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カラフル メンバーズ  作者: 緑憐
一章  教師
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第2話   始業式

     

 

 騒がしい日常がかえってきた。

 先生たちの紹介は・・・、しなくてもいいだろう。日常を見ていけば後に分かることだ。

 さっそく騒がしいな。この音は、、、。職員室だな。


 プルルルルルル・・  プルルルルルル・・・・・・

 「電話にでた?カチ先生。」

 「うんん。全然出ない。」

ため息が聞こえる。

 「もうっ、なんで出ないのよ。昨日あんだけ言ったのに!まさか、また仕掛けに引っかかってるんじゃ・・・。」

 「まあまあ、落ち着いて。冷静になりましょ、ねっ。」

「そうよ。そうよね。絶対にそのほうがいいものね。ふぅはー。」

 「フェミ先生ナイス!」

周囲の先生たちが声をそろえる。怒っているのはスノー先生。怒ると手がつけられなくなるので、前兆があったら早急に対処しなければならない。この学校の暗黙のルールである。

 今の状況を説明しよう。今は始業式開始十分前。生徒はみんなそろって体育館で座っている。なのに。先生十人の内二人がそろっていない、緊急事態なのだ。せめてもの安心は、たぶん二人ともあそこだろうという、目星がついていること。抜け出すことは難しいだろうがあの二人なら、なんとかして来るだろう。そういう二人だ。


 ガラリ。ドアが開く音がする。

「おはようございまーす。って、みんな早いじゃん。」

「あっ。来た。」

 ・・・・・・・・・・・

 やって来た二人を見た先生たちは、口をあんぐりと開けた。


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