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door(エピソード1)
僕は、最近のことを話し、話して、話しまくった。気分がイイ!
乗りにのって身ぶり手振りもハイリダシ、ついに、立ちあがり、
「…ってな、わけなんですよ、先生!!では、これで失礼します♪」と、シュタッと、その場を去ろうとした。
すると、
「…事前に、家族さんから聞いているが、やはり君は自宅で自分の部屋に、ただ一人、相変わらず、引きこもっているらしいね…。」
「…」
「でも、君、顔色は良いけど!」
「…そうですか、そうだったんですね…。」
僕は、そう言って、やはりなのか、と、そこをいつも通り出ると、母親が待合室で、
「焦らずにね。」と僕を見て、笑い、僕は、久しぶりに泣いたんだ。
僕は、本当に久しぶりに、泣いたんだ。
(おわり)




