いよ! それできっとミズキだわ! ミズキよ! 私はまたミズキみたい!」


「何度も夢に見る大切な人を夫か恋人と思い込んだけど、一方通行だったかもしれない。それはまぁ、なくはないですね。歌姫アリアのミズキへの執着はなかなか強かったですし」


「また振られるってことよね⁈ だってミズキと歌姫アリアの旅は(フラァ)国までは続かなかったから!」


「俺は旅に帯同していないので前のことは知りませんが、口説いてみたらどうですか?」


「思わず抱きついても、その異国文化はこの国では非常識なのでおやめなさいって涼しい顔の、あのまるで私を異性と意識しないミズキは無理よ!」


「ははは。さすが鉄壁ミズキ。頑張りたまえ。彼は俺の相棒ですから、輝き屋に縛り付けてくれるなら協力しますし、逆なら徹底的に邪魔します」


「あなたから引き離したりしないから助けてアサヴさん! 認めたらもう無理! ミズキがお見合いしてお嬢様となんて無理無理無理!」


「奇跡的に生き延びた歌姫が一座の看板役者とは売れるから協力しても良いですよ」


 身元不明の不審者と良家のお坊ちゃんは絶対無理だし私には絆のある恋人が……と我慢していたけど、点と点を結ぶと単にミズキに片想いしていたたけっぽいし、有名人とお坊ちゃんなら許されそうだから我慢とか無理!

 つい、無理無理無理と転げ回ったらアサヴに本当に中身は同じっぽいと笑われた。

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