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巫女の守り人  作者: いなべ たいぞう
1/4

プロローグ

少女は泣いていた



惨状を目の当たりにし、ただただ涙を流し、立ち尽くしていた



まだ年端もいかぬ少女であった



グォォォォォオ



時折何かの咆哮が聞こえる



辺りは酷い有様であった



建物が破壊され、木はなぎ倒され、そこら中で炎が上がっていた



少女の傍らには1人の若い剣士が立っていた



身体中傷だらけであったが、眼光は依然として鋭く、辺りを見回し、警戒していた



しかし、限界は近いらしく、既に手足が震え始めていた



"あれ"がもう一度襲ってくれば、おそらく死んでしまうだろう



自分も、少女も



ああ、もう、限界なのに………



破滅の羽音は徐々に、だが確実に近づいていた………




………………………………………………………………




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