表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第一部 それは、始まり 第一章 プロローグ
8/220

episode:7 仲間達と絆

遂に、彼らが出て来ますよ。

…これは、どういうことなんだろう?


 episode:7 仲間達と絆


私は目を瞑りながら、衝撃に備えたが次の瞬間それがこないことを知った。

七つの機体の内、一つが銃の音と共に撃ち抜かれたからだ。

「ぐわっ!?被弾した?!一体どこから…?!」

「接近確認!数は…二つ?!」

「気をつけろ!!な…上から?!クソッ!」

さっきまでとは明らかに違う、余裕のない敵の動揺した声に私とリチャード君は顔を見合わせた。

そして、私達はその二つを見た。


 一つ目の黄色い機体で頭が円いフォルムで眼が白く胴体が黒い機体と比べると一回り大きくがっしりしていて、大きなサーベルのような剣を持ち、敵を斬り伏せていた。 

 二つ目の赤い機体は人の形ではなく、戦闘機と呼ばれる形状になり、全体的に三角のような形で敵を撹乱しつつ三角になっている間からバルカンを撃っていた。 


「シズク、リチャード無事か?」

…この声は…

「二人とも怪我してない~!?」

…まさか…

「「アルさん!!レティさん!!」」


    …助けに来てくれたんだ…

私はまた、別の意味で泣きそうだったが何とか堪えられた。

「チッ…邪魔しやがって…」

ルエストが忌々しく言った。七つあった機体が二人によって次々と倒されていく。アルさんを攻撃しようとするとレティさんがレティさんを攻撃しようとするとアルさんがカバーしている。さっきの被弾した機体がナイフでアルさんに斬りかかるがそれを見つけたレティさんがバルカンを放ち、その隙にアルさんがトドメを刺す。アルさんに斬られた機体がレティさん向かうが、レティさんは泳ぐように交わし、ほぼゼロ距離でバルカンを放って撃墜する。そして、


 いつの間にかルエストだけになっていった。

「さ~て~うちの可愛い可愛い子供達に手を出して、ただで済むと思ってんじゃないわよ。」

前半は可愛く言って、後半はドスの利いた声で言った。

「どこに子供達を連れて行ったかはいて貰おうか。

冷静なアルさんまでも怒りを滲ませていた。

「はっ…誰が…教えるかよ!!」

「シズク!!」

ルエストの機体の手が私に向かう…だけどその時、


 ー…タァーーーン…ー


「な…この距離で命中された…?!嘘だろ!?」

ルエストの伸ばした腕のみ、被弾した。私は間一髪で難を逃れたらしい。


「よう…随分派手にやってくれたじゃねぇか。なぁ?主導者さんよぉ?」


そこにいたのは、今まで気がつかなかったのが不思議なくらいな、朝日に登る色と同じ燈色をした、眼の色は緑色の全体的にスマートであるが頭は少し逆三角形のような尖った感じのした、三体目の機体。よく見るとマントのような藍色の布を纏っていた。そしてこの声は私がよく知っている、お兄さんみたいな、優しい…

「クラウスさん!!」

私は思わず、彼の名を叫んでいた。

やっぱり王道はいいですよね!!…なんか、クラウスさんが相手役みたいな感じに…彼女にとっては兄みたいな存在ですので!恋愛になりませんよ?では次回!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ