episode:012 海の歌声
前半、じれったい。後半、緊迫。なブラウ視点その3
…そしてその日は二人で甲板にいた。
episode:012 海の歌声
俺は、シズクとちょうど甲板にいたため暫く海を見ていると、聞いた事のない歌を歌っていた、シズクの声が聞こえてきた。
ー…この歌は……ー
声をかけようとしたが暫く聞いていた。……とても優しい歌声だった。シズクが歌い終わるのを見計らい、声を掛けるとシズクは今までいたのにも歌い終わるのを見計らい声を掛けると今までいたのにも関わらず、驚いた顔した。……自分が先程まで忘れられていた事に何故か不満に思ったのはどうしてだろうか。シズクは歌について俺に話すと海に向かって
ー…一瞬、とても悲しそうな顔をしていた。…ー
俺は何となく、頭を撫でるとシズクは驚いた顔をしたがそのまま話を続けた。なんとなくだが、この歌の続きが気になったが、彼女は知らないと言ったためそうかとしか話せなかった。ずっと頭を撫でていたいと思いながらも、…その気持ちに無視をしていて…シズクの手を引っ張って戻ろうとした。……少しシズクの手が力が入っていたが、俺はそのままいこうとすると……警報が鳴り響き、俺達が直ぐ近くまでいたために急遽二人だけで交戦を余儀なくされた。……少し怒りを覚えたのは気のせいだ。
そして、向こうも二機で遭ったため俺達は機体に乗りながら今、自分達が不利であることを悟った。何せ向こうは船に乗りながら射撃をしているか此方は船の上という限られた場所で戦っている。俺のライフルランサーも、シズクのライフルも弾数が心配になってくる。…しかも後ろから近距離まで出ててきて襲ってくる始末である。
…ウィング・モジュールがあれば良かったがあれも所詮人が乗らなければ動かせないからな…
俺が考えながら、打ち込むとシズクから通信が入った。何でも作戦を思いついたため、俺に協力をして欲しいとのことだった。…シズクの作戦を聞いた…。
と言うわけで、だんだん近づいていますがまだまだと言うことです。それではまた。




