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桜の咲く頃に。  作者: みん氏
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君の好きな花。


「ねぇねぇ、聞いた?今日から転校生が来るんだって。」

「どんな子だろうねぇ。」


毎日、毎日くだらない事で騒げていいわね。


私、北村恵里はごく普通の女子高生。

友達は多くも少なくもないし、恋人もいる。


ただ、それは世渡りする上でのこと



本当は女同士の褒めあいとか面倒だし

作り笑顔を貼り付けてSNS用の写真を撮るのも嫌


それでもこの生活を続けるのは

目立たず騒がれずにあの人から逃れるため



今日の夕食は何にしようかと考えながら

担任が来るのを待っていると後ろから聞きたくない言葉が耳に入った


「そういえばさ、このクラスに生徒会メンバーが居るんだよ。」


その言葉に一瞬にして女子から喜びの悲鳴が上がる


ガタッと椅子から立ち上がり

黒板に貼られたクラス名簿をよく見れば

噂の生徒会メンバーの名前がふたつ並んでいた


すると後ろからクラス名簿を奪われた。





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