第43話 動き出す再会⑦C
~電車が遅れる、そんな時のきん先生が研修に行った学校では~
「行きましたよ、行きましたよ二人。チョロしてませんかね~」
「校長先生落ち、落ちつ、いて、下さい。」
「電車の中で寝てたりしてああああああああ‼」
「「「心配だ~~~」」」
見事なハモりと発狂に思わずそれを見ていた先生達は声をかけるべきか迷うが
声をかけない方が身のため。
と、割り切っていた。
『紅先生から電話。紅先生から電話。心を決めて電話に応答せよ。』
校長先生の電話がなる、。
一体どんなコールを。
と思う人も当初はいたが、なれてしまえばそんなこともない。
「な、ナニガ起きたんだね?早く、早く事情を先生に教えなさい。
ほら、早く。ほら」
『なんか~。電車が~遅れちゃって~遅れちゃうかも研修?出張?』
それをスピーカーできいていた委員長達は よかった~ちゃんと細かく何かあったら連絡する というお約束を守ってくれたー
なんていうかんじで安心していた。
「じゃあ、校長先生が相手方の学校に連絡しておくから。とにかく、とにかく
とにかく、じっとしてるんですよ‼」
『ハーい』
「まだ切っちゃダメですからね。まだですからね。
委員長達と変わりますから。」
「先生。ヘンなこと、しちゃダメですよ。」
「寝ちゃダメですよ」
「「何かあったら必ず連絡してくるんですよ‼」」
どちらがもうせんせいか分からない会話をして電話は終了。
この委員長達、大人になったらこの学校で働かないか、と聞いてみようかな。
と
本気で思った校長であった。




