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一流魔法師妹と三流剣士兄  作者: 霧島 アヤト
大会編
29/64

時雨救出編Ⅰ

高層ビルの中に入って、時雨が何階にいるかを確認して、その階へ向かう。


「35階よ!」


「ああ!分かった!それと、階段でいくぞ!」


エレベーターに罠があるかもしれない。それに、魔法を使っている状態なら、こっちの方が早い!


「了解!」


アレクシアと氷雨は猛スピードで、35階に向かった。


35階に着くが、誰もいない。


「時雨!どこだ!」


何もないオフィスに叫ぶ。


「、、、」


返事はない。しかし、膨大な魔力が近づいてくる。

こちらに近づく足音が怖い。


「誰だ!?」


氷雨は、この膨大な魔力に検討があった。


(まさか、樹雨っ!?)


「ソウルロック、解」


(樹雨かっ!?)


氷雨は気付いた。

じわじわと身にしみる魔力が強くなってくる。


(魔力を浴びるだけで、恐怖心が出てくるなんて!?)


アレクシアは、驚いていた。


「ソウルロック、解!」


「雷鳴雷光轟け!〈クラウ・スラスト〉」


(いつでも戦える状態にしてないと!)


「第1、第3、第5ソウルロック、解!」


「仲間に与えられた傷を復讐し、嵐のように太陽を噛み砕け!〈妖刀・虎が雨〉」


「嵐と雨の使者よ!我の体に融合したまえ!〈嵐・雨融合〉」


「我が目に宿りし、先読みの力よ!ここに現れたまえ!〈オッドアイ〉」


氷雨の左目の碧眼が、灼眼に変わる。


「大地の精霊たちよ。森林の守護者よ。顕現せよ。〈フォレストゾーン〉」


(同時に、自然融合と生物融合をするだと!?)


二つの融合を同時に使うことで、魔力が倍増した。さらに相手は木のように足付近からは根のようなものが、腕からは枝のようなものが出てきた。触手のように動くが、幹自体は硬いので、叩かれたりなどすると絶対痛いだろう。


「時雨はどこにいる!?」


氷雨が叫ぶ。相当心配なのだろう。


「私の口からは言えないわ。私に無理やり吐かせてみなさい。」


ここで、氷雨のスイッチが入る。〈秋霖〉を詠唱なしで発動。


「ダメよ!氷雨。そんなんで無駄に魔力を使っちゃ!」


今の氷雨に冷静な感情などない。焦りと心配のためか氷雨には、行動をちゃんとできない。


「喰らえっ!」


雑に剣を振るい相手に一つも当たらず、相手の融合した木に吹き飛ばされる。


「ガハッ!」


氷雨は吐血。その時、


「私が前衛をやるわ。あなたは私が隙を作った時に攻撃をして。あと、援護もね!」


アレクシアは、氷雨の脳をしっかり動かすために自分から前衛をすると言ったのだろう。氷雨がこの間に冷静になれば、戦況は変わるだろう。


「森林の有利な戦況を作りたまえ。〈フュージョンフォレスト〉」


(なんだそれは!?)

周りに森が形成され、オフィスは変わり果てた。

バトルシーンは、やっぱり長くなりますね!

二作目が全然投稿できてなくて、すみません。

人物紹介も書いてみたんで、分からないことがあったら、そこから調べてみてください。

では、また次回!

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