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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第四章 サハラ共和国編
76/220

episode:56 戦闘開始

前回の続きです。VSオルコット

…私は体勢を立て直しました。


 episode:56 戦闘開始 


私は直ぐにハルバートを構え直し、近くにいるブラウ君に通信で告げました。

「ブラウ君!ルラさんを安全な場所に!!」

「……了解した…」

ブラウ君は、ルラさんを安全な場所に連れて行ってくれたようです。…私は、相手を見据え…そして、


一気に間合いを詰めました!


相手もそれに反応し、蛇腹剣を振りかざしますが、私はハルバートで前を庇ったまま、相手に向かいそのまま右に持っているハルバートで相手を斬りつけるように回しました。

相手も直ぐに避けましたが、私は構わずにハルバートをまた相手に叩きつけるように振り上げると、相手は、蛇腹剣で受け止め、私達はハルバートと蛇腹剣の力の押し合いを始めました。

「ほぅ…なかなかやるな。あんた。」

「……あなた方は…何の目的で…」

相手が私に話掛けてきました。私が答えると、相手は驚いていました。

「子供…!?…しかも女の子か…!」

「だったら…何だと言うんですか…?」

…戦っている相手が、子供だと言うことに驚かれていました。そして、

「……嬢ちゃん、年は幾つだ…」

「今年…12歳になった…ばかりです…!!」

オルコットは何故聞いたのか分かりませんが、忌々しそうに舌打ちをしました。

「ちっ…政府どもが…こんな子供まで…しかも年齢を下げてきやがったか…」

オルコットは、一気に勢いを付けて、押し返してきたため、私は態勢を少し崩しました。そしてまたハルバートを構え直しました。オルコットは、蛇腹剣は構えたまま、私に言いました。

「……嬢ちゃん、悪いことは言わん。君みたいな子供が政府の狗になる必要はない。……大人しく、こちらに来な。」

…私は、オルコットの言っている意味が良く分かりませんでした…。彼は、私に投降しろと言っているのでしょうか?私は、

「どういう事ですか…」

「そのままの意味だ。こっちに来い。」

…この人は、敵ですよね。なのに、何故先程から私を誘っているのでしょうか。…その時、ミレーヌさんがオルコットにスナイパーライフルを向けて発砲し、オルコットが避ける前にナイフを投げつけて私を庇いました。オルコットは避けました。…どうやら、あちらは決着が着いたみたいでした。ミレーヌさんが、オルコットに向かって冷徹に言いました。

「……何、人の可愛い仲間を勧誘してるのよ。許可なく勧誘しないでくれる?」

オルコットは状況を見てからそれを聞くと撤退しました。…私は、オルコットの言葉の意味を、考えていました。

こうして、砂漠での初めての戦闘は終わりを告げました。

最後にミレーヌさんが来たのは、私が活躍させたかったからという単純なものです。勿論、これからも活躍させたいです。はい。…オルコットについては、謎が残りました。それでは次回

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