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転生したら蝶でした。  作者: おとのそうくつ
18/43

金銭価値崩壊級ハイパーインフレ

連投です。

 この二週間。

 私はモンスターを殺しまくった。

 ただひたすら、殺しまくった。

 蛙ホイホイも何回もやり、ゴリラを何十匹と殺し、遂には巨猿、テンペストモンキーを5体ほど狩った。

 その成果がこちらだ。

 みよ!

 我が努力の成果を!


 種族・スモールカースキャタピラーLv15

 名前・なし

 HP120/170

 SP100/190

 MP290/340

 速度85

 物理攻撃力170

 魔法攻撃力320(+15)

 物理耐性310

 魔法耐性160

 スキル・闇魔法Lv5禁呪魔法Lv1呪魔法Lv5鑑定Lv6思考加速Lv2高速演算Lv1予測Lv3魔法攻撃力増加(小)Lv3毒耐性Lv1夜目Lv2気配察知Lv3HP自動回復(小)Lv2死属性耐性Lv1苦痛軽減Lv2魔力使用軽減Lv2魅了耐性Lv1

 称号《禁断の食事》同種族を食した者が得る称号

 《天敵殺し》自種族の天敵を殺した者が得る称号

 ・進化

 どうにかLv15、闇魔法・呪魔法をLv5にすることができた。

 やったぜ!

 これで進化できる!

 スモールともこれでお別れだな。

 ステータスが少し減っているがそれは気にしないでほしい。

 さっきまで戦っていて今ようやくLvアップしたところなのだ。

 それはさておき、いざ進化するぞ!

 どうなるのかなぁ?

 これで少しでもいいから強くなれば弱い組から抜け出せるかな?

 いや、そんな楽観しないほうがいいかもしれない。

 とりあえず進化途中に襲われないように木の上に登ろう。

 慣れた動作で木にしがみついてそのまま木の幹で寝転ぶ。

 よし、じゃあ進化!


 私の意識は暗転した。


『スモールカースキャタピラーLv15がカースキャタピラーLv1に進化しました』

『各種ステータスが強化されました』

『進化によりスキル・闇魔法がLv6になりました』

『進化によりスキル・呪魔法がLv6になりました』

『進化によりスキル・鑑定がLv7になりました』

『進化によりスキル・思考加速がLv3になりました』

『進化によりスキル・高速演算がLv2になりました』

『進化によりスキル・高速演算がLv3になりました』

『進化によりスキル・予測がLv4になりました』

『進化によりスキル・予測がLv5になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv4になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv5になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv6になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv7になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv8になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv9になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(小)がLv10になりました』

『魔法攻撃力増加(小)が魔法攻撃力増加(中)Lv1になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(中)がLv2になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(中)がLv3になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(中)がLv4になりました』

『進化によりスキル・魔法攻撃力増加(中)がLv5になりました』

『進化によりスキル・毒耐性がLv2になりました』

『進化によりスキル・毒耐性がLv3になりました』

『進化によりスキル・夜目がLv4になりました』

『進化によりスキル・夜目がLv5になりました』

『進化によりスキル・夜目がLv6になりました』

『進化によりスキル・気配察知がLv4になりました』

『進化によりスキル・気配察知がLv5になりました』

『進化によりスキル・気配察知がLv6になりました』

『進化によりスキル・気配察知がLv7になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv3になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv4になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv5になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv6になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv7になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv8になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv9になりました』

『進化によりスキル・HP自動回復(小)がLv10になりました』

『HP自動回復(小)がHP自動回復(中)Lv1になりました』

『進化によりスキル・死属性耐性がLv2になりました』

『進化によりスキル・苦痛軽減がLv3になりました』

『進化によりスキル・苦痛軽減がLv4になりました』

『進化によりスキル・苦痛軽減がLv5になりました』

『進化によりスキル・魔力使用軽減がLv3になりました』

『進化によりスキル・魔力使用軽減がLv4になりました』

『進化によりスキル・魅了耐性がLv2になりました』





 目が覚めました。

 恒例の白い繭を押しのけて外に出ます。

 いや〜、今回はすごいはずだ。

 何せ寝ている間もずっとスキルがどうちゃらずっと聞こえてたからね。

 スキルの数が前回より増えたって言うのもあるだろうけど

 さあ、いざ鑑定!

 種族・カースキャタピラーLv1

 名前・無し

 HP2040/2040

 SP100/2260

 MP4580/4580

 速度480

 物理攻撃力2040

 魔法攻撃力4360(+250)

 物理耐性3070

 魔法耐性2030

 スキル・闇魔法Lv6禁呪魔法Lv1呪魔法Lv6鑑定Lv7思考加速Lv3高速演算Lv3予測Lv5魔法攻撃力増加(中)Lv5毒耐性Lv3夜目Lv6気配察知Lv7HP自動回復(中)Lv1死属性耐性Lv2苦痛軽減Lv5魔力使用軽減Lv4魅了耐性Lv2

 称号《禁断の食事》同種族を食した者が得る称号

 《天敵殺し》自種族の天敵を殺した者が得る称号



 、、、、、、は???????????

 いや、ちょっと待って。

 一度鑑定をやめよう。

 落ち着いて見よう。

 気が動転して目がおかしくなっているのかもしれない。

 もう一回だ。

 もう一回見るぞ。

 鑑定。


 種族・カースキャタピラーLv1

 名前・無し

 HP2140/2140

 SP100/2260

 MP4580/4580

 速度480

 物理攻撃力2040

 魔法攻撃力4360(+250)

 物理耐性2070

 魔法耐性1530

 スキル・闇魔法Lv6禁呪魔法Lv1呪魔法Lv6鑑定Lv7思考加速Lv3高速演算Lv3予測Lv5魔法攻撃力増加(中)Lv5毒耐性Lv3夜目Lv6気配察知Lv7HP自動回復(中)Lv1死属性耐性Lv2苦痛軽減Lv5魔力使用軽減Lv4魅了耐性Lv2

 称号《禁断の食事》同種族を食した者が得る称号

 《天敵殺し》自種族の天敵を殺した者が得る称号


 はい????

 まって、ステータスがおかしい。

 進化前は全ステータス400もいってなかったよね?

 それが、、、んんん???

 え、うーん。

 まあ、、嬉しい。

 嬉しいんだけど、、、今までの努力全部否定された気分だ。

 スキルLvもめっちゃ上がってる。

 いや、それよりもステータス。

 ステータスがおかしい。

 あ、SP減ってる。

 お腹空いたな。

 とりあえず下に行って昨日殺害したモンスターを食する。

 SPが満タンになるまでが遠い。

 ま、強くなったからいいか。

 まあ速度が比率的に低いけど。

 いや、別に不満はないよ?

 前に比べたら高いし。

 それにしてもステータスがハイパーインフレしすぎでは?

 多分一次大戦後のドイツレベルだと思う。

 確かにフランスとベルギーがルール工業地帯を占領したからドイツでストライキが起きてそれをドイツ政府が補助、結果財政破綻でハイパーインフレに突入って流れだったはず。

 お金が暖炉の薪代わりだったから相当だよね、あれ。

 それに超高額紙幣でお金の価値が下落しお金を使わなくなった国がどっかにあったはず。

 どこだっけ?

 ま、いっか。

 そんな事は置いてスキルの確認をしていかにゃならん。

 先ずは闇魔法だ。

 Lv5で追加されたのは闇黒鎧、Lv6で追加されたのは闇黒槍という魔法だ。

 闇黒鎧は装着することにより、全ステータスが微量上昇と耐性の大上昇する魔法。

 一回で使うMPは100で発動継続時間は1分。

 闇黒槍は闇黒矢の上位交換で単発な分、貫通力と威力が大幅に上昇している。

 消費MPは75。

 そして呪魔法。

 Lv6になり新たに不能の呪いというものが追加された。

 スキルが一時的に使用不可能になる呪いで効果は1分。

 使用MPは200と多めだがその効果は絶大だ。

 他はそんなに変わっていないかなぁ?

 まあパブ系のスキルは(小)から(中)にグレードアップしてるけど効果が増えただけだ。

 さて、死骸を全部食べたけどまだSPは半分以下だ。

 これは蛙ホイホイの出番かな?

 ついでに不能も試してみよう。

 倍以上になった速度で湖に向かっていく。

 早い!

 これが他のモンスターの視点か!

 少し感動する。

 湖まであっという間だった。

 紫蛙を探して湖畔をぐるぐる回る。

 お、いた。

 先ずは不能の検証だな。

 紫蛙に不能の呪いを発動。

 私を見つけた瞬間蛙は鳴き始めるが仲間は集まってこない事は気配察知で確認済み。

 ちょっと鑑定。


 種族・ポイズンフロッグLv5

 HP100/100

 SP60/70

 MP15/15

 速度90

 物理攻撃力85

 魔法攻撃力30

 物理耐性80

 魔法耐性60

 スキル・遊泳Lv3(使用不可)舌撃Lv4(使用不可)毒吐きLv3(使用不可)合唱Lv3(使用不可)


 おお。

 ちゃんと使えなくなってる。

 スキルが使えない事が分かったのか蛙は物理的に襲ってきた。

 闇黒矢を使って蛙を打ち抜く。

 簡単に貫通した。

 ステータスの差が大きく開いたから、今まで一発じゃなかった蛙も今やオーバーキルですらある。

 もう一度蛙を探して不能を使わずに周りの蛙を呼び寄せる。

手当り次第衰弱・強奪・疲労・減速・貧弱をかけまくる。

不能はMP使用軽減があっても出来て50回だから100匹を超える蛙たちには向かない。

呪いで地に伏した蛙たちは頑張って歌を歌おうとしている。

なんか、、かわいそうになってきた。

哀れに見つめていると次々と蛙が死んでいく。

スキルLvが上がったから呪いも強力になってるんだな。

まあこんだけ殺してもLvは上がってないけど。

『称号・《呪蟲》を獲得しました』

おう?

なんか称号を獲得した。

スキルは付いてきていないっぽい。

とりあえずもう一回ステータスを見てみよう。


 種族・カースキャタピラーLv1

 名前・無し

 HP2140/2140

 SP370/2260

 MP4580/4580

 速度480

 物理攻撃力2040

 魔法攻撃力4360(+250)

 物理耐性2070

 魔法耐性1730

 スキル・闇魔法Lv6禁呪魔法Lv1呪魔法Lv6鑑定Lv7思考加速Lv3高速演算Lv3予測Lv5魔法攻撃力増加(中)Lv5毒耐性Lv3夜目Lv6気配察知Lv7HP自動回復(中)Lv1死属性耐性Lv2苦痛軽減Lv5魔力使用軽減Lv4魅了耐性Lv2

 称号《禁断の食事》同種族を食した者が得る称号

   《天敵殺し》自種族の天敵を殺した者が得る称号

   《呪蟲》呪魔法で大量のモンスターを殺した者が得る称号


蛙を食べながらステータスを見る。

やっぱり凄いな。

これなら周辺のモンスターには負けないんじゃね?

いや、油断はダメだ。

ここは異世界だ。

絶対があるわけじゃない。

森の奥に進もう。

そして更に強くなろう。

いずれ、エディノイドになる為に。














最多文字数更新!

ほぼステータス上昇のお知らせだけど、、、、。

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