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攻防

そのころB館一階

松岡「水無月さん! 俺! 水無月さんのことずっと好きでした。」

水無月「えぇーうそー私も!」

こいつを油断させて最後に椅子を奪い

こいつを殺す!

私は宝箱で見つけたカラシニコフがあるんだ!

松岡「ほんと! おれっ! 自分が死んでも 水無月さんは守りたいんだ

だから椅子を探そう!」

水無月「ありがとー」


A館一階

須藤「 宝箱かー 見つけた。 中身は

拳銃だった。 」


攻防が始まった。


須藤「水無月! カチャカチャ おれは

玉をもってんだよ! 撃つぞ!」

水無月「そうなの! 撃てばいいじゃないの!」

須藤「パキューン!」

水無月「!!」

血がポタポタ垂れた。 でも血を垂らしたのは、松岡だった。

松岡「うっうっ へへっ」

水無月「松岡君! おい須藤!

ドカカカカ」

須藤「ちっ! ミスったか まぁこのゲーム椅子に座れば勝ちだしな!

退却ーっと」

水無月「松岡君! なんで?私のために」


松岡「いったじゃないか おれは守りたかっただけなんだ 」


水無月「そう・・・私はそんな風に思われるような人間じゃないわ」


松岡「ほんとは水無月さん 優しいと思うから 時折見せてたあの満面の笑みに嘘なんてなかっただろう」


水無月「松岡君 そこまで私のこと!

ごめんなさい ごめんなさい

サヨナラ パァン」

乾いた銃声が廊下に響き渡った。



たぶん彼は気づかなかった、いや、

何が起きたか分からなかっただろう。


水無月「私はあなたなこと見直したわ

でもこれでお別れね あーあ私らしくないな人のこと考えるなんて

あっ!椅子だ」


そこには椅子がある。 私は走った

でも急に一本の鋭い矢によって

視界が遮られた。


水無月「うっうっーー! 痛い痛いよ

こっこれは ボウガン?誰がっっ

痛いよ」


水無月が見たそこにはあいつがいた。

死んだはずのあいつが息を潜めて

そこにいた。


水無月「あなた死んだはずじゃ!」


??「・・・・と・・ど・・め」

ヒュンヒュン

水無月は絶命した。

空間が歪んだ。


そう! 生きていた 死んだはずなのに・・・

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