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乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第一部 それは、始まり 第一章 プロローグ
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episode:5 狙われた子供達

前回も書いたように主人公達大ピンチです。

…まるでそれは狩人と獲物のように思えた。


 episode:5 狙われた子供達


私達はそれを聞いた瞬間、直ぐに駆け出した。良く周りを見てみると、ルエスト以外にも五~六体の同じ形の機体が無人島に集まっていた。そして中には既に捕まってしまった、私よりも年が少し上の子が何人か見られた。私は恐さからいつの間にか泣きながら走った。

 捕まったら何をされるか分からない!速く…速く逃げなきゃ!!

私達は一緒に逃げた。不思議な事にルエストは追いかけて来なかったが気にしている暇はなかった。


私は子供の中でも一番年下であると言うのをクラウスさんが教えてくれた。今までは14歳ぐらいの子が最年少だったが私が来てからは私が最年少だということらしい。

 何故かふと思い出していた。自分自身を落ち着けるために。そんな事を考えていたら、 

「クソッ!離せ!離しやがれ!」

「やめて!離してよ!」

「僕に近づくなぁぁぁ!うわぁぁ!!」

「ヤダ!イヤァァァ!!」

……次々と今までの仲間達が捕まる悲鳴が聞こえてくるのを聞きながら自分達がただ逃げることしかできない無力差を味わった。

 そして、教官達がいる海辺にもうすぐたどり着ける所で私達は安心してしまった。

 それはやってはいけない油断だった。

「危ない!!シズク!!」

思いっきり背中を押され、受け身をとれず倒れてしまい、その方向を見ると…ー


  ユエちゃんとジョン君が私とリチャード君を庇って捕まっていた。


「ユエちゃん!」

私は反射的にユエちゃんに近付こうとしたが、リチャード君に止められてしまった。

「リチャード君離して!ユエちゃん!ジョン君!」

私は手を伸ばそうと手を出そうとしたが…

「来るな!」

ジョン君の、怒鳴り声が聞こえ思わず固まった。その後にジョン君はこう言った。

「良いか。ユエや俺に構わず逃げろ!!」

「リチャード!シズクを連れて速く!!」

私は二人が何を言っているのか分からなかった。まるで知らない言葉を言っている感覚だった。リチャード君は頷くと私を担ぎ上げ、そのまま走った。

「リチャード君降ろして!!ヤダッ!ユエちゃん!ジョン君!」

ユエちゃんは捕まったままいつもと変わらない笑顔を浮かべ、


 ー… シズク、元気でね。ちゃんとリチャードと逃げ切ってね …ー


そして私は二人の姿が見えなくなるまで見続けた…

リチャード君を睨みつけるように見れば、彼もまた、私と同じで泣きそうな顔をしながら歯を食いしばり、前だけを走り続けていた…。私はその顔を見ると睨みつけたことを後悔しながら、ユエちゃんとジョン君に何度も何度も謝った。


 ー… ごめんなさい…ごめんなさい…ユエちゃん…ジョン君… …ー

ユエちゃんとジョン君が敵に捕まってしまいました…。だけどまだ、二人には危機が迫っています。では次回!

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