episode:32 そして、
今回、残酷描写が最後にあります。
…私は、前を見据えました
episode:32 そして、
次にその方が船を操縦していた人を殴り、そのまま敵のいる船に向かいました。ここからが、私にとっての本番です…
もう一つの船が私に近づき、仲間の方が戦艦に乗って来ました。そして、アックスで私を斬ろうとして私は持っていたライフルで受け止めました。
相手も私も力比べを始めました。相手が一旦離れると私はライフルを相手の足下に撃ち、相手のバランスを崩した所でハルバートを取り出しました。相手は直ぐに反応をし、片手でアックスで受け止めました。相手がアックスを両手で持った瞬間、私を押し、そのままアックスを横に振り払いました。今度は私が逆の立場になり、ハルバートで庇います。
一対一の、戦艦という限られた場所での戦い…。
相手が通信で私に言いました。
「この政府の狗が!我々の元に何故つかん!!変化を嫌い、人を堕落させる世界など…!」
私はそれを聞くと、静かに言いました。オープン通信で…
「あなた方がそういう理由がある事は今存じましたですが…」
私はいつの間にか相手を押していました。
「……私の大切な人達にあなた方が害すると言うのなら…私は…」
立ち上がり、相手と交差する形になりました。
「………私は、貴方を殺すことを厭わない………」
そして私は相手を切り払い、アックスを持ちながら未だに向かってくる、機体に向かって……
コクピットごと、ハルバートを奮った…。そして彼の最後の言葉をしっかり聞いた。
「くそ…こんな所で…うわぁぁぁぁ!!!」
そして彼はそのまま何も言わずに、彼の機体はところどころボロボロになっており、そして
潰された、コクピットがそこにあり私のハルバートに……赤い液体が、着いていました……。
夜が明け、朝日が出てきましたが…私の心はどこか夜のままでした…
今回の話はシズクが乗り越えなければならない壁であり、シズクが戦う上でも必ず起こることでした。まだ12歳のシズクにとって過酷ですが、彼女にはまだ、これからも試練が待っています。
それでは。




