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真剣に読まないように(続)。

数珠。

作者: caem


 また一枚 もう一枚 火にくべてゆけば


 消え去ってゆくアルバムから ただ佇んでいると


 こんなに嬉しそうに笑っていたんだ


 こんなに切なかったんだなって 嘘つきだなって


 さようならって呟くと そのたびに


 かきむしるぐらいに 苦しさにどうしても


 強がりなんて そんなのは 言い訳でしかないね


 言葉になんてできないぐらいに あの頃は


 本気だったんだな 無邪気に 些細な歴史は


 忘れたくはないけど今は 手のひらをあわせます


 白髪 増えました 腰も曲がっています


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