表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
乙ゲーと思ったらロボアニメでした。  作者: 小宮 海
第一部 それは、始まり 第一章 プロローグ
5/220

episode:4 『無国籍』と反政府組織

今回は説明回です。『無国籍』について分かります。

…彼らはまるで闇の化身のようだった。


 episode:4  『無国籍』と反政府組織


…あれは一体何だろう…まるで…あれではまるで…!!

「…死神…」

私が口にすると、私の声が聞こえたのかその鋼の死神は私達を嗤いながら…違う…鋼の死神の中にいる人が言った…。

「誰だ?俺を死神呼ばわりしたのは?あまりにも的確すぎて笑っちまうぜ!!ハハハハッ!!」

…そう言うと手当たり次第に鎌を振り上げながら森の木々を斬り、引っこ抜き、蹴り上げるなど正気とは思えない、狂った行動をした。

呆然としている中、リチャード君がこう言った。


 ー…ヤツらこそ、俺達が倒すべき敵であり、あの男は…ー


「…反政府組織シュバルツ・レイヴンの主導者、 ルエスト・シュバルツ…」

リチャード君は説明をするとそのまま口を閉ざした。反政府組織…。


 私達『無国籍』が世界のために戦う上で、倒さなくてはいけない世界の敵だ…。 


私達『無国籍』は世界のために戦う代わりに、ある程度の支援を受けている。例えば今ある武器やテント、無人島で無い食事は世界中から支援を受けている。この無人島も世界の私有地だ。そして『無国籍』になるのは子供でありながら重い罪を背負っていたり、世間から爪弾きにされ白い眼で見られる人などの所謂、訳ありの人達ばかりと言うことだ。


 反対に反政府組織とは、その名の通り世界を敵に回しテロ活動や要人を暗殺、または無関係の人達を危険にさらす、危険な集団だ。


 なら、何故『無国籍』が必要なのか。簡単だ、反政府組織には国によっては最も権力が強いもの、裏で牛耳っているものが積極的に自分達の私利私欲の為に他国を脅かすからだ。そうなってくると最悪戦争になりかねないために、私達『無国籍』が必要になってくる。つまり、その名の通り国籍が抹消されているために他国同士がいがみ合わずに済むと言うことである。だが、勿論それが面白くないものもいるわけである。国土や領地が欲しい国も有るわけである。そのために襲撃を仕掛けられた『無国籍』の部隊もいるとのことだ。そして私達は何も一つだけ無人島が用意されているわけでないが、こうして、


 そう、今みたいに無人島を襲撃される例もある


私はそれを今になって思い出したことに自分自身に腹が立った…。その後、ユエちゃんからの話ではシュバルツ・レイヴンは大きな犯罪組織でありながら表から巧妙に自分達を隠しているため、私が知らないのは無理はなく、自分達はシズクよりも早くいたため、他の人から今みたいに聞いたと教えてくれた。そして気が済んだのかルエストは高らかにこう宣言した。


「少年少女の諸君!!こんなチンケな無人島よりも我々と共に新たなる世界を造ろうではないか!!今なら素直に着いてくるのであれば手厚く歓迎しよう!だが…断るのであれば…」


   ー…少々手荒く歓迎しよう!!…ー


そう、宣言した鋼の死神 ールエスト・シュバルツー は見えないはずなのに邪悪な笑みを浮かべている気がした…。

次回、主人公達大ピンチです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ