表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第一部 それは、始まり 第一章 プロローグ
7/220

episode:6 逃亡劇の結果

まだまだ走り続けている二人。ゴールの先は?

…逃げる逃げる…私達はどこまでも…


 episode:6 逃亡劇の結果


私達はお互い黙ったままだった…。教官達のいる海辺まではもうすぐ着くというのに、喜びはなく重たい空気のまま、リチャード君に担がれたままだった。

 さっきまで、ユエちゃんとジョン君がいたのに、いなくなってしまった…。 

私は堪えきれずに歯を食いしばったまま涙を流した。

リチャード君もさっきからずっと何も言わずに走っていた。


 ー…どれくらいたったのだろうか?そろそろ着く頃だが、油断はしない。もう…ー


そして海辺に着き、リチャード君に降ろして貰ったその直後!!


「見~つけた。探したぜ~?少年少女~?」


私達はその声をする方を見た。そしてやはり、あの鋼の死神だった。私はさっきのこともあり自分にしては有り得ないぐらいの怒鳴り声をあげた。

「ユエちゃんや…ジョン君…皆をどこにやったの?!!答えて!!」

私は、恐怖よりも怒りが勝ち感情任せに怒鳴った。

「そ~だな~?お嬢ちゃんが着いてきてくれれば分かるんじゃないか~?ハハハハッ!!」

なんとなくだけど、真面目に答えて貰えないのは分かってた。けど腹立たしい。

「まぁ、此処にいるガキ共は捕まえられたからな。後は多分お前さん等だけだぜ?」

そう言うと手を伸ばしてきたため、私は腰についている手榴弾の栓を口で抜き、目の前の敵に投げつけた。そして、爆発が起こり、私はリチャード君の手を取り、森の中へ連れて行こうと引っ張った。

「リチャード君!逃げて!」

リチャード君のは少し呆然としていたが、ハッとして私について行くように走ってくれた。

そして、もう一度森の中に逃げたが、


ー…相手の方が一枚上手であった。…ー


気がつくと、私達はルエストを含む、七体の機体に囲まれていた。

「さて、遊びはもういいか。…其処のガキ共二人、捕まえろ。」


 私は目をつぶり、抵抗を止めた


ー… もう、これ以上逃げられない事が分かり、リチャード君も私も抵抗も出来ずに捕まえられるのを待った …ー

そして先回りしていたルエスト。二人は果たして捕まえられるのでしょうか?次回!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ