第2章・キャラクター設定
アガット・トランドット/主人公
現代では孫までいるおばあちゃん
転生した世界では魔法は使えず、魔法石に頼っての使用ができるポンコツ魔女。
魔法を使えない代わりに作ったものに恩恵をつけることが可能。
ネーベルでの生活もいいが、外の世界を見たいと旅を決定した。
そばかすだらけの顔とぷっくりとした唇、エメラルドのような美しい瞳とパーマがかった赤毛をしている。
美人ではないが、すっきりとした顔をしている。
第2章では【進化の鍵】なる恩恵を持つことが発覚した。
ビルケッタ(ビケ)・トランドット
爬虫類の魔物(多分リザードマン)と人間の混血児。
村人の多くは魔物から村を追い出されたため、爬虫類の姿であるビケに憎悪を向け、迫害されていた。
前世は毒親のために人生を台無しにされ続けてられ、追い詰められて親を刺そうとして間違ってアガットを手にかける。その罪の意識から転生した後も村人からの迫害に耐えてきたが、全身を覆う火傷を負わされる。アガットによって一命をとりとめ、凍てついた心を溶かされる。
〈進化前〉
二足歩行のレオパードゲッコウのような姿をしている。白色の体に黄色とオレンジがかった爬虫類模様があった。壁をよじ登ることも可能である。火属性、闇の恩恵を持つ。
〈進化後〉
爬虫類のような肌と目、そして尻尾を残し人間の姿となる。金色とも黄色ともいえない美しい肌の模様と同じ色の髪と少し大きな口が印象的な子供となった。
ロザール・コノミス
アガットが立ち寄った村で宿の雇われ主人をしていた。
元々鍛冶屋だったが、子供を誘拐されてから、妻に先立たれ、子供の捜索のために放浪していた。村で迫害されていた爬虫類の子供が自分の息子と重なり、世話をしていた。
子供の捜索を続けるか、爬虫類の子供を助けるかで葛藤し白髪になった。ゴツい体つきに似合わず、頑固だが優しい性格をしている。
レザル・コノミス
ロザールの誘拐された子供。犬と人間の混血児。
違う奴隷売買の店に売られるが男の子だと知り、逆上された商人に虐待をされ、誘拐の手引きをするよう強要される。
エンカルナに助けられ、親の元に返してもらえるが、村の名前など分からないのと、エンカルナに助けられた恩を返そうと離れないため、店員として雇われることになった。おばあちゃん大好きっ子。
エンカルナ・リヒルド
薬草店〈プフランツェ〉の店主の白髪の年老いた魔女。魔女と言われて最初に想像するわし鼻で白髪の老婆で、長い爪としゃがれ声が特徴。
気難しく、きつい口調に加え口も悪いため、周囲から敬遠されてきたが、根は優しいツンデレババアなだけ。
縁あってレザルを引き取り面倒を見るが、何故か懐かれた。悪い気はしない。
父親が見つかったため、厄介払いしようとするが、何故か同居することになった。なんで?短気なロザールと毎日大声で喧嘩するのは日常茶飯事だが、案外仲良くやっている。周囲のエンカルナに対する印象を変えるほどだった。不本意!
サフサ
ヴィトエートで宿屋を経営している大きい丸メガネが特徴のおばあちゃん。
3人の子供を育てて来ただけあって度胸がある。ロザールの子供の捜索を知り、手助けしていた。エンカルナと知り合ってからは週一でお茶をするほど仲良くなった。毎日とっても楽しい!特にエンカルナとロザールの喧嘩観察するのとっても楽しい!!アガットに汚い倉庫に住ませるのを渋り、リフォームを提案した強者。




