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世界に蔓延る勇者達  作者: 霧助
三章 仲間を探して
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五十一話 彼女の夢

さて、実は、この話本編にはまったく関係ありません。


読まなくても、これから先の展開にまったく影響ありません。


しかもわりと思いつきで書いたので、話がどっか破綻してるかもしれませんorz



それでも構わない!って方は読んで頂けたら嬉しいです;;


「これくらいの贅沢は……いいよね」


雪の振る夜、私は普段より少しだけ弾んだ気持ちで帰宅していた。

今日はクリスマス・イヴ。

自分には関係ないと思ってたけど、飲食店でアルバイトしてる私に関係ないハズがなかった。


人で溢れかえる店内はまさに戦場。

私も目が回るくらい動き回った。

一番、お仕事できるアルバイトの先輩はデートとかでお休み取ってるし……。


お仕事は明日もある。

流石にちょっと疲れた私は自分へのご褒美に普段は決してしない贅沢を少しだけしてみた。


手持ちの袋の中に入ってるのは、フライドチキンとイチゴのケーキ。

……って言ってもコンビニで買ったヤツだけどね。他のお店、閉まってるし。


25日は土曜日だからお給料はもう入ってるハズだし、これくらいなら大丈夫なハズ。

私も少しだけ、このクリスマスを楽しもう!



いつもより軽い足取りで長い髪を靡かせて歩く。


ちらほら降る雪を眺めながら……。


そして私は、ふいに空から何か大きな物が落下してきてるのに気づいた。

それはどんどん近づいてきて、やがてソレがナニか認識できる距離になる。


「……人?」


そう思った次の瞬間には私の後ろでグシャ!と嫌な音がした。



……えー。何これ、私、振り向かなきゃいけないの?



私が見たのは、灰色の髪の少し変な格好をした男の人だった。









『世界に蔓延る勇者達』番外編~彼女の夢~




一瞬だけ不謹慎な事を考えて現実逃避をしたけど、よく考えたらそんな場合じゃない。

あの高さから落ちて助かるだなんて思えないけど、それでも何もしない訳にはいかないよね。


「だ、大丈夫ですか!?」


私は慌てて振り返り、それを後悔した。

どのくらいの高度から落ちてきたのかわからないけど、間違いなく人が助かるような高さじゃなかったハズだ。

その証拠に辺り一面は綺麗な雪の白に赤い色が混ざってる。


「えっと、これ……病院?いや、んっと、警察?」


混乱した頭で携帯電話を握りながらそう考える。病院を除外したのは……どう考えても助かると思えなかったからだ。


「あー、いや。どっちもやめてくれると助かる」

「へ?」


いきなりの声に辺りをキョロキョロと見回す……けど、声の主は見当たらない。

でも、なんだろう。この声……聞き覚えがあるような、すごく優しい声。


何、考えてるんだろう。私、こんな状況で。


改めて気をしっかり持つと血溜りから真っ赤に染まった人が起き上がってくるのが見えた。


「……え?ふぇ!?」


驚きの余りに自分でも驚くくらい情けない声が出る。

でも、仕方ないじゃない!こんなホラーみたいな光景!


「あー、痛……くもないか。辺りのはオレの血か?その割にはなんともないな」


よくわからないけど、空から落ちてきた人は無事なようで自分の手を動かしながら喋っている。

なんなの?なんで、生きてるの?


んーん、生きてる事自体は良かったけど……っていうか、どこから降ってきたの!?


上を見上げても人が落ちれるような高層ビルなんてない。一番高くても民家の屋根程度。

飛行機からでも飛び降りたならわからなくもないけど、何の為に?


「あの、えっと……大丈夫ですか?」


結局、色々聞きたかったけど、出てきたのはそんな普通の言葉。


「あぁ、うん。自分でも信じれないけど無傷みたいだ」


いや、おかしいでしょう。明らかに辺り一面、アナタの血塗れなんだけど。


「ていうわけで、大事にしたくない。どこにも連絡しないでくれないか?オレにも何がなんだかわかってないんだ」

「……貴方が、そう言うなら」


納得はいかない。

けど、見かけは本当に傷一つ無い。いや、血塗れだけど。

それに何か事情があるみたいだし。


彼は私に片手を差し出してこう言う。


「オレはリュート。悪いけど少しだけ質問していいかな?」

「……美奈。水月 美奈です」


差し出された手を恐る恐る握り私は彼の名前を知った。













名前はリュート。苗字はないみたい。

少し変わった格好をしてる。ていうか帯刀してるんだけど、何それ、本物?


一番、目を惹くのは灰色の髪。雪を合わさってすごく綺麗。

それに、よくわからないけど……この人の隣にいると気が抜ける。

正直に言えば私は、会ってすぐの得体の知れない人物相手にすごく安堵感を抱いてる。


近くの公園に移動して少しだけ話を聞いた感想が、これ。


そして本題。

どうして空から落ちてきたのか?

これは私の理解の限度を超えていた。


「ケル…ベロス?召喚……?」

「はぁ、やっぱり、この世界には魔法がないのか。ていうか魔物すらいないみたいだな。かなり発展してるもんなぁ、平和な証拠か」

「いや、えっと、ごめんなさい。言ってる事がよくわからない」


ていうか、なんだろう。危ない人なのかな。

魔法とか魔物とか小説じゃあるまいし。


「全部話せば長くなるから、今度な。要点だけ言うなら、オレの居た世界では異世界の人間を召喚する。なんて事をしてたんだ。そして、ケルベロスと戦闘中に何故かそのゲートが現れて入ってみたら上空ン千メートル。正直死んだと思ったね」

「ていうか、なんで生きてるのよ」

「わからん」


……。

信用できない。できないけど……信用したいと思ってる自分がいる。

あぁ、もう!!なんなの!!なんで、こんな奴に惹かれてるの!?


私は……そんな軽い女じゃないっ!!


何度か告白された事はあるけど、恋愛してる暇なんてないから断った。

それなのに、こんなわけわかんない奴に惚れるだなんてありえない。


でも、頭で幾らそう思っても、心は従ってはくれず、私は自分を追い詰める言葉を言ってしまう。


「何か、証拠あるの?」


明らかに疑ってると宣言してるような物だけど彼は少し余裕そうに笑みを浮かべて人差し指を立て……。


「この世界には魔法がないんだろう?なら、これでどうだ?」


その指先に小さな炎を灯した。


「何、それ……。手品?」

「手品ってのがよくわからないが……。魔法ってほど大げさな物でもないけど、魔力を火に還元しただけだよ」


オレは魔法が使えないからな。と彼は続ける。

駄目だ。トリックだなんだ言いたいけど、私は今ので完全に彼の言う事を信じてしまった。


「とりあえず、ありがとう。美奈のお陰で、この世界の事は少しわかったよ」

「ん、どこいくの?」

「さぁてね。とりあえず元の世界に帰る方法でも探すさ」


そう言って遠ざかってく彼。

ふいに私はどうしようもなく不安になる。


「あ、あの!」

「ん?」


待て、私は何を言うつもりだ。


「行く所ないんでしょう?だったら……」


やめて。男を養う余裕なんてあるハズない。


「私の家に……来ない?」
















「……なんで、あんな事言ったんだろうな、私」


25日。リュートと同居2日目。

アルバイトが終わって私は、両手に昨日より大きな袋を1つずつ持って帰宅する。

今日は昼までだったから、お金を下ろしてスーパーに行って来た。


っていうか、買いすぎ……。どうするのよ、こんなに買って。

リュートと二人なら数日あれば食べきる量だろうけど、問題は出費だ。


生活はできるけど、貯金は無理だろうなぁ……。


高校生になって始めたアルバイト。そのお陰で中学生の時ほどギリギリの生活じゃなくなった。

けど、男性一人分の食費が増えるとなったら、またギリギリの生活になるかもしれない。


リュートが帰れば元の生活に戻るだろうけど……。

なんて、考えて、帰って欲しくないと思ってる自分に気づく。


あー、もう、なんでこんな事考えなきゃいけないの!?


お金の面を心配するならまだしも、あんな男が居なくなる心配だなんて!!


「ただいま!」


ついイライラして乱暴に自宅のドアを開ける。

一人で暮らすには十分な小さな部屋。二人で暮らすには少し狭い部屋。

でも、その小さな部屋には帰ってきた私以外、誰もいなかった。


「リュート?リュート、どこにいるの?」


聞かなくてもわかる。小さな部屋に隠れる場所なんてあるハズがない。


「リュー……ト……?」


靴を脱いで部屋の真ん中まで行った所で私は膝から崩れ落ちる。

あぁ、昨日会ったばっかりの人がいなくなっただけなのに、なんでこんなに悲しいんだ。


「リュートぉ……」


ぺたんと力なく座ると涙が出てきた。

どこに行ったんだろう?元の世界に返った?


部屋を良く見るとリュートが持っていた3本の剣のうち、折れた1本だけが置いてかれている。

それだけが、ここにリュートが居た事実を残して、リュートは私の前から消え……。


「美奈?……泣いてるのか?」


…………は?


振り向くと玄関に真新しい服を着たリュート。

……なんで、アンタがいるんだ。ん、正直に言うと嬉しいんだけど。


リュートは私の傍に来ると頭を撫でて来る。


「!?、~~~~っ!!!」

「痛っ……くはないけど、なんで殴る!?」


うるさい!!

声を出すと大声で泣きそうだから、ぽすんっ!とリュートの胸板を殴った。


「ご飯っ……作る!!」

「え、いや、あの……ありがとう?」


あぁ、もう恥ずかしい!!


「ところで、何やってたの?ていうか、どうして出かけたの?」


包丁を持ち野菜を切り始めると少し落ち着いてきた。まさかリュートが出掛けるだなんて思わなくて驚いた。


「ん、いやさ。まさか世話になりっぱなりって訳にもいかないだろう?ちょっと、この世界のお金を作って来たんだ」

「作ってきたって……どうやって?」

「いや、苦労したよ。ミスリル結晶剣でも売ろうと思ったんだけど武器屋ってないんだなぁ」


当たり前なんだけど、リュート常識無さすぎ。ていうか、警察に職務質問されてたら、どうするんだろう。

そんな私の心配とは関係なくリュートは嬉しそうに今日あった事を話してくれる。


「それで質屋?だかに行こうとしたんだけど、そこでも身分証を出せとか言われるしさ。貴族じゃあるまいし、そんな物持ってないって」


話しぶりからしてリュートの居た世界って中世くらいなのかなぁ。


「どこかで買い取って貰えないかと質屋を渡り歩いてたらな。丁度、居合わせた組長って人がオレの剣に一目惚れした!って言って買ってくれたんだよ!」


調子よくフライパンの中を菜箸で混ぜていた私の手が止まる。


「いやぁ、事務所で飲み物まで出してもらって、用心棒やらないか?なんてまで言って貰えてな。そっちの返事はまだ保留してあるけど、剣は1本買い取って貰えたんだよ」


なんていうか、それは……とても危ない人達な気がするのは私の気のせいなのかな?

とりあえず、考えないようにしよう。


「まったく、よく昨日の今日でそこまでうろつけたわね?」

「一応、旅してたからなぁ。道を覚えるのは得意さ」


とりあえず、話しながら作っていた料理を次々とテーブルに並べる。

この家でここまで豪華な食卓になったのは初めてだ。


「お、うまそ」

「正直、作りすぎたかなって思うけど……。料理は得意だから。安心して食べて」

「ありがたく」


そう言うとリュートは、お箸を持って器用に食べていく。

異世界にもお箸ってあるのかな?


「ん、そだ。美奈、こっち来て?」


ぽんぽんと彼が手で叩くのは、彼の隣。


「……へ?」

「いいから、おいで」


またぽんぽんと自分の隣を叩く。

えーっと……?

って、だからこんなに動揺する必要ないっ!


リュートと私がご飯を食べてるのは小さな丸テーブルだ。上には目一杯料理が乗っている。

別にわざわざ立つ必要もないくらいの距離。私はテーブル沿いに、座りながらずれる。


そしてリュートの隣に行くと頭をぽふんと叩かれる。


「何するのっ!」

「ちょ、殴るな!」


お返しに肩をぽすんっと殴る。残念ながら私は同年代の女の子と比べても非力な方なのでリュートは痛くなさそうだ。


「ほら、これ。いつまでかわからないけど、いや、迷惑だって言うなら出てくけど……世話になるから家賃」


そう言ってリュートが私に渡して来たのは数センチはあろうかというお札。しかも全て諭吉さん。


「な、な、何これ!?」

「組長さんが剣を買ってくれたっていっただろ?その代金の大半。この世界の貨幣価値がわからないから、どれくらいかわからないけど……」

「えっと、すごい大金……なんだけど」


百万円どころの騒ぎじゃない。

ていうか、こんなお金手にしたのは初めてでなんか腕が震えて来た。


「そっか。良かった。あ、ちなみに、オレも自分で行動するから全部じゃないぞ?それ。少しだけ抜いてある」

「いいけど……。ていうか、こんなに貰えない!!」


食費くらいは払って欲しい。そうは思うけど、これは貰いすぎだ。

でも、リュートは、札束を付き返す私の両手を握り返してこう言う。


「美奈に持ってて欲しい。オレ、この世界で信用できる人がいないから。できるなら……帰るまで美奈と一緒に、ここで暮らさせて欲しい」


リュートの真剣な顔。

あぁ、もう、そんな顔されたら断れない。

それに……少なからず何もわからない、この世界で私の事を頼りにしてくれてるのは嬉しい。


「私も……リュートと一緒に暮らしたい……」


気づけばそんな言葉を口走っていた。


~~~っ!!


自分の顔が赤くなるのがわかる。

もう駄目だ。口にしたら押さえきれるハズがない。

頭で幾ら否定しようともう間に合わない。私は……リュートに惚れてる。


まるで、ずっと前からリュートの事が大好きだったみたいに、リュートの事しか考えれなくなってる。


そして、リュートも……。


「オレも……空から落ちてきて美奈を見て、なんか……この子、可愛いなって思った」


そう言ってくれた。

顔も真っ赤だ。リュート可愛い。


リュートの顔が近づいてくる。

マズイ。お互い手を握りながら、この距離。

拒否する術が思いつかない。ていうか……私も、これを望んでる。


自然と目を閉じて……顎を引く。唇にさわるかすかな感触が温かかった。


「リュ……ト……?」


ふわっとリュートに持ち上げられた。

あ、これ、お姫様抱っこ……。

恥ずかしいけど、頭がぼーっとして拒絶できない。照れ隠しに殴ろうって気にすらならない。


そのまま、ベッドに私は寝かされる。

体中が熱いけど、体のどこにも力が入らない。


私の上にはリュート。


……えっと、駄目だよね?私まだ、高校生だし。


そんな風に思えど体の力はうまく入ってくれない。

リュートはそんな私の首に手を回してくる。


駄目、もう一度キスされたら、何がなんだかわからなく……!


駄目、駄目、でも、リュートなら……。

















「やっぱり、まだ駄目っ!!って、きゃっ!?」


上にいるリュートを跳ね除けようと手を伸ばした私は……あっけなくベッドから落ちた。


「って、あれ……?」


見覚えの無い天井。少なくとも私の部屋じゃない。

今まで私が寝てたベッドを見てみると、そこにはもう一つの寝息があった。


アレは……クレアさん?

え、あれ?リュートは?


ていうか、リュートと出会ったのは、この世界の王都で、私の居た世界のクリスマスじゃなんかなくて……。


…………っ!!!?


全てを理解した私は、扉を開けて台所の水差しの水を少しコップに入れて魔法で冷やし……それを一気に口にする。

顔が熱い!いや、ていうか、普通に恥ずかしい!!


今までの全部……夢!?


とりあえず、恥ずかしくてどうしたらいいかわからない。

あぁ、もう!!とりあえず、リュートが悪い!!


冷たい水を呑んで少しだけ頭が冷えた私は先程まで眠ってた部屋じゃなくて、その隣……リュートが寝ている部屋のドアを開ける。


スースーと寝息をたててるリュートを見るとソレだけで、一気に頭が冷えて安心できる。


あぁ、夢の中でどうして、あんなに私がリュートに惚れてたのか不思議だったけど考えてみたら当たり前なんだ。だって、現実の私が、こんなにリュートの事が好きなんだから。


とりあえず、いつも通り眠ってるリュートの布団に潜り込んでみる。

……暖かい。

リュートに助けられてからはずっと感じてる温もりだ。


ここなら変な夢も見ずに気持ちよく寝られそうだ。


「明日、クレアさん、怒るかな……」


なんて思うものの、中途半端に飛び起きた頭は即座に眠気に襲われ、その暖かさに包まれて意識は混濁していった。






















「………………っ!?」


急激に夢から現実に引き戻される。

気持ち悪いほどに頭が切り替わると、すごい汗をかいている事に気づく。


辺りを見回すとそこは、クレアの家。たまに泊まった事があるし、見間違えるハズもない。


「夢か……。つか、夢で良かった……」


自分が異世界に召喚されて、そこで出会った少女に一目惚れをする。

なんつー夢だ。

ていうか、相手の少女が確実にミナだった。

一目見て可愛いと思って目が離せなくなって、一緒に住む事になって、彼女の為に何かをしてあげたくて、お金を作って、最終的には彼女を押し倒して……。


あぁ、もう本当に夢で良かった。

今まではベッドで一緒にミナが寝ていたから意識しないようにしてたけど、こんな夢を見るだなんて一人で寝れるからって今日は油断したのか?


まぁ、夢の話だ。考えてもわからないだろう。

外を見るとまだ日が昇る前だ。

今から商売の準備をしても、まだ人が出歩かない時間から物売りをすることになるだろう。


意味がないとは言えないけど、労力とつりあってない。

もう少しだけ寝なおそう。


にしても、あんな夢を見るなんてなぁ……。

とりあえず今日はミナが一緒に寝てなくてよかった。今の状態だと自分が何をするか……。


と、そこまで考えて自分の右手が何か柔らかい物体を掴む。

何か嫌な予感がする、けど放っておくわけにもいかず右を見てみると、そこには見慣れた黒い髪の少女がいた。


「えーと、ミナ……さん?」


名前を呼んではみるけど、スースーと寝息が帰ってくるだけだ。

どうやら完全に寝ているようだ。


いつ潜り込んで来やがった……!!


ていうか、ヤバイ。あんな夢を見た後にあどけない寝顔はオレの心にダメージがでかすぎる。


「……よし、仕事に行くか!」


そうして、オレは今日、朝早くから誰も起きていない街に商売にでかける事にした。






てわけで、初の番外編です!

タイトルの通り夢オチです!!


第○○話てのと実際の話数をずらしたくない。と言う妙な拘りがある為、こんな話も一応。51話ということにさせて頂いています。


とりあえず、好き勝手に書いてごめんなさいorz


もし、ミナが召喚されず、リュートが日本に飛ばされてたら?というIFストーリーです。

本当にそんな話が実現した場合、こんな簡単には進まないでしょうけど、まぁ、ミナ(とリュート)の夢なので、と言うことで!


ここまで突拍子もないのは珍しくなると思いますが、こんな感じでたまに番外編的なストーリーとはまったく関係ない話をこれからぽつぽつ追加すると思います。


その時はタイトルに数字を入れないで「彼」or「彼女」にでもしようかなぁ。とか思っているんですが未定。


とりあえず、ぐだぐだなお話でごめんなさいorz

しかし、読んでくださってありがとうございました!!


誤字脱字報告感想等、頂けると嬉しいです。

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