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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第四章 サハラ共和国編
93/220

episode:73 目標

前回の続きです。再びシズクVSカズヤ

…彼が、どういう顔をしていたのかは分かりません


 episode:73 目標


「それならば、もし生きることで、それをどうしても殺さないといけなくなったらどうする。」

私達は、いったん距離を取りました。

「殺しません。」

「なに……」

私は、彼に向かってライフルを撃ちます。彼もそれに気付き、避けました。

「私は、殺しません。殺さないでその人の気持ちを理解しようとします。」

「………そんなモノは不可能だ…!!」

…彼が、声を荒げました。それでも構わずに私は続けます。ライフルをしまい私はハルバートを背中に戻すと、ナイフを持って相手を追撃します。

「貴方の言うとおり、今は不可能です…ですが、私は、自分の目標の思い出したんです!!」

貴方が、今度はライフルを持って私に向かって撃ちます。私は、機体が傷つくのは分かっていましたが、それでもカズヤさん……いえ、カズヤに向かってナイフを斬りつけます。

「ならば、その目標とはなんだ!!」

彼の機体を掠り、私は至近距離でライフルを撃ちます。……私は、

  「強くなって、自分の覚悟を通すこと!生きることも守ることもどちらも私が取りたいものだから!!」

カズヤの機体が、よろけましたが直ぐに体勢を立て直し、棍棒が、コクピットを狙いました。私はナイフで咄嗟に庇いました。そして、再び距離を取りハルバートを手に持ちます。


「どちらも取りたい!!だから!!私は、強くなるんです!!」


そして、私はカズヤに向かって再び斬りかかりにいきました。…カズヤも庇いますが、私が予想とは違う、動きに対応できずにまともに機体にくらいました……。勢いをつけて飛んでいきますが、足が地面に付いていたため、後ずさるだけでした。


 …やっぱりこの人は強い。…

私は、気を抜かずに彼を見ました…

前に紅条様の話を出したのは、この為です。

そして、シズク。一本とりました。

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