転生ヒロインあるあるその2
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「婚約破棄だ!俺は彼女と新たに婚約する!」
(...聞いてませんけどぉ!?)
ザワザワと騒ぐ生徒達に囲まれてる私達。卒業式パーティの余興であればどれほど良かったことか。遠い目をしながらこうなったきっかけであとう日を思い出していた。
「お前が噂の転入生か?」
そう話しかけて来たのはあからさまに高位貴族です!と主張した態度の男だった。間違いでは無いので素直に肯定すると、今日から俺の物発言をして去って行った。訳が分からなさすぎる展開で思考が停止してしまった。慌てて拒否ろうとしたがもう遅かった。明日以降の学園生活終わったと本気で感じていた。
数日経ったある日。俺様な高位貴族に絡まれること無く穏やかな日々を過ごせていることに気がついた。よくよく周りを観察していると、俺様が私を認知し近寄ろうとする度に他の令息や令嬢が気を引いてくれていた。
どうしてそんな事をしてくれていたのか気になって俺様がいない隙を伺って彼等にそっと話しかけた。すると本当にヤバすぎる理由が飛び出してきた。ヤバすぎる理由それは、俺様が気に入った女は皆俺様が好きすぎて構わないと体調崩し倒れると思っている事。そして、構い方は着せ替え人形化とお茶会。これだけ聞くとまぁ...うんって感じになるけど!着せ替え人形からの思っていたような出来にならなかったら調教、お茶会で俺様が思う返答しなければ監禁とヤバすぎるもの。
それらを知っている令息令嬢が標的にされてしまった令嬢を一致団結して守るという構造ができたと。私はやっばい俺様に目をつけられたとショックで倒れそうになっていた。顔面蒼白になった私に慌てて俺様は飽きっぽく長くて一ヶ月程だと教えて貰えた。だいぶほっとした。
ほっとしていた自分をぶん殴りたい。一ヶ月、二ヶ月経っても飽きる気配が無さすぎる!なんなの!私はっ片思い中の相手がっいるのに!勘違いされたらたまらない!結果より一層俺様を避けるようになり、俺様の気配すら感じない日々を過ごした。
そういえば、俺様ってなんて名前なんだろう?自己紹介されてないし、俺様の実態を教えてくれた令息令嬢も名前を言わなかったから知らないや。困らないし、まぁいっか。
卒業式後のパーティ当日。私は隅の方でご馳走を堪能していた。めちゃめちゃ美味しい!さすが王族も通う学園!シェフの腕が良すぎる!そんなのほほんとしていたら中央の方から私の名前を呼ぶ声が聞こえた。先生だと思い慌てて向かったのが間違いだった。中央にいたのは俺様だった。そして冒頭へ戻る。
私はこんな俺様と婚約しない!こちとらやっとの思いで告白し好きな彼と婚約結んだばっかりなのに!
火事場の馬鹿力と言わんばかりに俺様を正論でぶん殴り愛しの彼の元へ向かった。
その後、私達は穏やかな日々を送っていた。あの時助けてくれていた令息令嬢との縁もずっと繋がりつつ、私達なりの幸せな日々を。
転生ヒロインあるある物語、ヒロイン自覚なく全力でヤバすぎる俺様貴族から逃げ切り、幸せを勝ち取るend。
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