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鬼式錬成陣  作者: 行平 yukihira
3/12

おしらせ と 作者の独り言

前半部分をお読みください。


途中から訳の分からないことを言っていると思います。

中身はないので飛ばしてくれてもいいです。


 小説のようなものを書き始めてほぼ三か月が経ちました。

 最近色々と考えることがあります。



 結論から言うと、

 『鬼式錬成陣』の更新頻度を減らそうと思います。



 この作品は根本的な問題を抱えていて、全面的なリニューアルが必要だと考えているからです


 読み続けてくれている人は気付いているかもしれませんが、私が書いているのはシーンと設定です。


 つまり、物語も人物も書いてはいないのです……。


 この作品は殆ど設定集のようなものになっています。


 それが苦しくなってきました。


 このままでも書き続けられるのですが、読んでくれる人のことを考えると、不誠実な気がしています。


 また、物語として成立したものをちゃんと書かないと、自分が進めない気もしています。


 自分が今抱えている「べき論」を打ち破って、新しく書く必要を感じています。


 それが出来るようになるために、もっと小さな物語を書いて練習をしないといけないと考えています。


 単純でまっすぐな筋で、適当な分量で書き終わって、全体が見えるようなものを何度か書かないと、自分の書き方がわかってこないのではないか、と感じています。



 ここは設定集を書き溜める場所として、今までと変わらないようには書きます。

 

 ですが、短い話の方に時間を割いて書いていくつもりです。


 この作品の設定は結構好きなので、ここで作った設定を下地にして短い物語を書く予定ではいます。



 ここまでが、お伝えすることです。

 以下、なんとなく思っていることを書いてみます。

 読んでやってもいいという方はどうぞ。




◆◆◆



 この小説のようなものを書くにあたって、最初に考えたことのひとつに、


 ・世間に喧伝されているものと事実とがあまりに違いすぎる


 ということがありました。


 調べれば誰もがおかしいとわかるようなことでも、実際に調べる人は殆どいないので、テレビや大手サイトなどが言っていることがほぼ事実のようにして扱われている。


 また、それを恥ずかしげもなく放送し続けるメディアの姿勢が、私にはとても奇妙に映りました。

 日本も海外もどちらも酷い状況です。


 日本を簡単に見ても、

 テレビは放送法にも違反し、業界内の癒着は見逃して、自分たちが叩いてもいいと思う相手だけを貶めるやり方はおかしいと思いました。


 新聞は押し紙の問題や、低減税率の問題、自分たちが土地をどうやって手に入れたのか、などなどはまったく省みず、外国から金を貰って日本を貶める記事を書き続ける。論理破綻しているにも関わらず感情的に扇動している……。



 海外も滅茶苦茶ですね。

 癒着先との金の流れも繋がりもわかっているのに、それが存在しなかったことのように振る舞っています。

 報道しない自由を謳歌して、自分たちの願望を事実だと言い張って、プロパガンダ活動をしている毎日です。



 これらを見せつけられて、


 こんなことがまかり通っていいのか?

 それを知っている自分が何もしなくていいのか?

 

 という思いがありました。



 それが出発点だったのですが、この小説のようなものを書いていて、戦闘や設定を書くのが面白くなってきて、本筋(政治やメディアの嘘を読み物にして広めたい)ということと作品の内容とがズレてきてしまっていました。


 つまりコンセプトと筋がズレて、力が入らないまま書いているような状態になっていました。


 戦闘や設定を書くならば、物語の見せ方を方向転換する必要がありました。


 政治を本当に見せるなら、もっと焦点を合わせて、政治の場をドラマにする必要がありました。

 

 しかし、これらをするためには全面的に直す必要があります。


 何故なら、最初にも言ったように、私は物語も人物も描いていないからです。




 私は個人というものや、個人の葛藤というものを本当の意味では信じていません。

 個人という括り方を疑問視しているからです。



 例えば、数学の本当の肝は「単位」だと思っています。

 

 ある「一単位」が在るという仮定が成立しているから、そこから広がる世界が成立しているという話が展開できています。


 この単位という人間的な思考方法に仲介してもらわなければものが考えられないんですね。


 世界が記述されているのではなくて、世界を記述されたものとして人工物化した後に、濃縮還元をして百パーセント天然ジュースとして受け取っているように思えます。


 この時点で事態は多重的です。

 

 これは本質そのものではなく、コードを介して間接的にしか接触できない人間的な営みだと思います。

 

 しかし、一度単位を定位させてしまうと、それを仮に作り出したことを忘れて、ある連関系が一世界として成立するんですね。

 

 そして、その連関系はその内部やその相似形でしか成立しないのにも関わらず、それが成立したという事実が突然飛躍して全体の事実になってしまう。


 ここには何重もの誤認と欺瞞があると思います。


 これらを人間的に理解するのはアリなんでしょうけれど、誤認であるということも含めて摂取しなければならない、と私は考えています。



 話が飛んだように思うかもしれませんが、これは人物の捉え方と繋がっています。


 「単位」と「個人」との捉え方が似ているからです。

 

 私の中には、人間というものは世間で言われているような「個人」ではない、という認識があります。


 葛藤を自分ひとりで受け止めて、深刻に悩んでいる人物というのは、私にとっては勘違いヤロウなのです……。


 だから、普通の小説で読者を惹きつけるような人物というものを正面から書くことが出来ないでいます。


 しかし、物語を書く、人を楽しませる、ということを考えた場合には、物語内のルールとして折り合いを付けなければいけない気もしています。



 本当に人間を書くことは出来ないだろうということと、書かれたものは読者に読まれて初めて、そこに作中現実として現れるということをもっと考える必要があるということです。


 私のこだわりは半分で、あとの半分は読者が楽しんでくれるということが大事なのです。


 私一人のこだわりで作品を埋め尽くすことは出来ないと思います。


 読んでくれる人がいることを誠実に受け止めるとそうなります。



 こんなことを言えるほど、書く力を身につけているわけでもないのですが、まあ、それでも色々考えるわけです。


 




 ちなみに四つの話を同時に書き始めたのは

 

 01 軍事的な裏 

 02 ギャグ的に書いて低年齢層の方々にも読めるものにする

 03 政治と恋愛 政治を語ることと 恋愛系で人を集める

 04 哲学と世界設定 パラダイムシフトのきっけを作りたい


 大体の位置づけはこういうものでした。

 これもかなりズレていきました。

 また単純に一つの話を書き続けると自分自身が飽きてしまうというのも理由でした。



 とにかく、だらだら書いてきましたが、ここに来て物語や人物を書いていないことの無理が大きく生じて来たように感じています。


 自分の考えをもう少し緩く改める必要を感じています。


 作品に悩むというより、自分の考え方と衝突して悩むということで、なかなか書けなくなっています。


 自分の狭さというものを感じています。

 

 


最後に

 プロットのようなものはあって、米選挙と漢栄とに決着をつけられたら一部の終わりです。


 二部で西ユーラシアや新連合王国やバラティカン、ドランダの話など。


 またトルトラーと現ドラツの女性首相の関係などを書く予定でした。

 

 過去の科学文明の秘密なども考えていました。



 この作品をちゃんと書き直す日が来ることを私自身は願っています。


 人様に見せないとしても、自分の中で決着は付けなければいけないと思っています。




 まあ、こんな感じです。



 更新頻度が下がるというだけなのですが、こんなこと考えていました。



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