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一流魔法師妹と三流剣士兄  作者: 霧島 アヤト
大会編
25/64

大会編Ⅳ


「...い。おい!伊吹!」


伊吹の意識が覚醒した。


「わっ!」


ゴツン!頭が強く氷雨と当たった。


「あっ!」


氷雨が後ろに下がって壁に当たり、足を痛めたところ、オーバーリアクションして、前に倒れたらしい。


「氷雨!まだそれは早いわよ!」


胸をしっかり握ってしまったようだ。しかし、なんで伊吹は恥ずかしくないのか。疑問が湧く。


「ごっ、ごめん!」


謝っていた。しかし、伊吹から質問が飛んできた。


「負けちゃったんだよね?」


「うん」


「じゃあ、なんで殺されなかったの!?」


爆弾発言が飛んできた。


「殺される!?」


「ええ。観客は、爆発音で聞こえなかったかもしれたいけど、あの子が「私は、この大会で当たった相手を全て殺すつもりでいます。降参するなら今のうちですよ。」と、言ってきたの!」


ノーシードが、よく言うなといつもなら流す話だが、テロもあったし今回は真面目に話をする氷雨。


「あいつらが、この前のテロリストじゃないの?」


「え?テロリスト?何があったの!?」


(やっべ。アレクシアと二人の秘密にして他の人に広めないようにしてたのに!!やらかした!)


「テロ!?どういうこと!?教えて!」


「わかった。落ち着いて聞いてくれ」


「分かったわ」


(伊吹の表情が急に変わる。さっき胸を掴まれたことを忘れたかのように。)


「おととい。俺はテロにあった」


「えっ!?」


(やっぱり驚くようだな。)


「俺が普通じゃないってことは知ってるよね。」


「ええ。そうね。人の胸を普通に揉む人だもんね。」


(覚えたぁあ!)


「そういうことじゃなくてっ!」


「分かってるわよ。6つの魔法を使えるんだもん

ね。」


(よかった。ちゃんと覚えてた。)


「それで、誰が...いや、どこかの学園が俺を殺しにかかってきてるらしい。」


「それなら、多分第五学園ね。準決勝で氷雨と当たる予定だから、そこで絶対に殺されないでね!」


(ちょっと待て、準決勝ってなんかないよな。気のせいか)


あ、それよりこの流れは終わった気がする。


「「イチャイチャしてんじゃねー!」」


「?」


「いや、「?」じゃないでしょうが!てか、お前らもなんでそういう感じに毎回突っ込んでくるわけ?イチャイチャしてねぇよなぁ!」


「キレなくてもいいじゃん。ダーリン。」


「お前はもう喋るなぁー!」


「「ソウルロック、解!」


(ああ、もうやだ。)


「やめろっ!!」


そういうと、今日は何故だか大人しくやめた。なんでだろう。


「それより伊吹、昨日の試合のことを持つと説明してくれ。」


祝1400アクセス突破!ありがとうございます!

明日から一個ずつ投稿していくので、楽しみにしててください!まだまだ大会編は続きます!

では、また次回!


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