ずっとそんな感じ
君の不幸は君だけのもの
いくらぎゅっとされてもギュッとしても
君から溢れでる負のオーラはあたしをすり抜けた
君は不幸に自ら飛び込む
避けられるのに
いかなきゃいいのに
君の痩けた横顔を見ながら
たぶんそう思っていたかな
君の瞳はいつもあたしを見ていなかった
君は気付いていたかな
君は不幸を探していたよ
山盛りの優しさを持っている君は
その使い方を知らなかった
君といると産まれた瞬間から未来なんて有り得ないものでなんにも見えなくていくら見つめても探しても太陽が輝いても花が咲き乱れても真っ暗で不安で苦しくって生きてても息してなくてそれなのにあたしはすごく心地良かったあたしはそう決めてしまっていた
だってあたしの居場所を見つけてしまったから
本当は変えてあげられたのかもしれない
あたしが幸せを求めたならきっと
今はそう思ったりもする
でも君から不幸をとったらなんにもなくなって君は生きるのを止めるからなんて
そんな言い訳につかまっているよ
あたしはずっと居場所を探してる
五年後に逢えたらいいね