キャラクター設定
キャラクターの設定と
簡単な魔法の説明に関してです。
アガット・トランドット/主人公
現代では孫までいるおばあちゃん
転生した世界では魔法は使えず、魔法石に頼っての使用ができるポンコツ魔女。
魔法学園に入学した際の魔力診断テストでは〈魔術の羅針盤〉では異例の結果をだしたため、しばらくネーベルではどう扱っていいのか分からない腫れ物となる。
魔法を使えない代わりに作ったものに恩恵をつけることが可能。
ネーベルでの生活もいいが、外の世界を見たいと旅を決定した。
そばかすだらけの顔とぷっくりとした唇、エメラルドのような美しい瞳とパーマがかった赤毛をしている。
美人ではないが、すっきりとした顔をしている。
ダーラ・トランドット/三つ子の魔女が1人
16、17歳の少女の容姿をしているが200年以上生きている長齢な魔女。
樹海に捨て置かれた赤子のアガットを拾って育てる決定をした。三つ子の1人。〈魔法使いの国・ネーベル〉の象徴的存在の1人。おっとりとした性格だが、小悪魔的な一面も見せる。切れたら一番怖い人。
三つ子の中で癒し魔法に長けており、薬草学と魔法薬学に対して才能をもつ。大らかで少女のような容姿にも関わらず皆に母として慕われている。身長が160cmと三つ子の中で一番身長が低く、膨よかな体つきをしている。
〈羽化後〉
20代から30代の年齢不詳な美女になった。
胸まであった髪は腰まで伸び、赤からローズピンクへと変化する。更に豊満になった体と均衡が取れた顔立ちの成熟した女性に進化した。まるで熟成したワインのように見るものを蕩けさせるような雰囲気を持つ。
ツェーラ・トランドット/三つ子の魔女が1人
16、17歳の少女の容姿をしているが200年以上生きている長齢な魔女。
樹海にひっそりと存在している〈魔法使いの国・ネーベル〉の象徴的存在の1人。
三つ子の中で長女的存在であり、しっかり者。他人にも自分にも厳しいが、アガットを養女として迎えてからは愛情深い一面も垣間見えるようになる。
三つ子の中で鑑定魔法と幻覚魔法に長けており、博識で頭が切れる。
165cmの身長とロングボブの赤毛そして鋭い目が特徴的なほっそりとした少女である。
〈羽化後〉
20代から30代の年齢不詳な美女になった。
髪色はワインレッドに変化し、シンっとし静粛さと澄み切った雰囲気を纏っている。ほっそりとした体つきはそのままに、思考深い清楚な目元が見る人々をひれ伏したい衝動にからせるほどの気品を持つ。
カーラ・トランドット/三つ子の魔女が1人
16、17歳の少女の容姿をしているが200年以上生きている長齢な魔女。
〈魔法使いの国・ネーベル〉の象徴的存在の1人。明朗快活な性格で涙もろい。だが一度戦闘になれば闘神と化す。
三つ子の中でも攻撃魔法に長けており、武術と体術それに魔法を付属させた戦闘魔法に才能がある。
身長が三つ子の中で一番高く178cmあり、どっしりとした体は筋肉質であるが柔軟でもある。短い赤毛と凛々しい眉毛が特徴的でひまわりのような少女。
〈羽化後〉
20代から30代の年齢不詳な美女になった。
髪色はオレンジレットに変化した。全身から瑞々しく溢れ出る生命力の強さと、ジャガーのようなしなやかで均整のとれた手足と爛々と力強い緑の目が見るものを捉え惹きつけて離さない。
〈3人の羽化の理由〉・・・不明
ダン・ロジャール
アガットが武術、特に弓に関して自分より優れているのが、気に食わず、突っかかっていた2歳年上の先輩。魔力が強くそれに変な自信がつき不真面目だったが、賭け事の一件で真面目になる。火属性、闇の恩恵を持つ。
ベラトリス・タタン
アガットと合同の武術の授業を受けている2歳年上の先輩。正義感が強く、ツンケンしている性格なため、不真面目なダンとは犬猿の仲だった。賭け事の一件で言っていいことと悪いことを気にかけるようになる。風魔法、光の恩恵を持つ。
魔法:属性が分かれており、魔法は全般に使えるが得意分野が違ってくる。ネーベルでは10年制の魔法学校に通うことが義務付けられている。最初の5年は基礎を、次の3年は得意分野に分かれて、最終2年は自分の魔法を更に磨くこととされる。
恩恵:闇と光の恩恵は属性とは違い、得意分野の選別に役立つ。闇の恩恵では攻撃魔法を得意とし、光の恩恵では回復魔法を得意とされる。例外もあるが、ほとんどこの区分とされる。
魔石:魔力を秘めた鉱石。魔法使いでない者は便利道具として日常生活で使用する。魔法使いは自分の魔力付与として使用する。純度が高いほど高額になる。