episode:30 闇夜の来訪者
夜の奇襲、鉄板ですね。
…こんな夜に奇襲なんて…
episode:30 闇夜の来訪者
私達は、甲板の近くにいたため直ぐに自身の機体に乗り込んだ。…幸いにも私達はまだ服を着ていたため頭に通信の為のマイクを着けて機体に搭乗した。
……言い忘れていましたが、私達が今着ている服は支給された青いジャケットと藍色のスカート。ブラウさんは紺色のズボンを履いています。
ー…つまりそのまま乗って戦います。この服は防護服でもあり、機能性を重視、直ぐに緊急時にも対応出来るようになっているためにそうしたと。…ー
とにかく私は頭を守るためにシートに耐衝撃のクッションを着けて雪桜を発進させました。ヴァッサーも同じく発進し、私達二人は船の上で敵の動きを警戒しました。
今、私が持っているのはハルバートではなくハルバートは雪桜の背中についたままであり、普通のライフルでブラウさんは槍からあの時のようにアサルトにして、注意深く当たりを見回しました。
……瞬間
いきなり敵が弾丸を撃ち込んできましたが、私はライフルで撃ち返しました。
次にはなんと、機体が一体乗れるほどの船に機体を乗せて戦艦に突っ込んできました。即座にヴァッサーが対処しますが、船に人が乗っているのか直ぐに交わされ、今度は二機目が来ました。私は彼が近接戦闘用の機体、さっき来たのが遠距離用の機体だと分かりました。そしてライフルで撃ちますが、やはり避けられてしまい私達は苦戦しました。撃っては避けられ、撃っては避けられの繰り返し…私達はライフルの残弾が気になりました…。ほかの機体は船の関係、そして今の状況で出れないとのこと…。
……万事休すとは、この事何ですね。
…私達は今、ピンチです…。
シズクさん、二度目の戦闘。




